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2007年9月28日 (金)

ウィッシュリスト

昨日は、資生堂パーラーでおやつのつめあわせを買って、香港とハワイに行ってるあいだ植物をお預かりいただいていた盆栽ショップに差し入れをしてきました。
今回すごく親切にしてくださったし、いつもお世話になっているからね。


そのあと、ちかくにある奥沢神社によってみた。
何度も前を通ったことはあるけど、なかに入るのははじめて…。
夕方っていうこともあって、境内はほの暗くアンニュイで、しっとりとしていて、はちみつ色の灯りがとてもきれいでした。
ちょっとないしょのお願いごとをしたあと、
「来年、またトレントを日本につれてきてください。
 できるだけ早くまたライブが観たいです。
 どうかどうかお願いします。
 あと、ぜんぜん無理は言いませんが、もし神様に余力があったらでいいので、PEARL JAMもつれてきていただけるととてもうれしいです。
 よろしくお願いします」
と強くお願いしてきたからだいじょうぶだよ!


夜になって、Rさんと自由が丘でごはんを食べてきたの。
じつは……日本で会うのははじめてのこと!!
なんの遠慮も気がねもなく、もうえんえん、えんえんと、NINの話題ばかりをめくるめく繰り広げられて、すっごいたのしかったー( ´∀`)

しかも、NINのなかでいちばん好きなPVってなに?ってRさんに聞いたら、
「We're In This Togetherかなー」
という答えがすぐに返ってきたものだから、わたしこころのなかできゃあああって悲鳴あげて、思わずRさんの手をがしって握っちゃった★
時代や流行に決して揺らぐことのない至高の映像作品……あんなのつくれたらもうあとは死んでもいい。


ジョシュのことをもっと知りたくなったので、CDを2枚発注したよー。
届くのたのしみ!

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2007年9月27日 (木)

きみこそロックだ

Kちゃんと会社のちかくのカフェでお茶。


この秋にKちゃんのセクションにいる女の子が国際結婚するらしく、お相手の男性のことを
「ヒカリさんの好きそうなタイプれしたおー!」
と言いきるKちゃん。
(すみません、Kちゃんはちょっと舌っ足らずです)
いやな予感がしつつも、わたしのタイプってその人どんな人?と聞いてみると、
「えーとー、U2みたいな人れす」
…えっ!?
わたしU2のファンじゃないし、そもそもU2に似てるってどういう意味なの、ボノに似てるってこと?
「うーん、U2みたいな、なんかパンクっぽい感じれす」




………U2みたいな…パンク?????




(υ´∀`)


ごめん、案の定、言ってることぜんぜんわかんない。
それにわたしパンクっぽい人が好きだなんて公言した覚えないし…。
「えー、だからー、体もスラッとしててー、黒髪でー、アメリカ人っぽくない感じれすお!!」
…結局、わたしの好みには「黒髪」という1項目しか合致してませんでしたね。

でも、こんな舌っ足らずなくせに、仕事になると人格が変わるの。
いかなる過酷な状況においても誰より高速かつパーフェクトに任務を遂行するという、そんな壮絶なギャップに萌え★
そんな"NO MUSIC, YES LIFE"(=音楽がなくてもぜんぜんたのしく生きていける)なKちゃんって、ある意味すごくロックね!!




Kちゃんにハワイでの写真を見せると、トレントのこともジョーディーのことも「この人」とか「こういうバンドやってる人」呼ばわり。
(彼女に悪意はまったくなくて、ただ音楽というもの全般に興味がないだけね、ねんのため)
ひゅー、かっこいいぜ!
さすが、旅先で出会った外国人のおともだちからかかってきた7分ほどの国際電話で、質問にはすべて「イエス」と答え、あとは「アイムベリービジー」と「アイラビュー、オッケー、バーイ」の2フレーズで乗り切ってた女。
わたしが男だったら嫁にしたい。

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2007年9月26日 (水)

ハードランディング

なんか急にきた。

写真とかbeside you in timeとか見てたら。


たのしかったから余計にね。


20070926thefive




おやすみ。

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2007年9月25日 (火)

おかいもの

表参道でお買いものしてきた。
まず、スパイラルでおしゃれなハガキを何枚か買いました。
ほんとはフォトフレームを探してたんだけど、気に入ったのがなくて。
しかしお店の名前にいちいち反応しちゃう。

そのあと、なんとなくセンプレ青山まで行ったら、いいもの見っけ!!!
店内でも実際に文房具やカトラリーをディスプレイするのに使われてた、ショーケースです。
こういうのほしいんだけどなあとか思って見てたら、これ自体にも値札がついてたの!
わりと高かったけど、ちょうどいいサイズだしステンレス製でかっこいい!
これにハワイでの思い出の品々を入れて飾ってみた。


20070925showcase
ちょっとしたNINミュージアムみたくなったよ。


あーもうこれで明日から安心して仕事行ける。
いままでジップロックに入れて密封してたからね(υ´∀`)
「YEAR ZERO」はもう1枚買います。


スーツケースの中身をまだぜんぶかたづけてなくて、ベッドのそばにほったらかしにしてる。
そういえば、ハワイで日本未上陸ブランドのショップを2つほど回ってTシャツとかキャミソールを10枚くらい買ったんだけど、本国で買うとこんなに安いんだ!?ってびっくりしちゃった。
日本のセレクトショップとかで見かける値段って…なにあれ。
アメリカで買うのの3〜5割増しになってるじゃん★
もう秋だけど、Tシャツは冬以外ならけっこう着れるからたのしみなの、仕事のときも着るし。

お仕事がんばりましょう。

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2007年9月24日 (月)

あと1日だけの夏

「おまえさー、アメリカのバンド観に行くのにハワイってなんだよ?
 なんでニューヨークとかにしないんだよ?」

ハワイから帰国した日、成田空港で待ち合わせていっしょにごはんを食べてたときに、わたしの父親が吐いたセリフです。
どうせアメリカ行くなら日本人がうじゃうじゃいる“ハワイ県”じゃなくて本土へ行ってこいっていう意味なんだけど、そんなのわたしに言われてもー、ねえ。
今度はそうするもん。
止めたってむだだからね!
そんな両親はいまラスベガスにいるっぽい。
ひと財産築いて、マンションのローン完済できるといいね☆


香港とハワイへの海外遠征が終わって、仕事にもまだ戻ってなくて、ずーっとライブの強烈な波動に飲み込まれたまま。
わたしはなにもせずに暇をもてあそんでると不安症状に襲われちゃうたちなので、連休明けの火曜から一気にいそがしくなってくれるといいんだけど、いまは全体的にどこのセクションも落ち着いてるらしくて、けっこう暇みたいなの。

仕事したい。
たくさん仕事して、自分の腕や目やこころを鍛えたい。
いっしょうけんめい働いて稼いだお金で、また音楽をめぐる旅をしたい。
そしてなにより、自分をいまよりずっとずっとよくしたい。
トレントに会ってから、そういうシンプルで前向きなことを強く思うようになりました。


留守にしていた10日間のあいだ預かっていただいていた盆栽たちを迎えにいってきたよー。
とってもおしゃれで洗練された盆栽ショップなんだけど、そこの店長さんのご好意で、お預かり料金をかなりお安くしてくださっただけでなく、ちょっと傷んでいた苔を美しく新鮮なものに張り替えてくださったり、雑草が生えないようにキレイな砂をほどこしてくださっていて、「サービスです」って…!
ああーもう感動っていうか、びっくりしちゃった。

わたし最近、まわりにいてくれる人たちや出会う人たちに恵まれすぎてる。
こんなによくしてもらえる資格ないのにって思うと、ちょっと落ち込んでしまうのよね(´・ω・`)
でも、いろんな人たちに対してこれほど深く感謝の気持ちが生まれた2週間はいままでなかったので、自分のこころがとてもやわらかくなったみたい。
とりあえずショップにはお菓子でも差し入れしようと思ってるの。


