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中国人、「お金があっても韓国ブランドを選ぶ」は少数派

9月15日9時16分配信 サーチナ・中国情報局


中国人、「お金があっても韓国ブランドを選ぶ」は少数派

サムスンやヒュンダイなどの韓国ブランドの日本における地位はいまだ高いとはいえないが、アジアにおける韓国ブランドは非常に親しまれている。それは日本や欧米のブランドに比べると低価格で、国産のブランドと比べると高品質・ハイセンスであるからだ。

「中国人のインサイト」2008 第5回 7月
(10)韓国ブランドの強みとは

 サムスンやヒュンダイなどの韓国ブランドの日本における地位はいまだ高いとはいえないが、アジアにおける韓国ブランドは非常に親しまれている。それは日本や欧米のブランドに比べると低価格で、そして国産のブランドと比べると高品質・ハイセンスであるというイメージが強いからだ。

 そういったブランドイメージが中流層を中心に支持されている。では、もし日本や欧米のブランドが手頃に購入できるような収入があった場合にも、韓国ブランドにこだわりを持って買い続ける人がどれくらい存在するのか、韓国ブランドの地盤をチェックするため、調査を行った。

 すると、やはり70%を超える人が「お金があるなら日本や欧米のブランドを選ぶ」と回答しており、経済的に問題がなければ高品質のものを買いたいと考えていることがわかった。「お金があっても韓国ブランドを選ぶ」という人は、北京や広州で約30%と一定数存在しているが、上海では、20%に過ぎない。

 中国で手に入る韓国製品は、市場の平均を考慮すると比較的高品質を保っており、確かに安心して購入できる選択肢の一つではある。ただし、ブランド価値というよりも「同じくらいの品質で価格は安い」という点で支持する人が多いのだろう。現状では一定のシェアを保っているが、所得の向上とともにそのシェアは減っていくかもしれない。(グラフは本調査結果を基に作成)。(上海在住コラムニスト:藤時龍太)

【調査概要】
1.調査企画:サーチナ、藤時龍太
2.調査方法:上海サーチナ「新秦調査」上のインターネット・アンケート画面での回答
3.調査対象:上海、北京、広州。各都市20代、30代、40代、男女で均等割付け
4.調査期間:2008年7月
5.回答者数:300人

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『中国消費者の生活実態2008−2009』 - 日本語。詳細とお問い合わせ。お問い合わせ先は上海サーチナ
自社調査>経済>モノ(ブランド) - サーチナトピックス

最終更新:9月15日9時16分

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