最終更新: 2008/09/15 11:53

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海自護衛艦、日本領海内で潜水艦の潜望鏡とみられるものを発見 外国潜水艦の領海侵犯か

海上自衛隊の護衛艦が14日朝、日本の領海内で潜水艦の潜望鏡とみられるものを発見した。防衛省は、外国の潜水艦による領海侵犯の可能性が高いとみて、引き続き捜索を行っている。
午前6時56分、高知・足摺(あしずり)岬沖南南西およそ57km付近で、潜水艦の潜望鏡らしきものが見つかった。
場所は、日本の領海にあたる地域で、発見したのはイージス艦「あたご」の乗組員だった。
「あたご」は追跡活動を行ったが、潜水艦らしきものは、5分後には領海外に出たものとみられ、その後、行方はわかっていない。
防衛省は、外国の潜水艦の可能性が高いと判断している。
林防衛相は「大変遺憾なことでありますから、全力で捜索をして、事態を明らかにしていく必要がある」と述べた。
軍事評論家の岡部 いさく氏は「北朝鮮の旧式な潜水艦では、ここまで来られないでしょう。あと日本周辺で潜水艦大国というと、ロシアと中国ですけれども、中国の潜水艦については防衛白書でも近年、活動が活発になっているといわれています。朝の明るい時間に潜望鏡を出していますよね。ひょっとすると、潜水艦がわざと自分の存在を示して、日本側の反応を見てみようと、そういう意図があったのかもしれません」と話した。

(09/14 17:35)


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