2008年9月15日 20時36分更新
ベンガラ色の古い家並みが残る岡山県高梁市の吹屋地区で、住民たちが地区の風景を写真にとって冊子にして残すことになり、15日から撮影が始まりました。
高梁市成羽町の吹屋地区は、(江戸時代から焼き物などに使う朱色の顔料・ベンガラの産地として栄え、今も、ベンガラ色の格子戸や瓦の建物が多く残っています。
地元では住民たちのグループがこうした家並みを写真にとって冊子にして残すことになり、15日から撮影を始めました。
撮影は、これまでにない構図の写真にしようと、高い場所での工事で使う高所作業車を使って行われ、地元のアマチュアカメラマンが高さ12メートルほどの作業台の上からベンガラで赤く染められた伝統の家並みを写していました。
撮影は9月末ごろには終わることになっていて、できあがった写真は住民グループのメンバーが冊子にまとめて地区の人たちなどに配ることになっています。