大野病院事件の加藤医師 民間病院で復職へ福島県立大野病院事件で無罪が確定した加藤克彦医師(41)が近く県病院局を退職し、10月中旬から民間の会津中央病院(会津若松市)産婦人科に勤務する見通しになった。弁護団が16日明らかにした。加藤医師は弁護団を通じて「微力ですが、産婦人科医として地域医療のために頑張っていく所存です」とのコメントを発表した。 会津中央病院は930床の総合病院。同病院によると、病院が手掛けている子宮筋腫の最新治療法に加藤医師が関心を持っており、恩師の佐藤章福島県立医大教授を通じて勤務の申し出があったという。同病院は「詳しい勤務形態などは未定」と話している。 加藤医師は起訴後に県病院局を休職となったが、無罪確定に伴い、4日付で復職扱いとなっている。
2008年09月17日水曜日
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