2008-09-15 20:23:55

敬老

テーマ:ブログ



母は


老人?なのだろうか・・・。

と、思ってしまう。


それもありがたいこと。


我が和泉家、親世代の生き残り

本人曰く「未亡人14年生」の

母を包囲・・・いえ、

囲んで昼食をいただきました。


色々なときに

父が居たらどうだっただろう・・・。と

考えます。


(母を見て、たまーに思います。

この世界で

夫で57歳の宗家を支えるのと

21歳で息子の宗家を支えるのでは違うでしょう。)


でも、居てくれないから・・・。と思ったことはありません。

21歳まで父が居てくれたことに感謝です。

父の最後の21年は頂いてしまったと思うから。


父だけでも、母だけでも僕は在り得ないし。

僕という人間、僕のような狂言師は生まれていないと思うから。


父と母に、そしてその父と母にそしてそして・・・・・・。



父は幼少の頃

よーく月を眺めていたそうです。

長い時間。





どれくらいか?って。





そう、

つきがお母さんの顔に見えるまで・・・。

宗家を継ぐため山脇家に養子に入ったのが6歳のとき。


そして、母をなくしたのが9歳のとき。



・・・・いかばかりか・・・・。




今では、僕の子供たちが月を見上げては

「とと、お父さんに会いたい?

あれ上って、お父さんに会いに行っちゃえば。」

って、月や雲の上におじいちゃんが居ると信じては、アドバイス(?)してくれます。






・・・・でも・・・・




東京タワーは月までとどいてないんだよなー・・・。






そんな優しい子を授かったのも、

僕だけでは有り得ないこと。

妻がいてはじめてある。


その妻の父と母。そしてその父と母。そしてそして・・・。



感謝は絶えません。


今生にある先人には

言葉や行動で思いをしっかり伝えておきましょう。


まだまだし死なれては困ります。

あまりに未完成な自画像だから・・・。


長生きしてください。






さて、

今日は敬老の日。


そして、

今夜は満月。


今夜も僕は

月を見上げます。

(その前に、仏壇に手を合わせよう)



湿っぽくなりましたが、

同じような思いをされてる方も大勢いらっしゃるはず

それでもみんな

日常を頑張っていらっしゃるでしょう。


先人の面影や思いを胸に。


敬われる程

年老いるまで頑張りまっしょい!!






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