福田康夫総理大臣の辞任、自民党総裁選で揺れ動く政局。そんな最中、小泉純一郎元総理風男を主役にした麻雀マンガ『ムダヅモ無き改革』が5日に発売され、一時はAmazonの書籍ランキングで3位になるなど、人気になっている。

『ムダヅモ無き改革』は、大和田秀樹氏の作品で『近代麻雀オリジナル』にて2006年より不定期連載。タイトルはもちろん小泉改革のキャッチフレーズ「聖域無き改革」から取ったもの。

　小泉ジュンイチロー総理がアメリカのブッシュ大統領父子や北朝鮮の金ジョンイル将軍、ロシアのプーチン大統領と麻雀を通して外交をするという荒唐無稽なストーリーと、「点F-15」や総理の「豪運」、そして必殺技の「国士無双（ライジングサン）」と高いテンションが特徴で、連載時より一部のファンには注目されていた。

　9月13日現在、都内各書店では売り切れ店が続出で、Amazonでも「3～5週間待ち」状態。麻雀マンガを通して、小泉元総理の根強い人気が浮き彫りになっていると言えるだろう。

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