米卸売加工会社「三笠フーズ」(大阪市北区)が、汚染された工業用の「事故米」を食用と偽り転売していた問題で、岡山市内の卸売業者2社が汚染米が混入した疑いのあるもち米粉を仕入れ、同市や倉敷市など岡山県内7市2町の菓子製造業者16社に販売していたことが16日、県や中国四国農政局などの合同調査で分かった。検査では農薬「メタミドホス」は検出されなかった。