毒物ドリンク?

濃い系毒物ドリンカーのDoXさんに献上しようと思って、朝からえらいもんを飲んでしまいました。

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マン○味で、ナマチチ60%!

感想:めっちゃウマ!!

さすがは小岩井!って感じです。
土地乙女トチオトメ味もあるそうです。

はまりそう。濃いミルク。^^

【edit】 [ 2008/09/16 11:35 ] 雑感 | TB(0) | CM(0)

性暴力被害の告白

強姦の裁判で、原告が傍聴席から見えないように「衝立」を立ててください、という署名活動をしていたのは、10年ほど前のこと。少しずつ採用されているようではあるのだけれど、興味本位の傍聴席からの目線から、被害者を守るこの取り組みは大切なことだと思う。


今、支援している裁判の供述書を書いているのだが、裁判というのは自ら傷に塩を塗り込む作業に近いな、と、原告側の証人である私は思う。だからこそ、強姦されても「犬に噛まれたと思え」と泣き寝入りさせられてきたのだろう。確かに、相当の精神力と、怒りがなければ、裁判は無理だ。

私が関わっているケースは強姦ではないのだけれど、性被害を含むものなので、供述書を書いているだけで、とてもつらくなる。私は直接加害者と接触したことがないので、原告からの伝聞と、原告が受けた被害についてできるだけ正確に記述する、という作業をしているのだけれど、それを本人にチェックしてもらうのがいちばんキツイ。当時の状況をできるだけ正確に再現する文章は、裁判には有利に働くだろうけれど・・・。

過去に支援していたセクハラ裁判では、被告の卑猥な言動について、自ら反復しなければならない原告が、痛々しくて見ていてとてもつらかった。

おそらくは、永遠に封印したいだろう、忘れてしまいたいだろう、屈辱的な被告の言動。
それを自分で、大勢の前で、再現しなければならないのだ。

傍聴席から見る原告の背中は、小刻みに震え、今にも倒れてしまうんじゃないかとハラハラした。

しかし、原告の彼女は、同じ証言を、裁判の過程で何度も何度もさせられてきたのだ。
どれほど辛かっただろう。力を振り絞るように、なるべく感情を喚起しないよう淡々とした棒読みでの供述に、裁判というシステムそのものが作り出している二次被害について考えざるを得なかった。


カウンセリングの現場では、性被害の相談は珍しくない。
時には「何から話していいのかわからない」と、話す前から泣き崩れるクライアントもいる。

そういう時に、こちらから話を促すことはしないので、性被害を告白するまでに何十分も泣いているだけ、ということもある。

そして、ぽつりぽつりと話し始める。
性被害の記憶を思い起こすことが、彼女のこころを、更にえぐり取っているのを、私は目の当たりにすることになる。

それくらい、被害の告白は、過酷なものだ。

一方で、話すことが浄化に繋がるというのも事実。
しかし、それは「安全な場で」というのが前提になる。

「あなたにも落ち度があったのではないの」と言われると、彼女のこころは更に深いダメージを受ける。だから、自らの被害の告白について、とても慎重だ。

カウンセラーの前で何十分も泣き続けることで、そこが「安全な場」なのかどうかを測っているのかもしれない。


被害を告白してからの被害者のこころの変化は、驚くほど似ている。

ほとんどの性被害者が、最初は自分を責めているのだけれど、カウンセリングが進むに従い、相手を糾弾する状態になる。さらに、被害を受けて「私は、どう感じたのか」ということを話せるようになってはじめて、回復が始まるのだ。

つまり、相手を糾弾しているだけ、というのは、傷ついている自分、悲しんでいる自分をまだ受け止められていない段階なんだよね。


注意しなければならないのは、自省の片鱗がなく、相手を激しく糾弾する段階から先に進めない人。こういう人にカウンセリングは不可能。だって、カウンセラーは、目の前の人の変化を支えることしかできないから。

加害者がどんなに酷いかを延々と訴えて、加害者に意見してくれ、加害者を変えてくれ、と言われることもあるが、カウンセラーは、そういう「依存的なアナタ」が、自分を変えたいと思った時にしか、お役に立てないものなのだ。

