5月のhideさん追悼公演から4カ月。YOSHIKIが満を持して“攻撃”を再開させた。
会見開始予定時刻の正午から遅れること40分、自らハンドルを握った黒いスーパーカー「ランボルギーニ・ムルシエラゴ」で、約1万人のファンの間を颯爽と駆け抜けて登場するや、「とりあえず年末にカウントダウンのライブを日本でやります。X JAPANでやります!!」と発表。会場は怒号と悲鳴が入り交じった大歓声で揺れた。
持病である椎間板ヘルニアとけんしょう炎の悪化で、7月からの世界ツアーの延期を発表。この日は「元気な姿を見せたい」と、公式HPなどでファンに呼びかけたところ、祝日で無料制ということもあって徹夜組を含め約1万人が集まった。
YOSHIKIは「心配をかけてごめんなさい」と謝罪し「まだ治療中で体悪いけど、X JAPAN再結成しちゃったからやるしかない。ロスでは医者に行ったり、できるだけ健康に気をつけています」と笑った。
また、年越しライブのほかに日本でのクリスマスライブや、2010年に全米で行われる黒澤明監督生誕100周年イベントの音楽を担当することも報告。7月から延期していたパリ公演の代替公演を11月22日に同市のベルシー多目的スポーツセンターで行うことも正式発表し「今回は行かないとマズイ。もうピアノは弾き始めてるけどドラムはさわってる程度なので体調を整えないと!」と気合十分。新曲についても「近々ぐらい。ちなみに新曲書きました。今度はもっと激しいかもしれない」と明かした。