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北朝鮮、新基地で長距離ミサイルのエンジン燃焼実験

  • 2008年09月16日 15:24 発信地:ソウル/韓国
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韓国ソウル(Seoul)の戦争記念館(Korea War Memorial Museum)に展示された北朝鮮の中距離ミサイル、スカッド-B(2006年10月5日撮影、資料写真)。(c)AFP/JUNG YEON-JE

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【9月16日 AFP】韓国の朝鮮日報(Chosun Ilbo)紙は16日、韓国の複数の情報当局者の話として、北朝鮮が今年に入り平安北道(North Phyongan Province)東倉里(Tongchang-ri)に建設中のミサイル発射場でエンジンの燃焼実験を行っていたと報じた。 

 長距離弾道ミサイル「テポドン2号(Taepodong 2)」(射程距離6700キロ)用のエンジンだったとみられる。米国の偵察衛星KH-12が探知したという。

 北朝鮮は東倉里のほか、北東沿岸部の咸鏡北道(North Hamgyong Province)舞水端里(Musudan-ri)にもミサイル発射場を持っている。1998年にここで発射試験が行われた「テポドン1号」は日本上空を横断した。また、2006年7月には「テポドン2号」の発射試験もここで行われたが失敗に終わった。北朝鮮は2006年の失敗の後、エンジン燃焼実験を重ねてきたとみられる。

 朝鮮日報は、東倉里での工事は数年前から行われており、来年にも完了する見込みだと報じている。

 この件について韓国の国防省や国家情報院(National Intelligence Service )はコメントしていない。(c)AFP

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