そこを通り過ぎて、自分と向き合う試練に耐えた人だけが、傷に塩を塗り込むような裁判での告発を、自らのこころの浄化に生かせるのだろう。


この仕事をしていると、何年も何十年もひとりで抱えてきた「秘密」を打ち明けられることが、かなり頻繁にある。最初の告白の相手に選んでもらったことを光栄に思うと同時に、私という全人格が、クライアントと丸裸で対峙させられているような緊張感がある。

目の前のこの人を受け止められるかどうか。
真剣勝負である。

そういう日々を送っているからかもしれないが、勇気を総動員してしか語れないような深刻な被害が矮小化されていることに、私は強い怒りを感じる。

例えば、セクシュアルハラスメントの場合、重篤な被害と「課長〜、それセクハラですよ〜」という程度のものが、同じ「セクハラ」という言葉で一緒くたに語られていることが、問題の深刻さを見えなくしている。「セクハラ、セクハラ」と軽々しく連呼することが、セクシュアルハラスメントの認識を矮小化させ、「その程度のもの」だと、深刻な被害を受けた人たちを更に追い込む結果になっているのだ。

人権侵害にあたるような性被害は、軽々しく反復できるような、生やさしいものではない。


【edit】 [ 2008/09/15 08:09 ] 性暴力 | TB(0) | CM(0)

盗聴器は教委職員が設置

盗聴器 大阪府教委主事が通販で購入、設置 自席で聞く
9月12日21時13分配信 毎日新聞

 大阪府教委高等学校課(大阪市中央区)の机の上から盗聴器が見つかった問題で12日夕、同課に所属する男性指導主事(48)が「自分が仕掛けた」と府教委に申し出た。動機について「同僚職員の会話を聞きたかった」と話している。府教委は詳しい経緯を調べたうえで指導主事の処分を検討する。

 指導主事は、盗聴器が仕掛けられた机を使っている生徒指導グループとは別のグループに所属し、約10メートル離れた場所に自分の机がある。府教委に対し「日ごろから、生活指導グループの男女の職員4人が和気あいあいと仕事をしているので、どんな会話をしているのか知りたかった」と話しているという。

 府教委によると、指導主事は6月上旬に約2万5000円で二またコンセントを偽装した盗聴器を通信販売で購入。同月中旬の夜、周囲に誰もいない時に盗聴器を設置した。受信機を自分の机の引き出しに隠し、8月上旬までの間に勤務時間中も含めて20回程度、それぞれ1〜2分ほどイヤホンを使って盗聴していた。「たわいもない会話なので興味がなくなった」と盗聴をやめた理由を説明。盗聴器を取り外す機会を見つけられないまま、放置していたという。

 生徒指導グループは、府立高校の校長らからの生活・進路に関する相談を担当する部署。

 指導主事は、82年に府の中学教諭、高校教諭を経て00年から指導主事として府教委に勤務。指導主事は「大変なことをしたと思い、耐えられなくなった」と申し出の理由を話しているという。府教委の山崎彰教育監は「内部の人間のことで信頼を失い、誠に遺憾で申し訳ない」と話している。



権力による監視はOKでも、権力の監視はNGという国ですから、府庁内はヤバイですよね。

昨今は居酒屋も盗聴されていて、不適切な会話は摘発されるという噂もありますので、注意が必要ですね。


【edit】 [ 2008/09/13 10:25 ] ニュース | TB(2) | CM(6)

23区を「東京市」に

23区を「東京市」に、東京商工会議所が道州制で提言
9月11日20時39分配信 読売新聞

 東京商工会議所は11日発表した道州制に関する提言で、東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県が一つの州を構成し、東京23区を「東京市」に衣替えして行政権限を強化する必要があると提唱した。

 提言は従来の道州制論議が「経済や人口の規模均衡のみを重視している」と批判。1都3県は実質的に一体的な経済・生活圏のため、都市基盤の整備や環境、防災、治安など広域的な問題に対応するには1つの州となることが望ましいと指摘している。

 東京23区を市に昇格する案は権限強化が狙いだ。市町村税である固定資産税は都が45%を徴収して区の取り分を55%に抑えている。一方で通常は市が担っている消防や上下水道事業を都が行うなど補完関係にある。東京市を実現すれば財政、権限ともより自立した行政組織になるとの見方だ。



商工会議所というところに引っかかり、「州」というのに引っかかり・・・。(^_^;)



ところで、全然話は変わるが、yahoo天気情報の東京都の市区町村の並びって、どういうルールになってるの?