明日は夏休み最後の日。
スーツケースのおかたづけをして、部屋を掃除して、そしたらゆっくりおでかけしよっと。
おやすみなさい。

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2007年9月23日 (日)

The Upward Spiral - part 2

ライブ日記のつづきね。


★ NINE INCH NAILS LIVE 2007
  at Neal Blaisdell Center, Honolulu, Hawaii - 2007.09.18


ライブが進んでいくにつれて、ステージサイドにはいろんな関係者(メンバーやクルーの知り合いとかフィアンセとかおともだちとか、あとは音楽業界のゲストたち)が増えてきた。
落ち着いてじーっと観ている人もいれば、ビールを飲みながら飛び跳ねて踊りまくってる人たちもいたよ。
よくわかんないんだけどバックステージにファンを招待する企画もあったらしく、数種類のパスをつけた人たちで盛り上がっている上手のステージサイド。
でも、わたしはそんなエリアに自分が立っていること自体がいまだに信じられなくて、飛び跳ねたりも踊ったりもせずにステージにのめり込んでた。
ステージで起こったことすべてをあたまのなかにhigh-defで記録したはずなのに、ぜんぶがまるで夢だったみたいにすごく壊れやすくなってる。


「GAVE UP」の終わりとともに、LEDのライトがびっしり仕込まれたシャッターみたいなスクリーンが降りてくると、クルーたちがトレントたち用のマックなんかを素早くセッティングしはじめた。
仕事がやたら早いなー、さすがトレントの下で働くのはみなさん優秀な人たちなのね。
ここからの4曲は、香港で観たのとおなじ映像をつかったもの。
真横から見てて気づいたんだけど、メンバー3人の立ち位置とスクリーンのあいだってかなり狭いので、アーロンがちょっと大きく後ずさりするともう背中が当たっちゃって、ワイヤーで吊られているスクリーンがぐわんぐわんと前後に大きく揺れるの。
でもそれも迫力あったよー。

「ME, I'M NOT」のあとの「THE GREAT DESTROYER」では、イントロで凄まじい歓声と拍手が巻き起こった。
じつは朝早くからやってきて並んでいた陽気なアメリカ人女性5〜6人のグループが、イルカのかたちをした青い大きな浮き輪(っていうの? 海でこどもが乗ってあそぶやつ)に、"I AM THE GREAT DESTROYER"って手書き文字のシールを貼りつけたやつを池のほとりの芝生の上でせっせと製作していて、この曲をすごくたのしみにしてたっぽいの。
でも、浮き輪とはいえ人ひとりくらいある大きなものなので、せっかくみんなで手分けして文字を書いたりして製作したのに、会場に持って入るのは禁止されちゃったみたいで、チケットを引き換えにきたジョンに没収されてた(あるいは「メンバーのとこに持ってって」って頼んだのかも?)んだけど、曲はちゃんと聴けて彼女たち大よろこびだっただろうなあ!!
ちなみにそのイルカは、トレント以外の4人のメンバーが共同で使っていた楽屋に飾ってあったよー。
アーロンあれであそんだりしたかなあ。

「THE GREAT DESTROYER」の中盤のブレイクと、そのあとに押し寄せるノイズってほんとうにハンパじゃない破壊力と緊張感があって、こころ奪われるよ。
広大なアリーナでノイズがのたうちまわって暴れてるのを聴いてると、胸が圧迫される。
アレッサンドロは反対側なのでよく見えないけど、手前にいるアーロンもがんばってモノを壊さずに破壊活動を行っている様子は、かなりステキで惚れ惚れしたよ。

「ERASER」では、あの皆既日食みたいな映像のなかにトレントがフィーチャーされる演出が壮絶にかっこいい。
ギラギラ燃え盛るオレンジ色の環のなかにそびえ立つトレントの姿はほんとうに神々しくて……香港では息をするのもわすれてた。
後半の激しいパートでは、抽象的でグラフィカルな赤い揺らめきがスクリーンを左から右へとスライドしていくの。

それが終わるとメンバーが移動して、今度はスクリーンの後ろにスタンバイするんだけど、わたしはすっかり放心状態でその場にぼんやり立ってたら、Rさんが「ヒカリちゃん、こっちに移動しよう」って言って、スクリーンの後ろ側がちゃんと見えるポジションへわたしをつれてってくれました。
「ONLY」では、やっぱり衣装の上からさらに真っ白のシャツを重ね着していた様子のトレント。
香港公演のときに、あれは人間の目にさえハレーションが起こるほど強烈な照明のせいで黒い衣装が(汗で濡れてるので表面にツヤができてて?)発光して見えたのか、それとも短時間で白い衣装に着替えたのか、あるいはトレントがかっこよすぎて後光が射して見えたのか、あとでちょっと話題になったの。
やっぱり純白のシャツを着て強いライトを受けているせいで、トレントの上半身がひときわ強く発光するので、スクリーンごしに見ると幻想的に際立つように計算されてました。
ここらへんに来るとさらにステージサイドには人が増えて、若いお姉さんなんかノリノリで飛びまくってたよ。
「ONLY」がラストを迎えると、ふたたびスクリーンが上がっていく。


そのあとは後半戦に突入。
スタンディングエリアとステージサイドを区切っている黒いカーテンが、ときどき風や熱気でひらひら揺れるんだけど、そこから垣間見るファンたちの様子はまるで地獄絵図でした…。
最前にいる人たちは、体格のいい男性でもかなりつらそうなくらい過酷な状況に置かれていて、後ろから凄まじい圧力をかけられながらも必死にステージを見上げてて。
それでもね、みんな顔がキラキラ輝いてるの。
なんかすごくこころを打たれた光景だった。

後半は「PIGGY」や「THE DAY THE WORLD WENT AWAY」みたいなちょっとスローめのと、「WISH」や「NO YOU DON'T」みたいな大暴れ系のが入り交じってたいへん。
わたしが印象的だったのは「SUCK」でのジョシュのドラミング。
もうまじで、バールやハンマーでも振り下ろしてるんじゃないかってくらいの殺人的なパワフルさ!!
なんであんなふうに叩き倒してセット崩壊したりヘッドが破裂したりしないんだろうって。
たしかに骨格とか肉付きとかしっかりはしてるけど、「BESIDE YOU IN TIME」の映像で観るよりずっとタイトに引き締まってるし、ぜんぜん筋肉ムキムキって感じじゃないのにね。
どんなに細かい一打でさえ、こっちの脳みそを瞬間的に圧迫してくるような音。
それなのに、普通に飛ばしてるスピードのときにでも一瞬のうちにスティックを交換したり、観客がステージに投げ入れたものがドラムセットのわきをかすめて着地するのをきちんと目で追って支障ないのを確認したり、片手でスネア打ちながらゆっくりドリンク飲んだり……その余裕しゃくしゃくっぷりに惚れましたー。
今度ジョシュのドラムを生で聴けるのはいつのことになるんだろう。
じつは「吉井からツアー参加のオファーもあったんだよ」って前の夜に飲んだとき教えてくれたけど、それも実現しないみたいだし…。
あーん…ジョシュの生ドラムで「黄金バッド」聴きたかったなー。

とちゅうでトレントのかなり長いMCもあったんだけど、ただでさえ音響的にあまり優れているとは言いがたいステージサイドだし、会場内での反響がやたらとひどくって、内容に関してはまったく聞き取れなかったの。
でも、なんかハッピーというかポジティブな内容だったっぽいね!
観客のリアクションがすごくよかったし、みんなすごく盛り上がってたのしそうに笑っていたから。


