建て替え作業中に折れた鉄塔の先端部分=15日午後2時40分、福井県敦賀市沓見で共同通信社ヘリから 鉄塔折れ、2人転落死2人重傷 敦賀市の関西電力施設15日午前11時半ごろ、福井県敦賀市沓見で、関西電力の送電線用の鉄塔が地上約45メートルの部分で折れて上部が倒壊、塔の上で作業をしていた電気工事会社社員沢井孝之さん(44)=岡山市乙多見=ら4人が転落し、沢井さんと同中島春生さん(48)=富山市上大久保=が全身を強く打って死亡、2人が骨折などの重傷を負った。 敦賀署の調べによると、鉄塔は高さ約53メートル。約40年前に建設され、関西電力が建て替え工事に着手。4人は同日午前8時ごろから送電線を取り換える作業を進めていたところ、足場にしていたアーム部付近から突然折れ、一緒に落下したという。 当時4人は命綱を付けて作業していたといい、同署が関係者から事情を聴くなど、当時の状況や事故の原因などを調べている。
【共同通信】
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