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台風13号、沖縄・奄美地方から九州南部にかけ非常に激しい雨=気象庁

台風13号、沖縄・奄美地方から九州南部にかけ非常に激しい雨=気象庁
台風13号の経路図。気象庁HPより
【PJ 2008年09月17日】− 気象庁予報部の17日午前5時15分発表によると、台風13号は18日にかけて沖縄、奄美地方に接近しながら北東へ進む見込みだ。17日は沖縄、奄美地方から九州南部にかけて非常に激しい雨が降る所があるだろう。同庁では土砂災害や浸水害、河川の増水、強風、高波などに警戒、注意を呼びかけている。

 台風13号は17日午前3時には宮古島の北約270キロの海上にあって、1時間におよそ15キロの速さで東へ進んでいる。中心の気圧は992ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルで、中心の南東側280キロ以内と北西側170キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いている。

 台風は、徐々に発達しながら、17日は沖縄の西海上を次第に北東に進み、18日は奄美諸島の西海上を北東へ進んで、夜には九州南部に近づく見込みだ。

大雨
 台風の東側から南側には、広い範囲に雨雲があり、所々発達している。また九州南部には、日本の南からのびる前線が停滞している。沖縄地方では18日明け方にかけて、奄美地方、九州南部では、18日にかけて、1時間に30ミリから50ミリ前後の非常に激しい雨が降る所があるだろう。

 18日午前6時までの24時間に予想される雨量はいずれも多い所で、沖縄地方、奄美地方、九州南部で150ミリの見込みだ。土砂災害、浸水害、河川の増水、落雷、突風などに警戒、注意が必要。

強風、高波
 沖縄本島地方では、風速15メートル以上の強風域に入っている。17日は、奄美地方の一部も強風域に入る見込みだ。また、沖縄地方の一部では、うねりを伴って、波の高さが4メートルを超えるしけとなっている。沖縄地方では18日にかけて、波の高さが4−5メートルで、しけるだろう。九州南部・奄美地方でも17日は次第にしけ、18日には波の高さ6メートルの大しけとなる所があるもよう。強風、高波に警戒、注意が必要だ。

高潮
 沖縄地方では、17日朝と夜のはじめごろは高潮のおそれがある。海岸や河口付近の低地での浸水などに注意が必要だ。【了】

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※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト PJニュース編集部【 東京都 】
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