ピクチャ 1

千代田区がいちばんにきてるのは、やんごとないお方が住んでいらっしゃるから?
足立区や荒川区が下の方にばらついてるので、アイウエオ順でもアルファベット順でもないみたいよね。

23区が先に来てるみたいだから、横に並んでいるみたいだけど、八王子市以降の並びもわからんし、いちばん下の行、町と町の間に村が来ているのも解せない。

もしかして、位置?
でも、それなら千代田区は23区の真ん中辺りだったと思うし、皇居を中心に左回りだか右回りだかになってんのやろか?

人口順でも面積順でもなさそうやし、納税額順でもなさそうよね。

おせーて!


【edit】 [ 2008/09/11 21:11 ] ニュース | TB(0) | CM(17)

刑務所も偽装請負

そもそも、刑務所が民間委託ということに無理があるような・・・。

民間と契約の刑務所、9割が「偽装請負」状態
2008年9月10日9時9分 asahi.com

 07年度に民間会社に業務を請け負わせた刑務所や拘置所など全国72の刑事施設のうち、約9割の64施設が請負会社の従業員を直接指揮したり、勤務時間を定めたりしていたことが、朝日新聞社の法務省への情報公開請求でわかった。直接雇用や派遣の契約を結んでいない労働者の労務管理は「偽装請負」にあたり、労働者派遣法などに抵触する。同省は各施設に改善を指導した。

 労働者派遣法は、請負会社の従業員を直接指揮・監督する場合、受け入れ会社は労災防止などの安全管理責任を明確にするため、「派遣契約」を結ぶよう定めている。しかし、64施設は、実態は施設側の指示で働く派遣労働者なのに、労務管理を請負会社に任せねばならない業務請負契約しか結んでおらず、「偽装請負」の状態だった。

 兵庫労働局は昨年12月、業務請負契約で働いていた事務員や管理栄養士を直接指揮し、勤務時間も管理していたとして、労働者派遣法に基づいて神戸刑務所に是正を指導。これを受け、法務省が全国の72刑事施設(刑務所53、拘置所7、少年刑務所8、医療刑務所4)を調査した。

 この結果、07年度、71施設が総務や受刑者の処遇部門で主に人材派遣会社に業務を請け負わせ、510業務で従業員の派遣を受けていた。従業員に直接指示や命令をしていたのは45施設計241業務、勤務時間を定めていたのは59施設計434業務、勤務状況の管理は28施設計245業務に上った。また、60施設では請負会社の業務管理責任者が常駐していなかった。

 このうち刑務所では、53施設のうち47施設で直接指示などが見つかった。

 法務省矯正局は調査結果をもとに今年2月、請負会社側の業務管理責任者を定め、常駐させるように各施設に指示した。管理責任者を通じて、請負会社の従業員に指示を出すという。担当者は「業務請負契約が年々増える中で各施設ともチェックが甘くなっていた」と話している。(宋光祐)



ふと思ったんやけど、「受刑者の処遇部門で主に人材派遣会社に業務を請け負わせ」とあるけどさ、死刑執行を、派遣社員にやらせる、なんてことになったりはしないのかな、、、、、?

派遣社員などの不安定雇用者は、雇い主との間に、正社員より更に大きな力関係が発生するわけだし、「正社員がやりたがらない仕事」が回っていく確率は高いよね。

そこまではしていないとしても、何も専門のトレーニングを受けていない人に、刑務官的に関わられていたとしたら、受刑者もイヤだろうなぁ。

刑務所って、「私たちの社会が作り出した犯罪者」の更生施設、なんよね。少なくとも表向きは。けど、そういう意識が国にあったら、尻ぬぐいを民間にさせるような、民間委託って発想にはそもそもならんのやろなと思ったり。

業務請負契約自体が、雇用者側に益するもの。
「労働者」というカテゴリーで、正社員も不安定雇用と手を繋ぎ、不安定雇用をなくす方向で動いて行かなきゃダメだよね。

ちなみに、私も身分は「パートタイマー」だよ。専門職だけど。

【edit】 [ 2008/09/10 13:00 ] ニュース | TB(0) | CM(2)
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