そして、わたしがいままで一度も聞いたことのなかったメンバー紹介が、この日はあったのだ。
トレントが、アーロン、ジョシュ、ジョーディー、アレッサンドロの順番で、メンバーをフルネームで読み上げていくだけなんだけど…もう、だめだった……わたしそれをまともに見ていられなかったよ…。
後半になるとただでさえ1曲終わるごとにどうしよう終わっちゃうもうすぐ終わっちゃうよって思うと涙があふれてきて止まらないのに、メンバー紹介なんか、胸が締めつけられてすごく痛い。
とても耐えられなかったよ。


「THE HAND THAT FEEDS」からのラスト3曲は、わたしもいっしょになって歌いながら、ひたすらぼろぼろ涙がこぼれてとまらないの。
歌詞の内容もメロディーもすごく大好きな曲だから「THE HAND THAT FEEDS」の間奏ではトレントに合わせてこころを込めて手を叩いたよ。
パワフルなトレントの姿を目に焼きつけようとしたの。

「HEAD LIKE A HOLE」ではステージのボルテージも観客の激高も、まるでこれを最後に命が絶えるかのように全力で渦を巻きながら上昇していった。
みんな大合唱だよ、ほんと最高にすばらしかった。

上の2曲のうちどっちかだったと思うけど、トレントがちょっと後ろに引っ込んでるとき、ジョーディーとアーロンがステージの真ん中で向かい合って弾いてたときがあったの。
そのとき、アーロンはこちらに背中を向けてるからわかんなかったけど、ジョーディーが、あのジョーディーが…笑顔だったの。
すごく穏やかでステキな笑顔で、アーロンや自分の手もとを見ながら弾いてた。
ジョーディーがライブの最中にあんなふうに笑ってるの見たのはじめて。
わたし、あの顔わすれられないよ。

そして、もいっこ、絶対にわすれられないのが…アーロン!!!
「HEAD LIKE A HOLE」のラストでおなじみの破壊活動開始です。
今回もアーロン先生は、バックステージをうろうろ歩き回りながら何本もバナナを食べ続けていたときのゆるゆるダメダメ感とはあきらかに別人の異常なオーラを放ちながら、ひび割れた大地にクワを振り下ろすような、床を走り回るゴキブリに正義の鉄槌を下すかのような、そんな「アーロン警報」が鳴りっぱなしのテンションでギターを破壊しはじめたのね。
ギターをつかんで、フルスイングでマイクスタンドを砕き飛ばしたりもね。
わたしは泣きながらも、おーおーアーロンやっとるのーって微笑ましく眺めていました。
そのうち、あまりの暴れっぷりに、アーロンがおしりのポッケに突っ込んでおいた汗ふき用の赤いバンダナ(以下 hanky)が、ぽろっと床に落っこちちゃったの。
アーロンはそれに気づかずに常軌を逸したテンションで、ボディーがぼろぼろに分解してしまうまでギターのぶっ壊しミッションを完了。
そして…!
やり遂げた感まんまんでステージサイドの階段へむかう前に、アーロンはギターの無惨な破片のなかから、ちゃんと自分のhankyを素早く拾い上げたの…!!!!!




それだけはちゃんと拾うんだ!?




わたしとRさんは思わずパッと顔を見合わせて大笑いしちゃった!
ギターは木っ端みじんにぶっ壊すくせに、数ドルあれば新品を買えるはずのhankyだけはだいじに持ち帰るんだ…?
あるいは何百ドルもする高級ブランドのhankyなの?
それとも、それがないと死んじゃうの!?
アーロン…ものを大切にする人なんだか大切にしない人なんだかよくわからないよアーロン。
じつは2〜3枚しかお気に入りのがなくて、ツアー中はそれを自分でせっせと手洗いしながらローテーションで使ってたんだけど、オーストラリアから常夏のハワイにやってきた解放感のせいで、昨日ホテルでのお洗濯サボっちゃったがために、明日の帰りの飛行機に持ち込むやつがなくなっちゃうからなの?とか、くだらないこと考えちゃったじゃないか!
「スヌーピー」に出てくるライナスみたいでほんと可愛いー。
悲しくてずっと泣いてたけど、あなたのおかげでなごんだよ、ありがとうねアーロン!!



さて、とうとう最後の1曲のためのセッティングがはじまりました。


そして、


トレントがステージの中央で「HURT」を歌いはじめた途端、








アリーナの屋根が変形して持ち上がるかと思うほどの、怪物的な大歓声……。








わたしの皮膚の下を何千もの生物が一気に駆け上ってくるように鳥肌が立って、思わず黒いカーテンのむこうの上空を見上げてしまった。
きっとみんなライターに火をつけて掲げながら、声の限り歌っていたんだろうね。
轟音ともいえる大合唱が空気を震動させるようだったよ。
わたしなんか歌おうとしても声がでなくって、代わりに涙だけがつぎからつぎへと饒舌に流れていくのをぬぐいながら、トレントの歌う姿を食い入るように見つめてた。
しばらくバックステージで休んでいたジョシュがドリンクを片手にゆっくりと階段を昇っていって、ドラムセットに戻るのがわかった。
気づくとアーロンも静かにスタンバイしてる。
ぼろぼろ泣きながら歌おうとすると、のどがヒリヒリして余計に悲しくなった。
ツアーの最終公演にふさわしい、非の打ち所のない歌と演奏と、そしてアリーナを埋め尽くしたファンのこころを削るような大合唱が、地上のなによりも美しく感じられたのです。

最後はトレントが手を高く掲げて、その時間と空間を噛みしめるようにゆっくりとみんなにあいさつ。
そして、トレントがいなくなってしまうと、ジョーディーとアーロンも静かに去っていくの。
アーロンはギターをそっと自分のアンプの前に立てかけると、ゆっくりステージを降りてきました。
その、ギターを立てかける動きがね、とてもていねいでやさしくて。
どんな思いでギターを置いたのかなって、すごく印象に残ってる。

そして、ステージ上空のスクリーンに巨大なNINのロゴが映し出されると、会場からはまた賞賛と感謝の拍手喝采が一段と強く起こって、それがいつまでもいつまでも続くようだったの。
だけど、しばらくすると残酷すぎる客電が点灯して、この5人によるツアーが幕を閉じたことを告げるのでした。


わたしたちは放心状態でぼんやりその場に立ってたんだけど、クルーが一斉に撤収作業に入ったので、じゃまにならないところへ移動。
ステージでケーブルをたぐり寄せてるクルーなんかは、「休暇だーーー!!!」ってはち切れんばかりの笑顔で叫んでた。
みんな余韻に浸っている暇もなく、テキパキと機材やセットを解体していき、楽器を収納していくの。
人があわただしく行き来して、フォークリフトが重量のある機材やセットの骨組みを運んでいって…そういう様子をぼんやり眺めてました。

トレントの楽屋に荷物を置かせてもらっているので、もうちょっとしてから取りに行こうねって決めて、機材搬入口の隅っこのほうで待ってたの。
ブレットがそこを通りかかって、「トレントいま着替えてるからちょっと待っててね。準備できたら呼びにくるから」って言ってくれたので、その場を動かずにおとなしくしてました。
そのあいだに、近くを通りかかった笑顔のアレッサンドロとジョンにあらためてお礼を言い、呼びにきてくれたブレットにもお礼を言ったよ。
トレントの楽屋をノックすると、「入っていいよー」っていう聞き覚えのある声がしたので、ためらいがちに部屋をのぞいてみると、すでに着替えを済ませたトレントがマックの画面を覗き込んでた。
さっきまで常軌を逸した命懸けのテンションで一級のパフォーマンスを披露してくれた人とはまるで別人みたいに、ライブ前とおなじく穏やかで落ち着いた様子。
そんなトレントが、
「それで、どうだった?
 たのしんでもらえた?」

