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2008年9月16日(火) 19:25 |
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汚染米、岡山県内でも流通
農薬などが残った米、いわゆる汚染米が岡山県内でも流通していたことが明らかになりました。多くが商品として販売されていますが、今のところ健康被害の報告はありません。
岡山県が農林水産省から情報を得て調査し、明らかになったものです。 汚染米は三笠フーズから販売された後、5回も仲介業者などを転売され、2007年11月から12月にかけ兵庫県の加工業者から岡山県内の菓子原料販売業者2社に渡りました。 県内に入った量は、汚染米が5〜10%混ざった米を餅粉に加工したものが1140キロ、寒梅粉に加工したものが20キロでした。 これらは県内の菓子製造業者16ヶ所に販売され、多くは今年春ごろまでに大福や干菓子などに加工され、消費者に販売されていました。 販売業者2社と菓子を製造した16ヶ所は、いずれも汚染米の混入を知らされていなかったということです。 岡山県は使い残されていた寒梅粉などを調べましたが、農薬は検出されませんでした。 今のところ健康被害の報告は入っていません。
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