実子虐待の父に懲役8年 千葉地裁「卑劣極まりない」千葉市内の自宅で当時18歳の長女ら実子4人に性的虐待や暴行を加えたとして傷害や強制わいせつなどの罪に問われた無職秋山肇被告(47)に、千葉地裁は17日、懲役8年(求刑懲役10年)の判決を言い渡した。 彦坂孝孔裁判長は判決理由で、性的虐待について「嫌がる娘らの人格や意思を全く顧みない卑劣極まりない行為」と指摘。暴行については「金属バットで殴るなど、粗暴で危険性が高く悪質だ」と述べた。 判決によると、秋山被告は子ども4人と5人暮らし。今年2月、自宅で長女や当時10歳の次女に性的虐待を加えたほか、次女や当時11歳の次男、当時7歳の三男の頭や腹を金属バットなどで殴り、重軽傷を負わせるなどした。 長女への性的虐待は小学生のころから繰り返しており、ほかの子どもらにも度々、暴行していたという。
【共同通信】
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