ってやさしく聞いてくれるんだけど、もうね、ごめんなさい、ほんとに、ほんとに、ことばが出てこないの。
それがもどかしくて、くやしくて、ただでさえトレントを目の前にするとしどろもどろになっちゃうのに、そのとき自分がなんて答えたのかぜんぜん覚えてない。
気づいたらわたし、トレントの肩でこどもみたいに泣いてた。
その日、わずか6時間前にはじめて会ってことばを交わした、わたしたちには手の届かない神様のような存在なのに、そんな人に「泣かないで」って抱きしめてもらいながら、わたし安心しきってえんえん泣いてた。
こうして思い出すだけでも、また涙がこみ上げてくる。




トレントとアーロン、ジョーディー、アレッサンドロ、そしてジョシュっていう5人の顔ぶれによる最後のライブ、そして長かったワールドツアーの最終日をこんなふうに恵まれすぎたアングルで観させてもらうことができて、こころが張り裂けそうなほどうれしかったです。
みんなどうもありがとうございました。

ジョーディーとサリーとジョシュ、すばらしい心遣いと手配をどうもありがとう。
ブレットとジョン、あたたかい笑顔で親切にしてくれてありがとう。
そしてRさん、あなたはわたしの運命の人!!!
わずか1週間前に香港で出会えた、笑顔も人柄も完璧にステキで思いやりと才能あふれるあなたのような人といっしょに、ハワイでもかけがえのない時間がすごせたこと、こころの底から感謝しています。
ありがとうございました。


そして、トレント。
わたしのこころのなかで決して揺らぐことのない地位を独占した存在!
その強くやさしい手で、わたしの人生にもっとも完璧で美しい1日をつくりあげてくれたこと、何億回お礼を言っても足りないほど感謝しています。
ありがとう、ありがとう、ありがとう。

どうぞゆっくりやすんでね。

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2007年9月22日 (土)

The Upward Spiral - part 1

2007年9月18日は、わたしの人生でもっとも強烈な光を放つ最高の1日になりました。


★ NINE INCH NAILS LIVE 2007
  at Neal Blaisdell Center, Honolulu, Hawaii - 2007.09.18


さて、トレントのご好意で、ステージサイドからライブを観せていただけることになったわたしたちです(今回のライブ日記はいきなりここからはじまるよ)。

「ステージサイドから観てもいいし、frontから観てもいいし、どこでも好きなところで観るといいよ」
と言ってくれるトレントに、しどろもどろになりながら「frontって具体的にどのエリアのこと?」と聞くと、PAの卓のあるところだそう。
あーあーわかった!!
「でも、わたしたちこういうのよくわからないから、どこがおすすめ?
 どのエリアで観るといちばんいいの?」
と聞いてみると、トレントは
「音響的にはfrontで観るのがいちばんいい。
 ステージサイドだとぜんぶのスピーカーがそっぽ
(つまり観客のほう)を向いてるから、音はよくないんだ。
 だから、最初はステージサイドから観て、しばらくしたらいろんなところへ移動してみたら?
 ブレットがこれからつれてってくれるから」

と、ていねいに解説してくれました。
ブレットが笑顔でうなずいてくれて、「案内してあげるよ」とわたしたちをガイドしてくれる。
「荷物はここに置いてっていいよ、ここなら安全だから」
と言いながらトレントはすでに着替えをはじめていたので、わたしたちは手ぶらでトレントの楽屋を出て、ブレットといっしょにステージサイドに行ってみた。
前座のバンドは下手サイドから観たんだけど、わたしはジョシュのドラミングを近くで観たかったし、アーロンもこっち側なので上手サイドから観ることにしました。
ジョシュとアーロンがステージへ昇るための階段や、アーロンのギターラックがところ狭しと配置されてたり、マニピュレータの人たちがコンピュータや機材を操作するベースが設営されているところね。


ステージとその周囲では多くのスタッフがセットチェンジを黙々とやっていて、みんないそがしそう…。
ステージサイドを抜けてPAのエリアへ行くルートを教えてもらっているときにスタンディングエリアを見てみると、ぎゅうぎゅうになったファンの熱気がものすごいー!!
ブレットによるとクルー専用の通路はないらしく、スタンディングエリアを通って行き来するのはちょっと怖いなと思ったし、せっかくのありがたいチャンスなので、あちこち移動はせずにステージサイドでずっと観ていることにしました。

ライブがはじまるまで、セッティングに奔走しているクルーのじゃまにだけは絶対ならないように、通路のはしっこのほうで身を寄せ合って待つわたしたち。
"working"っていうパスをいただいているのに、働いていないのはわたしたちだけだよう…(あ、トレントのお皿をおかたづけしたっけ!!)。
でも、わたし自身の仕事も表舞台ではなく裏方のほうなので、こうやって本番前にクルーがてきぱきと自分の任務をこなしている様子には興味があったし、それを見学しているのがものすごくたのしかった!!
このセットと機材をぜんぶ組んでバラして組んでバラしてってやりながら世界中を旅してきたんだね、とか、NINってマーク入りの機材運搬ケースかっこいいね、とかRさんといろいろおしゃべりしながら、開演を待っていました。
ちなみに、アーロン用のアンプの背面には、赤いスプレーの手書き文字で「A」って吹きつけてあったよ。
目印なんか書かなくても、表はズタズタになってて穴ぼこだらけだからすぐわかるのにね。
そのすぐ後ろには白で「NORTH」って書かれた黒い機材ケースもあった。


そうしているうちに、グレーと黒の制服の衣装に着替えたメンバーが、ステージの真後ろにある通路にちらほら現われはじめたの。
わたしあの制服すっごく好きだったからうれしかった!!
トレントはグレーの制服の上にタイトな黒いレザージャケットをぴっちり着て、さらにレザーの手袋とサングラスといういでたち。
か…か、かっこいい……やばい…。
メンバー5人がそろうと、クルーもぞろぞろあつまってきて、20人ほどで円陣をつくり、となりの人と手を取り合って、まるで試合前のように長い長いかけ声をかけていました。
えーこういうことやってたんだ!?ってすごい意外…。
それに、ライブ直前にはメンバーやクルーの緊張も最高潮になって、息をするのもためらわれるくらい空気もピリピリしてるのかと思ったら、意外とみんなリラックスしていてこれもびっくり。
アイメイクをほどこしたジョシュがこちらへ歩いてきてスタンバイをはじめたので、わたしたちもステージ裏側の通路から、ステージサイドの見やすい場所へと移動しました。

と、ここまで書いて、重大な問題に気づきました。




客電が落ちてからの記憶が、かんじんのライブの記憶が、ズタボロになってる…。




うわあああーん、だめだー、何の曲でどんなことがあったかなんて、そんな細やかなことをきちんと記憶していく精神的な余裕がまったくゼロだったの。
もう、まったく想像だにしていなかったことの連続のあと、いまだかつて立ったことのなかったアングルからライブを観させてもらって、メンバーの一挙手一投足にただただもう圧倒されっぱなしでした。
心臓が破裂しそうだったもの。


5,000人以上の観客が放つ怒号のような歓声がステージを飲み込もうとすると、それを迎撃するようにジョシュが「HYPERPOWER!」のイントロを叩き出した。
しばらく息ができなかったよわたし。
となりに立っているRさんと顔を見合わせながら、うわあああすごいすごいよううう信じらんないおおおおおすごいいいいいって、左脳は完全に機能停止状態。
そもそも自分がなんでハワイまでやってきてここにいるのかもよくわかんなくなってきちゃって、足がすくんじゃって、わたしはもう立っているのもやっと。

