最終更新: 2008/09/15 14:22

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世界最大級のファッションチェーン「H&M」、13日に東京・銀座にオープンへ

高級ブティックが軒を連ねる東京・銀座に13日、年商1兆6,000億円を誇る世界最大級のファッションチェーン「H&M」がオープンする。
店の中は広々としており、シンプルでモノトーンの作りなため、高級ブティックのような雰囲気となっている。
H&Mは1947年にスウェーデンで設立され、今やアメリカ・ニューヨークをはじめ、世界29カ国、およそ1,600店の店舗を持つ。
マドンナとのコラボで人気が爆発し、優れたデザイン性に加え、世界中に店舗があることから可能な大量生産によって、リーズナブルな価格を実現した。
これからのシーズンのイチオシ商品について、H&Mジャパンのミエ・アントンさんは「オレンジのワンピースですね。(ポイントは?)とても明るい色で。でも秋の雰囲気が出ている色なので、これ1枚だけでも(バランス的に)できあがる」と話した。
H&Mジャパンのカントリーマネジャー、クリスティン・エドマンさんは「パリではやるものとか、ニューヨークではやるものをそのまま日本でもはやると思っているので。(勝算は?)楽しみにしています」と語った。
H&Mは、今回オープンする銀座に加え、原宿や渋谷にも出店するという。
そんな世界最大級のファッションチェーンの日本進出に、ユニクロを展開するファーストリテイリングの柳井 正社長は「活性化していいんじゃないかなというふうに思います。われわれの影響というのはあまりないんじゃないかな」と語った。
柳井社長は、ロシアやインドへ海外進出を目指している。
さらに柳井社長は、6日に行われた若者ファッションの祭典「東京ガールズコレクション」に初参加した。
タレントの山田 優さんが着たのは、新作モデルのワンピース。
今ユニクロも、デザイン性を高め、新たな顧客獲得を図ろうとしている。
イベントを見守った柳井社長は「良かったです。ありがとうございます」と、手応えを口にした。
観客は「前のユニクロは、いろいろな世代の人に合うように作っている感じがしてたけど、きょう見たのは、若い子向けな感じがした」と話した。
し烈を極めるファッション業界の今後について、ファッションビジネスコンサルタントの斎藤孝浩氏は「今まではどちらかというと、業界の一方的な情報発信、および商品供給だったものがですね、よりお客さんの目線に立った商品提供をしなければやっていけない」と語った。

(09/11 18:54)


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