岡山放送局

2008年9月15日 20時36分更新

岡山の男性徳島の谷で転落

14日午後、徳島県三好市で、登山中の岡山市の男性が谷に転落し、けさ、救助されました。
男性はケガをしていますが、命に別状はないということです。
14日午後3時前、三好市東祖谷菅生の標高1741メートルの高ノ瀬山の頂上付近で、登山者から「男性が谷に転落した」という通報が警察にありました。
転落したのは、岡山市の自営業、森順司さん(63歳)で、捜索をしましたが、14日は見つからず、15日の朝改めて警察と消防、それに県の消防防災ヘリコプターが捜索したところ、午前6時半ごろに登山道から100メートルほど下の岩場に森さんがいるのを発見し、救助しました。

森さんは頭などにケガをして三好市内の病院で手当てを受けていますが、命に別状はないということです。
森さんは「足を踏み外して落ちてしまった」と話しているということです。

森さんは、知人の岡山市の64歳の男性と2人で14日の朝、自宅を出て、徳島県と高知県の境にある三嶺に登山をする予定だったということです。
もう1人の男性も現場付近におらず、警察と消防で捜していましたが、15日午後、現場から5キロほど離れた山小屋にいるという連絡があり、無事が確認されました。

警察では、この男性から、事故当時の状況などをきいて、詳しく調べています。