前の日の夜、バーにふらっとやってきた笑顔のジョシュを見て思わず息をのんでフリーズしちゃったくらいの(ダジャレじゃないよ!!!)、あこがれのドラマーがドラムを叩いてるのをこんなに間近で観られるなんて……どうしよう、まじで両手をあわせて拝みそうになっちゃったのだ。
そのときのジョシュの顔は、いっしょにお酒を飲みながらふざけてるときのアメリカ人らしい大げさな表情でもなく、さっき楽屋で「へーーーーーイ!!! ちゃんと入れたんだね!?」って迎えてくれたときの人なつっこい笑顔ともまったく別人で、まるで結界でも張ってあるかのような強靭なオーラを放っていました。
そこへアーロンも加わったけど、1曲めなのでまだいい子にしてたみたい。
1曲終わると、また津波みたいな歓声が押し寄せてきて怖いくらいだったよ。
ただし、ステージサイドにいると、演奏中はあんまり歓声とか拍手とか聴こえてこないの(わたしの意識がシャットダウンしてるのかも)。


2曲めの「THE BEGINNING OF THE END」のイントロで、トレントが登場してきてマイクを握ったとき、冗談じゃなく本気で心臓がつぶれるかと思った…。




ついさっきまでわたしたち、あの人としゃべってたんだ?

ときどき冗談とか言って、わたしがあわててるのを見てニヤっと笑ってたのって、あの人なんだ??

こんな、こんなふうに何千人もの観客の、世界中にいる何百万人ものファンの正気を失わせてしまうような類まれな才能と壮絶なオーラを放射する人といっしょに、ごはん食べてたんだ???

わたし「トレントの使ったフォークだー」とかアホなこと言いながら、あの人の食器をおかたづけしてたんだ????




もう死にたい………泣きそう、ていうか泣いてる…。
(注意:食器とかカトラリーとか絶対に持ち帰ってないからね、まじで!)
となりのRさんとときどき顔を見合わせては、すごいすごいどうしようってそればかり口走ってました。
Rさんは目を輝かせながらも落ち着いてたみたいだけど、わたしなんか完全に錯乱状態だからね、ほんとごめんなさい。

3曲めは「LAST」、そして「SIN」、香港では聴けなかったからうれしかった……って、セットリストをおぼえていられるのもここまで。
以下はだいたいの流れにそって、それぞれの曲でおぼえてることをちょっとずつ。


「MARCH OF THE PIGS」
激高したように暴れまくるトレントが、マイクをつかんだままステージ上手へ走り込んできて、アーロンのアンプとジョシュのドラムセットのあいだにある隙間を抜けてセンターに戻ろうとしたから…さあたいへん!!
当然のことながら、コードがアーロンのアンプにひっかかり、それがグラっと揺れて倒れかけ、さらにジョシュのドラム用に設置されたマイクスタンドまでひっくり返っちゃった!
コードがそこに絡まってしまい、思うように動けないトレントはそれでも元のポジションに戻ろうとしてコードを乱暴に引っ張ったりもがいたり…。
クルーが何人か駆けよってそのコードをほどいたりアンプやマイクを直すのに必死になってるっていうのに、トレントはそんなのお構いなしでコードをぐいぐい引っぱりまくってて…すごい形相で暴れながら怒ってたみたい……もうこわかったよ。

「CLOSER」
ジョシュのドラムを叩くフォームが、もはや芸術の域に達するレベルでかっこよかった!
すごく特徴あるのよね。
とちゅうでRさんとも話してたんだけど、トレントもアーロンもジョーディーもアレッサンドロ(最後の2人は反対側にいるからあんまり見えない)も、パフォーマンスする姿とアクションそれ自体が目を釘づけにするほど芸術的で…。
アーロンは左足をガンガン上げながら弾き倒してるし、洗車のモップみたいに髪を振り払うアクションも、気づくと口をぽかーんと開けちゃってるくらい圧倒的。

なんの曲だったかわすれたけど、アーロンがステージの上手にある2段重ね(6台)のスピーカーの上にひょいっと飛び乗ってギター弾いてたのね。
でも、それって人が上に乗ることを前提に固定されていないから(当たり前だけど)、アーロンが動くたびにスピーカーがグラグラ揺れて、重ねてあるのがちょっとずつズレていくの…。
もうやだ、見てるだけで怖いからやめてー!!
アーロンもそうなってるのわかってるのにやめなくて、アンバランスなところでガン弾きしてるので、サリーがあわてて駆けよって下から押さえようとしてた。
それに気づいたのか、そこでスピーカーから降りてちゃんとステージに戻ったけど、べつの曲でも1度ステージの端っこから手前ギリギリ数センチのところで下へ落ちそうになっていて、のけぞったまま腕をぶいぶい振ってるんだもん。
あぶない!って思わず声出しちゃった…。
でも身体能力がずば抜けて高いので、マンガみたいに「おっとっと」ってなっても、セーフで助かるのよね。
だいいち、あんな派手に動き回りながらよくギター弾けるなあって、いまだにそれが疑問。
アーロンがわたしからいちばん近いところでいろいろやらかしてくれるから、こっちもハラハラしちゃって、そのむこうにいるトレントの動きを見逃しちゃう!!

「GAVE UP」
この曲のラストにあるアーロンのギターソロだいすき!!
これで前半をシメる曲なので、ステージもファンもボルテージが相当なところまで上昇してる。
トレントは最後のフレーズを叫んだあと、ギターを抱えたまま崩れ落ちるようにステージに倒れちゃった!
ギターが床に激突する哀れなノイズが響き渡って、香港のときも仰向けに倒れるの見たし、こうして文章で読むとたいしたことないみたいに感じるかもしれないけど、実際あれを目の当たりにしてしまうと思わず駆け寄りたくなるほど心配になってしまうのよ…。
ほんとうに、ステージではいかなる手加減も絶対にしない人なのね。

きっと長く過酷なツアーのせいで疲弊しきっているはずなのに、まさに一分の隙もなく命を削って今日のこのライブを自分の目指すクオリティーに到達させようとしているんだと思うと、観ていて胸が痛んでしまうほど感動しちゃった…。
なんかもう涙がどんどんあふれてきて、となりにいるRさんにむかって、すごいよこんなのすごすぎる…だってあの人たち命懸けだよ、トレント命懸けでやってるよ!!!って泣きながら訴えてしまったの。
Rさんがわたしの目を見ながら、うんうんって何度もうなずいてくれてうれしかったです。


長くなってしまったので、日記はパート2に続きます。

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2007年9月20日 (木)

mahalo

20070919waikikibeach

今日はお昼ごろまでぐっすり眠って、午後からワードウェアハウスとアラモアナにお買いものに行ってきました。
わたしは昨日とおとといのことだけで、いろんな人から抱えきれないくらいのプレゼントをいただいてしまったので、どれほどきれいなものやステキなものを見ても、もう自分のためにはなにひとつほしくないよ!
なので、両親やおともだちや会社へのおみやげを買って帰ってきました。

夕方からはホテルに入っているスパへ行って、全身マッサージとフェイシャルをやってもらいました。
生まれてはじめてのエステで、とても気持ちよかったけど、やっぱり昨日のことをひとつひとつ思い出しては、たのしかったなあ、うれしかったなあ、みんな最高にすばらしい人たちばかりだったし、トレントは信じられないくらいやさしかったなあって……もうそればっかり。
こころを奪われちゃった感じなの、ずっと。
でも、ライブの内容ことはただただ圧倒されてしまって、あまりに興奮しすぎた反動なのか、記憶が飛んじゃってる部分が多いやー。
トレントたちはもうロスに帰っちゃった……さみしいよ。

わたしもあと6時間くらいしたら、まだ太陽も昇らないうちにホテルをチェックアウトして帰国します。

マハロ、ハワイ!!!!!

