2008年9月15日 20時36分更新
津山市の観光名所として知られる鶴山公園で14日夜、中秋の名月をながめながら、舞や、しの笛の演奏などを楽しむ催しが開かれました。
この催しは、津山市の市民グループが毎年、中秋の名月にあわせて津山城の城跡につくられた鶴山公園を会場に開いているものです。
14日の津山市は、日中広がっていた雲が夕方には晴れて絶好の月見日和となり、会場にはおよそ500人の市民が集まりました。
城跡に復元されたやぐらの前の広場には特設の舞台が設けられ、地元の能楽の愛好家たちが中秋の名月を背景に舞いを披露しました。
このあと、しの笛の演奏家が「赤とんぼ」や「宵待ち草」、それに「荒城の月」などの曲を奏でました。
会場の城跡はライトアップされて幻想的な雰囲気が漂い、訪れた人たちは夜空に輝く月と情感のこもった演奏を楽しんでいました。