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【北朝鮮】朝鮮半島に緩衝地帯 米韓が有事計画に着手
北朝鮮の最高指導者、金正日総書記の健康状態を巡り様々な情報が飛び交う中、韓国紙は13日、韓国政府の外交安全保障担当の責任者がこのほど米国を訪問し、有事の作戦計画とともに、中国との「朝鮮半島緩衝地帯」の設置に向け、米国政府と協議したと報じた。14日付環球時報が伝えた。
報道によると、韓国政府は状況により朝鮮半島統一を実現するための新計画の立案に着手する一方、有事の際の米韓両軍による「作戦計画5029」が近く完成する。関係者によると、李明博大統領の就任後、それまで米韓が定めた朝鮮半島有事対応プランの「概念計画5029」を、軍事作戦計画に転換する作業に着手していた。
さらに米韓両国は、朝鮮半島統一後の米国、中国、韓国の関係についても協議した。韓国政府関係者によると、「米国側は、統一後の中国との関係を考えると、朝鮮半島に緩衝地帯を設置することが必要だとの考えを示した」という。