20070919falls
HYATT REGENCY WAIKIKI RESORT & SPA

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2007年9月19日 (水)

miracles do happen in hawaii

20070918pass_2

わたしの今日のお仕事は、トレントが楽屋で食べ終わった食事のお皿をおかたづけすることでした。
そしたらトレントがわたしの目を見て、「どうもありがとう」って言ってくれたの。
……って、ぜんっぜん働いてないなそれ。


あの、ものすごく長いお話なのであらすじだけ書いてみると…


昨日、ひとりでワイキキを歩いていたらジョーディーとサリーに偶然会って、いっしょに写真を撮ってもらったあとしばらくおしゃべりしていると、突然サリーに名前を聞かれて「アフターショーのパスを用意しておくよ」と言われ、なんでそうなるのか意味がよくわからないままお礼を言う。

夜になって、また偶然会っちゃったジョーディーとわたしと、あとハワイで合流したわたしのおともだち(あの秀逸なトレントフィギュアの作者でもある)Rさんを誘って3人で飲んでいると、そこへふらっとジョシュもやってきていろいろなお話をしているうちに、ジョシュがわたしたちに「きみたちの名前を教えて? ゲストのリストにのせておくから」と提案してくれる。

じゃあ明日ねって2人にバイバイして帰るとちゅう、またもや偶然に今度はコンビニでロブとブレット(トレントのアシスタント。あのお面をつけてへんなダンスを踊ってた人ね)に遭遇して、これまでのことをちょっとだけおしゃべり。

あまりの偶然の多さに気味が悪くなり、ホテルへ帰っても興奮しすぎて一睡もできないまま、今日のライブ会場へ。

ライブ前、サリーがわたしたちを呼びにきてくれて、突然バックステージとトレントの楽屋へ招き入れてくれる。

神の存在を目の当たりにして、あまりの緊張に内臓をぜんぶ吐き出しそうになるわたし。

Rさんの製作したフィギュアのことを「いままでもらったどんなプレゼントよりもうれしかった、どうもありがとう」と絶賛し、とても感動されたご様子のトレントと、それ以上に感激して涙ぐんでいるRさん、そして2人のあいだで通訳をしながらも目の前の光景がいまだに信じられないわたし。

そのあと写真を撮ったりサインをいただいていると、トレントに「きみたち、おなかすいてない?」と聞かれて、楽屋で3人いっしょにケータリングの食事をいただく。

ジョーディー&ジョシュに再会したので昨日のお礼を言って、アーロン(きゃあああー、なんとバナナを食べながら登場!)とアレッサンドロにもサインをいただく。

トレントが楽屋でくつろぎながらわたしたちのお相手をしてくださって、愛犬の写真やトレントのiPodの曲リストやライブのことやおたがいの仕事のことなんかをお話しさせていただく。

そろそろ開場時間だし、おじゃまになりたくないのでもう失礼しますと言うと、トレントが「このまま外に出て列に並びなおしてもいいけど、もしよかったらステージサイドでライブを観ていってもいいよ」と提案してくださる。

トレントがブレットに言って、わたしたちに会場をどこでも自由に行き来できるパス(いちばん上の青いの)を出してくださる。

トレントといっしょに前座のライブをステージサイドから見学する(トレントは「僕は先に楽屋へ戻ってるからね」と言ってすぐ帰っちゃう)。

トレントが衣装に着替えはじめたので、そのあいだステージの裏をあちこち見学させてもらう。

NINE INCH NAILSのライブ本番、アーロンとジョシュのいるほうのステージサイドでライブを観させていただく。

ライブは究極をさらに凌ぐ完成度と盛り上がりで、後半になると1曲ごとに感極まって涙が止まらないわたし。

ライブが終わったあと、楽屋でトレントに「どうだった? たのしかった?」と聞かれても、ことばが支離滅裂になっちゃって、もどかしくてくやしくてうれしくて泣いちゃうわたしを優しくなだめてくれるトレント。

「いっしょに写真を撮ろうよ」と言われて、トレントのカメラでわたしたち3人の記念撮影をしてもらう。

ていねいに何度もお礼を申し上げてから、トレントとロブとブレットにバイバイして帰る。


…そして現在に至っているんだけど……うーん、こんなこと書いても絶対に精神を病んだ虚言癖のある可哀想な子の日記だと思われちゃうよね…。

それでもいいの。
昨日と今日のことは死んでもわすれない。
絶っ対に「神の見えざる手」が働いているとしか思えないような、背筋が寒くなるくらい恐ろしい偶然と、いろいろな人たちの親切や思いやりが積み重なって、感激で胸が破裂するほどの思い出ができました。
まるで1,000回分の人生の運をすべて使い果たしたような気持ち。

それに、トレントの圧倒的なやさしさや気遣い、そしてまばゆいばかりの笑顔には、何億回お礼を言ってもぜんぜん足りない…。
わたしがぼろぼろ涙をこぼしてたら、「泣かないで」って言いながら抱きしめてくれたよトレント。
いますぐここで死にたいってわたし本気で思った。
でも、「来年の、たぶん夏あたりに」日本に来てくれるそうなので、それまでは死ねないよ!!!!!


死ぬほど笑わせてくれてカクテルをごちそうしてくれたゆかいなジョーディー。
わたしたちをトレントに会わせるために信じられないくらいありがたい提案と配慮をしてくれたカッコいいジョシュ。
気をきかせてすべてを手配してくれたやさしいサリー。
最初から最後までわたしたちのお世話をしてくれた気さくなジョンと細やかな心遣いのブレット。
そして、めくるめく運命的な出会いをきっかけに、わたしの夢をかなえてくえた美しく才能あふれるRさん。
ほんとうにほんとうにほんとうにありがとうございました。

そして、トレント。
トレント・レズナー。
わたしたちをあれほどまでにたいせつにたいせつにしてくれて、失ってしまったことばの代わりに涙があふれて止まらなかったです、こころがつぶれるくらいうれしかったです。
どうもありがとうございました。


ライブの日記はまたあらためて書きます。
今日はもう無理。

20070918tr
コインに隠れているのはわたしの名前です。

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2007年9月18日 (火)

brekky

20070917brekky


おはよう。
今日のホノルルは快晴だよー。
お部屋に朝ごはんが届けられたので、バルコニーでいただくことにしました。
海を眺めながらごはん食べると、景色のほうにばっかり意識がいっちゃって、味とかそういうのぜんぜんどうでもよくなってることに気づいた(υ´∀`)


昨日はフライトと睡眠不足で疲れちゃってたし、ホテルのお部屋のインテリアがいまいち好きじゃないから、バルコニーからの景色しか撮ってないや。
でも、このバルコニーが最っ高に居心地いいから、みんな気ままに本を読んだり日光浴してるみたい。
なにもしなくてもしあわせ。


ロンドンも香港もフランスもハワイも、どこでもそうなんだけど、わたし外国にくると肌あれがうそみたいになおるの。
日本にいるとどうしてもあたまのなかから仕事を追い出しにくいからかなあ、たぶん。
それに、自分を知ってる人が誰もいないところですごすのって、ときどきさびしいけど、すごく自由で気持ちいいよ。


今日はちょっとお出かけします。


20070917morning_2

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2007年9月17日 (月)

the sacred night

20070916evening


ベッドでうたたねしちゃって、サンセットを見逃しちゃった!!
でも、風に吹かれながらのおひるねも気持ちよかったー。
夜になって、おなじホテルに入ってるエステに予約を入れに行ってから、かんたんなごはんを食べて今日はおしまい。
どうしよう、エステなんて生まれてはじめて。


お部屋にはiPodのDockがあって、ここでもまた自分の好きな音楽をたのしめるよ♪
香港もそうだったけど、最近はホテルの音楽環境って充実してるのね。
足がすくむような夜景を眺めながら聴く"Dead Souls"は意外にいい!!!
でも、バルコニーのフェンスがちょっと低めでね……高いところが好きなわたしでさえ後ずさりしちゃった…。


明日はなにしよっかなー( ´∀`)
おやすみなさい。


20070916night

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waiting for the sunset

20070916view


アロハ( ´∀`)♪
ホテルにチェックインして、ゆっくりお風呂に入りました。


もうすぐ夕暮れ。
ベッドに横たわって窓の外を眺めてるだけでしあわせー。
風がやわらかくてすごく気持ちいいからエアコンなんていらない。


いつまででも眺めていられるほどステキな景色だし、明後日のライブがたのしみすぎて、お買いものとかデザートとかそういうのどうでもよくなっちゃう!


