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在院・外来患者、稼働率すべて減少―病院報告(3月末)

 今年3月末現在での全国の病院の一日当たりの在院患者数が、「精神病床」「療養病床」などすべての病床区分で減少したほか、外来患者数、ベッド稼働率(月末病床利用率)も減少したことが厚生労働省のまとめで分かった。

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 全国の医療機関の管理者から毎月提出される報告を集計した厚労省の「病院報告」(3月分概数)によると、一日当たりの平均患者数(在院患者数)の総数は134万4015人で、前月(136万1567人)から1万7552人減少した。

 これらを病床区分別に見ると、病院の「精神病床」は前月から778人減少して31万5774人、「結核病床」3731人(32人減)、「療養病床」31万2763人(924人減)、「一般病床」71万1695人(1万5820人減)、「介護療養病床」9万4037人(536人減)だった。

 一日当たりの外来患者数も減少し、前月(147万2610人)から3万2334人減の144万276人となった。
 診療所でも減少傾向にあり、「療養病床」は1万3647人(333人減)で、「介護療養病床」は5215人(125人減)。

 一方、病院の「月末病床利用率」は、前月の83.5%から2.9ポイント減少して80.6%。病院はすべての病床区分で減少、診療所も減少した。

 ただ、病院の「平均在院日数」はわずかに増加し、前月から0.1日増の34.2日だった。診療所は、「療養病床」(103.5日)で減少、「介護療養病床」(106.1日)は増加した。

 詳しくは、厚労省のホームページで。
 http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/byouin/m08/03.html


更新:2008/09/16 11:45   キャリアブレイン


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