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【衝撃事件の核心】連続婦女暴行の京都の小学校教諭、ようやく語り始めた動機とは… (3/3ページ)

2008.9.15 19:13
このニュースのトピックス衝撃事件の核心

家庭と職場のストレスが動機?

 細野被告の妻は最初の逮捕時に「夫がこんなことをするはずがない」と信じようとせず、近所の住民も「(細野被告は)奥さんと2人の子供がいて、奥さんが3人目の子供を身ごもっていて家族円満に見えた」と話す。

 細野被告は当初、容疑を一部否認したまま、動機について口を閉ざしていた。宮津署幹部は「教師であるにもかかわらず、少女に対する性的事件で逮捕されたことを恥じているように見えた」と話す。

 だが、再々逮捕後になって、細野被告の口からは違う一面が語られた。

 「家庭では実母と妻の仲が悪く、小学校で教務主任に就任後は残業も多くなり、ストレスがたまっていた。ストレス発散のためにやった」

 仕事の多忙さを動機の一端と供述したことについて与謝野町教委幹部は「教務主任の仕事は、学校の1年間の行事を決める仕事が主で、特別に『重労働』ではない。教務主任就任後に、細野被告の残業が増えたという学校側からの報告も受けていない。本当の動機は違うのではないか」と疑問を投げかける。

 同署幹部も「仕事や家庭内の事情は後から取ってつけたように思える。性癖による犯行ではないか。現に教務主任就任前の昨年末から犯行に及んでいる」と指摘する。

 京都地裁舞鶴支部での初公判の日程は未定だが、公判前整理手続が現在進められている。細野被告は同署の留置場で捜査員に被害者への謝罪を口にするなど反省の態度を見せているという。犯行をすべて認めていることで、さばさばした表情といい、落ち込んでいる様子はみられない。動機については「家庭と職場でのストレスを発散させる目的でやった」との供述は今も変えていない。

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