日本、ガソリン税は欧州の半分 二酸化炭素1トン当たり環境省は16日、環境税導入の課題を検討する同省の専門委員会に、ガソリンに掛かっている税金を二酸化炭素(CO2)排出量1トン当たりに換算すると、日本は2万4052円で欧州主要国の半額程度にとどまっているとのデータを示した。 同省はオランダなど欧州6カ国について、CO2排出量1トン当たりの課税額を試算。ガソリンではオランダが最も高く4万7780円、最も低いデンマークも3万8651円で、日本はその50-62%だった。 日本の課税額は軽油でも32-58%、石炭や天然ガスでは最高のデンマークに比べ2%未満などと安さが目立った。 政府はガソリン税などの道路特定財源を来年度から一般財源化する方針。この日の専門委では、委員から試算結果について「一般財源化に際し(環境税導入を)納税者に理解してもらうための根拠になり得る」などの意見が出た。
【共同通信】
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