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パトカーに過失 バイク男性に2000万円賠償
広島市南区で平成17年、パトカーと交通違反のバイクが衝突、男性会社員(28)が重傷を負った事故で、広島県警は16日、パトカーの警官(30)に過失があったとして約2000万円を賠償することを明らかにした。
県警監察官室によると、17年11月15日未明、当時広島南署の巡査長だった警官は、交通違反をして別のパトカーに追われて前方から逃走してくる会社員のバイクに停止を求めようと、パトカーの赤色灯を点灯して対向車線を逆走。
センターライン付近で停止したパトカーとバイクが正面衝突し、会社員は左足を骨折した。
県警は「事故に発展する予見可能性や注意に欠け、多大な過失が認められる」としている。