盛り上がるポルノグラフィティ淡路島ライブ |
デビュー10周年に突入した2人組ロックバンド・ポルノグラフィティが15日、兵庫・淡路島の国営明石海峡公園芝生広場で、ライブ「横浜・淡路ロマンスポルノ’08〜10イヤーズ ギフト〜」を行い、1万8千人のファンと10周年目突入を祝った。来年2月からは10周年記念ツアーも決定した。
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会場となった明石海峡公園では、史上初となる単独ロックコンサート。14日との連続開催で、高さ25メートル、幅100メートルという特大のステージが用意された。近畿や四国、広島など10都市から行われたツアーは、バス計300台。「今日は最高の思い出作って帰ろうや!!」というアキヒト(岡野昭仁)の絶叫に、会場のテンションは一気に最高潮になった。
ステージのコンセプトは「工事現場」。99年9月のデビューから8日で10年目に突入した今、あえて「まだ発展途上。これからさらに作り上げていく」という2人のメッセージが込められていた。
「この“サウンドファクトリー”には、僕らの9年間の歴史が詰まっています」(アキヒト)との言葉通り、オープニングではステージに設置された大型ビジョンに、過去にリリースされた全シングル&アルバムのジャケット写真が登場。さらに曲と曲の間には、過去のライブ映像が映し出された。
ヒット曲「アゲハ蝶」「ミュージックアワー」など全25曲。ライブの最後には、来年2月から約3カ月、全国12都市25会場での10周年記念ツアーを発表。約20万人動員という過去最大級のツアーになる見込みで、ビジョンに全容が映し出されると、会場は「バンザイコール」で埋め尽くされた。
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