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[2008年9月15日(月)の KCT TVニュースから]

きょうは敬老の日 各地で敬老会

きょうは「敬老の日」。きのうときょう各地でさまざまな敬老行事が行われました。
倉敷市立中島小学校では、中島学区コミュニティ協議会による敬老祝賀会が開かれ、学区の70歳以上の高齢者およそ300人が招かれました。体育館のステージでは、中島幼稚園の園児体操や踊りでおじいちゃん、おばあちゃんたちへ「元気」のプレゼントを届けたのをはじめ、中島小学校の音楽クラブの児童が歌や合奏を披露しました。今年で4回目を数える中島学区の敬老祝賀会ですが、会場には、高齢者だけでなく、若い世代の家族連れも訪れ、住民有志による銭太鼓やNPО法人「倉敷栄美寿会」のはなやかな踊りなどの熱演を楽しみながら敬老の日を祝いました。
老松学区の敬老会は倉敷市稲荷町の倉敷労働会館で行われ、会場は300人を超える70歳以上の人たちでいっぱいになりました。2年ほど敬老会のない年もありましたが、平成6年から再開し内容も充実させました。今年も18のプログラムが用意され健康体操や歌、踊り、ジャズの演奏など幅広いジャンルの催し物が披露されました。老松学区にある倉敷平成病院からは鈴木健二院長が「生きる」をテーマに講演し、「趣味や生きがいなどを見つけ人生を楽しむことを忘れないで」と呼びかけました。また、栄養士による健康教室では、簡単な○×クイズを交えてメタボリック症候群について説明しました。「どら焼きとショートケーキではどら焼きの方がカロリーが低い? ○か×か」のクイズではどら焼きが200キロカロリー、ショートケーキが390キロカロリーで正解はマル。会場の正解者も多く、楽しみながら健康の知識を身につけていました。敬老会を主催した老松学区コミュニティ協議会では「プログラムを考えたり出欠をとったりと、準備が大変だが、その準備も地域の交流のひとつになっており、学区にとってコミュニケーションを図る行事の一つになっている」と話していました。
今春開校した倉敷市立倉敷南小学校で行われた敬老会は、大高学区と倉敷南学区のコミュニティ協議会が合同で開きました。会場には、二つの学区の高齢者およそ280人が招かれ、児童や地域の人たちによるコーラスや民謡などのステージを楽しみました。なかでも、一番会場を沸かせたのはこちらの「どじょうすくい」。踊りを披露しているのは、倉敷南小学校3年生の三宅 瑠くんと、師匠の佐藤 悌三さんです。4歳のころからどじょうすくい踊りを始めたという瑠くんの踊りに会場は大いに盛り上がりました。このほか、堀南地区の青年部のメンバーらが扮する鬼びょうたんもお祝いにかけつけ、長寿の願いをこめた飴をプレゼントしました。敬老会を開いた大高と倉敷南のコミニティ協議会では来年以降も合同での敬老会を実施して、お年寄りと若い世代の交流を深めたいとしています。
一方、葦高学区のコミュニティ協議会でも地域のお年寄りを招き敬老会を開催しました。くらしき健康福祉プラザには70歳以上のお年寄りおよそ200人が集まりました。葦高学区コミュニティ協議会の後藤孝友会長は「まだまだ皆さんの力が必要。元気で長生きし地域の若者を指導してください」と挨拶しました。ステージでは地域住民らが心のこもった出し物でお年寄りをもてなしました。葦高小学校の児童有志で作る尺八の会は「春の小川」などの童謡4曲を演奏しました。フラダンスグループ「掘南パールハワイアンフラ」は揃いの衣装に身を包みゆったりとしたハワイアンダンスを披露しました。このほかフォークダンスやオカリナ演奏なども行われ、集まったお年寄りはうれしそうに目を細めステージに見入っていました。葦高学区は他地区に比べ高齢化率が低く、若い家族や子どもたちが多く住んでいます。葦高学区コミュニティ協議会ではお年寄りと若い世代が仲良く暮らせる地域づくりに努めたいとしています。

視聴者ビデオレター 児島地区敬老慰安大会(倉敷市)

視聴者から寄せられた映像を紹介するビデオレターのコーナーです。倉敷市児島下の町の三村 啓介さんが、こちらも「敬老の日」にちなんだ話題を届けてくれました。
今月7日に児島文化センターで開かれた児島地区敬老慰安大会です。この催しは、倉敷市社会福祉協議会と児島婦人協議会が主催している恒例行事で、今年、39回目になります。会場は、満員の観客ですね。児島地区のお年寄りが招かれていますが、撮影した三村さんによると皆さん、この行事を大変楽しみにしているそうですよ。ステージ上では8地区の婦人協議会の会員が民舞や舞踊など全部で30のプログラムを用意しました。こちらは唐琴婦人会による剣舞、川中島です。出演している大西 アイ子さんは80歳を超えており、見せ場になるとその熱演に大きな拍手を集めていました。下津井婦人会は新民謡の下津井甚句とおなじみの下津井節を披露しました。このようにそれぞれの婦人会がその地区ならではの出し物を用意し、会場を盛り上げました。大漁旗による演出ですね。とても個性的ですね。この催しは午前10時に開演し、およそ4時間続けて行われました。撮影した三村さんは今年で73歳、同世代の方がステージ上でそれぞれの道を追求している姿にとても感動したそうです。演芸の合間には、高齢者交通安全指導員や児島支所の職員による寸劇も行われ、出席者は楽しく交通マナーを確認しました。フィナーレは、出演者による瀬戸大橋音頭の総踊りです。出席したお年寄りたちは心行くまで演芸のステージを楽しんでいました。

宮武貴久恵 作品展(倉敷市)

倉敷市生まれの洋画家宮武貴久恵さんが、ふるさと倉敷倉敷で初めての個展を開きました。
1954年、倉敷市に生まれた宮武貴久恵さんは、現在、三重県四日市市を拠点にニューヨークやベルリンとで、世界的に活躍する洋画家です。「とき放たれた光」をテーマに生まれ故郷倉敷で開く初の個展では、ニューヨーク留学時代に描いた150号の大作「宇宙遊泳」をはじめ、50号、30号、サムホールまでの最新作およそ40点を展示しました。宮武さんは、心の奥から湧き上がってくる輝きを独自の色彩感覚で表現しており、「混沌とした現代社会の中で人の心に希望の光をともせるような絵を描いていきたい。」と願う」との思いでこれまでの画業を示しています。取り組んでいるそうです。宮武貴久恵さんの個展は、9月15日まで、天満屋倉敷店で開かれたのち、きょう15日まで、天満屋倉敷店で開かれましたが、9月17日から23日まで高松天満屋5階美術画廊で開かれることになっています。

(最終更新 09/15-18:56)

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