06年7月から閉鎖されていたJR岡山駅前の地下街「三番街」が、来年3月にリニューアルオープンする。駅前商圏では「さんすて」「サンフェスタ」「ビックカメラ」と大型商業施設の出店が相次いでいたが、三番街の復活で、駅前のにぎわいはさらに高まりそうだ。 大和(岡山市駅前町1丁目)から6月に権利を買い取ったウエスト(東京都渋谷区、西岡進社長)が12日、明らかにした。 新たな地下街の正式名称はまだ決まっていないが、床面積は2400平方メートルで、店舗面積は1300平方メートル。飲食、服飾雑貨、菓子類の3カテゴリーを扱う物販店15〜20店が入居。岡山初登場の店舗も誘致する。 イタリア調の内装で、通路床に大理石を敷き詰め、天井装飾やBGMにもこだわり上質感を演出。新たにエレベーターを1基設置する。防災設備も一新し電気室、防災センターも地下街に置く。 8月までに既存設備の解体工事を終え、12日に着工。2月末までに耐震補強、防災電気設備工事を実施。来年3月20日のオープンを目指す。総工費は7億5千万円。