20070916breeze

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2007年9月16日 (日)

on time

on time
予約してた成田エクスプレスに乗り遅れて死ぬとこだった。
飛行機には無事のっけてもらえます( ´∀`)
いってきます。

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This is the first day of my last days

ホノルルへ行ってきます。
荷づくりもほとんど終わったよー。
帰国は21日のお昼ごろね。
でも、おなじ日の午後に入れ違いで両親がサンフランシスコへ発つので、そのまま成田で見送ってこようと思っているの。




昨日、ひさしぶりにthe North Side!をパトロールしに行ったら、つい数日前にトレントが電話で答えたインタビュー記事へのリンクがあって、それを読んでみたんだけど……やっぱりホノルル公演をもってこのツアーが終了したらいったん現メンバーを解散させるらしいの。


それって6月のCROSSBEATでもサラっと言ってたし、なんとなく覚悟はしてたけど、こんなふうに近い将来の展望として語られちゃうとへこむよー。
あの5人でつくりあげるものを観られるのは、もうこれが最後になっちゃうのかなあ。


わたしでさえこんなに落ち込んでいるのに、このメンバー結成当初から何度もライブを観てきた人たちにとってはもっとショックでしょうね。
うーん、こころがヒリヒリする。
こんなに悲しいのに、あさってハッピーエンドをむかえられるのかな。




(´・ω・`)




とにかく行ってくるね。


トレントたちもビーチであそんだりするのかしら。
バーミンガムで撮ったこの「でっちあげリゾート写真」が現実になる?


20070916tr_ac
…何度見てもビーチが似合ってなくて好きよ( ´∀`)


じゃあね!


(この日記のタイトルは、NINE INCH NAILS "WISH"から)

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2007年9月15日 (土)

この世界をすべて焼き尽くしてやる

生まれてはじめて海外へライブを観に行っちゃった!!
日本に帰ってきてから気づいたんだけど、肋骨が痛い(υ´Д`)




★ NINE INCH NAILS LIVE 2007
  at Asia World-Expo, Hong Kong - 2007.09.13


NINのライブはいくらことばを尽くしても表現しきれないほど最高だったし、はじめて海外のライブを体験できたのもたのしかったけど、今回はじめてNINファンのおともだちができたのがほんとうにうれしかったの。
海外ライブのこととかぜんぜんわかんなくて、おそるおそる会場へ行ったんだけど、勇気を出して話しかけてみたら、おなじく日本からやってきたファンの人たち(わたしにとっては先輩たちね)がすごくフレンドリーな笑顔で受け入れてくれて、ほんと泣きそうになるくらい安心した…(つД`)
ここで書いてもしょうがないし、お礼はまたつぎのチャンスであらためてお伝えしようと思っているのですが、みなさんのおかげでライブが何倍もたのしいものになりました。
どうもありがとうございました。
だから待ち時間とかかなりあったけどぜんっぜん退屈しなかったし、わたしが知らなかったことやメンバーのことなんかも教えてもらって、密度の濃い時間だったよ☆
やっぱり、ファンにはアーティスト本人の人柄が反映されるのね。


nin.comのphoto blogにトレントのフィギュアがアップされたけど、あれはじつは日本のファンの方からトレントへのプレゼントなのです!
しかも売り物とかじゃないのよ、顔も衣装も手作りなの!!!!!
開場前にあれを見せてもらったときにはあまりのクオリティーの高さにファンたちが騒然となって、わたしたちも写真を撮らせてもらったの。
トレントのフィギュアを取り囲んでみんながシャッターを押す様子は、まるで記者会見のようでした(υ´∀`)


ほんとうはそれをトレントに直接手渡せればよかったんだけど、今回はMEET & GREETどころかSPIRALエントランスさえなかったので、なんとか開場前にツアーに同行しているスタッフを見つけて、それを本人に渡してもらえるよう頼んだの。
ひと安心して会場へ入って、前座のバンドの演奏が終わってセットチェンジがはじまったとき、さっきのスタッフがあのフィギュアをつくった方のところへやってきて、「トレントがウェブに写真をアップしたからね」ってわざわざ教えてくれたんだよ!?
もうわたしたちそれ聞いて悲鳴あげちゃった(゚∀゚≡゚∀゚)!!
そうやってすごくハッピーな気持ちで、ライブがはじまるのをめちゃくちゃ緊張して待っていたの。
大阪での日本ツアー最終公演から3ヶ月半しか経っていないのに、わたしにとってはその時間が3年以上に思えてた。




今回はラッキーなことに素晴らしいポジションで観ることができたから、はじまる前から「ちかいちかいちかい!!」ってはしゃいじゃった。
だって、日本公演のときでさえこんな前に来てなかったもん!
視界がクリアすぎて、ぎゃくに怖いくらい…。
この距離でトレントの姿を観てしまったら、畏れ多くて目がつぶれそう……。
ましてや、いつもフロアをガン見するジョーディーのアイビームにつかまったら蒸発しちゃいそう!って思って。
ハラハラしながら待っていたら、何度もスモークが噴射されたあと、ようやくライトが落ちた!!


最初にジョシュが上がってきたのがわかって、それだけでアドレナリンの数値が上がっちゃう。
反対側を見るとすでにジョーディーもいるし、アーロンは!?って思ってたら、今日は白いシャツに黒いネクタイという、わたしにとっては最強の殺傷能力を誇るスタイル(男性のこのカッコ好きなの!)で登場してきた☆
本日の汗ふきバンダナ、色は赤じゃなくて、白い模様の入った黒いやつでした(ネクタイに合わせたの?)。
うわああああああああーほんとにはじまるんだ!?って狂喜乱舞してると、「HYPERPOWER!」からスタート。
ジョ…ジョジョジョジョシュかっこいいいいいー!!!!!
ものすごい圧力と勢いで観客が前へ前へと押し寄せてきたけど、痛みも苦しさもまったく感じなかった。
今日はどんなことがあっても絶対に後退しないって強く誓ってたからね。
そうしてるうちに「BEGINNING OF THE END」のイントロがはじまって、ステージの奥のほうからトレントが軽やかなステップで登場してきた…!




!!!!!!!!!!






