16日の東京株式市場で、日経平均株価は大幅反落。終値は前週末比605円4銭(4.95%)安の1万1609円72銭と3月17日以来、5カ月ぶりに年初来安値を更新。2005年7月以来、約3年2カ月ぶりの安値水準となった。米証券大手リーマン・ブラザーズの経営破綻やアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)の信用格付けの引き下げなど米国発の金融システム不安が嫌気。世界的な景気減速懸念やドル安・円高による輸出関連への影響も警戒され、金融や国際優良など幅広い銘柄が下落した。
東証1部の売買代金は概算で2兆6050億円(速報ベース)だった。〔NQN〕
(15:08)