戦時中、強制連行などによって庄原市高野町の高暮ダムの建設に動員され、亡くなった朝鮮人の冥福を祈る「高暮平和の集い」が14日、同ダムの追悼碑前であった。
高暮自治振興区の主催。地元住民や広島市の在日朝鮮人ら約70人が参加した。広島市立大広島平和研究所の浅井基文所長が平和について講演し「日本の過去の歴史を反省し、アジアの人々と共有することが大切」と訴えた。
【写真説明】犠牲者の冥福を祈り、追悼碑へ献花する参加者