不完全な世界に君臨するひとつの完全なる生命体が、わたしの目の前でマイクを握っているのだ。






わたし絶対に瞳孔が開ききってたと思う。
だって、まるで映画館の最前列で超高解像度のライブ映像を観ているような、そんなかんじ。
トレントの存在感とオーラが尋常じゃなくて、自分の立っている場所が現実なのかさえ見失いそう…。
それくらいリアリティーがなかった。
人間って、あまりにも完璧な美やパワーを見せつけられると、それが現実に存在するってことを無意識のうちに否定したくなるんだね、やがて自分の魂を奪われそうになるのが怖いから。
ライブがはじまる前はジョシュの仕事をちゃんと見ようとか、アーロンの暴れっぷりも目に焼きつけておこうって思うんだけど、トレントが登場するともう他のメンバーに意識が向かなくなっちゃう。
それほど人間離れしたカッコよさと強さを放射してた。
しかも、そのいでたちがさっき見せてもらったフィギュアにそっくりすぎてやばい!!
ちなみにヒゲはきれいに剃られていました。




セットリストぜんっぜん覚えてないけど、3曲めは「TERRIBLE LIE」だったような気がする。
窮屈すぎて腕を上げるのもやっとだったけど、いっしょうけんめい腕を突き上げたよ!
はじまってしばらくしてからだね、アーロンを観察する余裕ができたのは。
この人はほんっとに、手抜きというものをしないから素晴らしいよね(つ∀`)
そこまで本気出して全力疾走しなくてもって思うくらい、ステージをものすごい勢いで走り回る。
あんな不安定な姿勢のまま進行方向をちゃんと見ないで突っ走ってたら、どっかにぶつかったり足を滑らせたりしそうなものだけど、しないのよそれが(今日は)!!
そして例の、「カステラ1番、電話は2番、3時のおやつは文明堂」みたいな、片足を高く上げるダンス?をしながら、トレント以外のメンバーをなぎ倒しかねない勢いとテンションで炸裂していました。
アーロン先生ステキすぎます(*´Д`)
すっごく暑くなってたときにアーロンがまき散らした水が雨みたいに降りかかってきて気持ちよかったあ!


ジョシュはこちらの息の根を止めるような重量のあるドラミングで、ほんとうに聴いていても観ていても惚れ惚れするね……。
とにかく桁外れにパワーはもちろん、スティックを握った腕を頭上でプロペラみたいにゆっくり回す動きとか、ドラムセットが崩壊しそうなほどの圧力で叩き出すグルーヴとか、ほんとに生身の人間なのかなあってやっぱり疑わしい。
「SURVIALISM」とかいくつかの曲で、日本公演のときには聴いたことのなかったアレンジをしてくれてたよ。
こないだ、まだちっちゃい息子さん(Hunterくん)の写真見たけど、いまどきの最新鋭サイボーグはあんなに可愛いクローンもつくれるの?


ジョーディーは観客をガン見してるか手もとを見てるかのどっちかで、黙々と弾いてた印象。
アレッサンドロはボトムの丈が微妙だなあって思った。
ごめん、この2人に関してはぜんぜん見てる余裕なくて…(υ´Д`)




わたしとしては、最近なぜかすごく好きでよくリピートして聴いてた「BURN」と「NO, YOU DON'T」をやってくれてうれしかった。
とくに「BURN」はね、"I'm gonna burn this whole world down"のところで発狂しちゃうんだよね!
もちろん「WISH」や「GAVE UP」みたいなライブ定番の曲もやっぱりたのしいよ!!
ただし、いっこ思ったのが、たとえば、ジョーディーが歌う"I never was a part of you"のあとの"Burn"ってシャウトとか、前奏や間奏でトレントが先導してはじめたコールとか、そういうのを日本公演にくらべてみんなけっこう早いうちにやめちゃうんだ。
日本だと、みんな最後の最後までおなじテンションで叫び続けてた覚えがあるんだけどなあ。
飽きちゃうのかな、それとも疲れちゃうの?
香港の人は短気っていうから★


そう、ライブは最高だったんだけど、ドキっとしたことがひとつ。
「SURVIVALISM」の演奏中、トイレットペーパーのロール(しかもほとんど使ってない大きいやつ)がステージに2コほど投げ込まれたのだ。
すっげーびっくりした……ぞっとした。
なにやってんだよ。
なんなのあれ!?
投げたやつ一体どこのどいつだよ!!!
演奏中にあんなもの投げ込むなんてすっげーあぶないじゃん、メンバーに当たったらどうすんだバーカ!!!!!
投げたやつ死ねまじで!
幸いなことに、ロールは誰にも当たらずにステージに落ちたんだけど、トレントはそれを歌の合間に観客に投げ返してた。
ドッジボールみたいにダイレクトな感じじゃなくて、ぽーんって弧を描くような投げ方だったけど、こっちはそれを見てヒヤヒヤしちゃった。
2コめはアーロンが拾って投げ返したんだけど、そっちはものすごい高度でヒラヒラした流れ星みたいに飛んでったよ。




「GAVE UP」のラスト近くのギターソロのところでは、アーロン先生が炸裂しまくりでカッコよかったー。
ガン弾きしながら器用にストラップを首から外して、曲げた左ひざの上にのっけて、指まで弦で削れんじゃないかってくらい激しく弾いてた。
最後には、ネックを乱暴につかんで振り回してたギターが宙に浮いたんだけど、落下してくるそれをつかもうとしたアーロンの手をすり抜けて(本人もあんまり本気でつかもうとはしてなくて)床に激突しちゃった★
そのね、「あ、落ちた」ってときの、あきらめの早さがカッコよかったです。


トレントはといえば、最後の断末魔みたいなシャウトとともにギターを抱えたままその場に崩れ落ちちゃって、ステージに仰向けに倒れちゃった…!
そのあとしばらく起き上がらないからちょっと怖かったよ。
足とか動いてるからだいじょうぶかなって思ったけど、スタッフが駆けつけてきてギターを受け取るまで、ゆっくりともがいてるような動作をしてたから心配したー。
日本のアーティストの国内ツアーでもこんな組み方は絶対しないっていう過酷なスケジュールをこなしてて、そのツアーも終盤に差しかかっているから、体調がとても気になってしまって。
でもだいじょうぶだったみたい。
この「GAVE UP」のラストとともに、LEDをびっしり配置したシャッターみたいなのが降りてきて、それから「ME, I'M NOT」「THE GREAT DESTROYER」「ERASER」「ONLY」の4曲はそのままで演奏したの。


わたしはこういうスクリーンやシャッターの演出を生で観たことがなかったからすごく感動した!
それに、「THE GREAT DESTROYER」は日本ではまだやってくれてなかったし、途中のブレイクの部分で、トレントが声をあげて右手を振り下ろすのと同時に堰を切ったようにあふれだすノイズがもうたまらなくて。
あたまがくらくらした。
思考とか飛ぶよ。
背景のライトも視神経を切りつけるように鋭くて、ほんとうにかっこよかったよー!
「ERASER」からは、シャッターの手前から後ろ側へとメンバーたちがポジションを変える。
BESIDE YOU IN TIMEのDVDに収録されてるのとおなじように、長い長いイントロのあいだは白くおぼろげな光が浮遊しているんだけど、トレントが歌いはじめると同時に、ギラギラした皆既日食のような黒い円のなかにトレントが浮かび上がるような演出になっているの。
中心からはじまった日食がどんどん拡大していくから、まるでトレントがそのシャッターをジリジリと焼き尽くしていくように見えた。
「ONLY」では、トレントがまるで神々しく発光しているように見えるほど真っ白なシャツを着て歌っていました。
それが幻みたいにまぶしくて、また現実感を失ってしまったくらい。




ふたたびシャッターが上がって、ライブも終盤へ。
アーロンはますますヒートアップ。
DVDで観てると暴れすぎで可愛いとか思って笑っちゃうんだけど、ライブで目の前であそこまで暴れられると圧倒されて釘づけになっちゃうね!
しかも、汗ふき用のバンダナって、ベルトに引っかけてあるものだと思い込んでいたんだけど、ボトムのお尻のポッケに乱暴に突っ込んであるのね(*´∀`)
ギターを弾いてるときのアーロン先生は火花が飛び散るほどキレがあって激しくてカッコいいんだけど、ステージのすみっこやドラムセットの陰に隠れてこっそり汗をふいている地味なアーロンもまた可愛いぜ☆
「THE HAND THAT FEEDS」だったと思うけど、ちょっとのあいだ、ギターアンプの上にちょこなんと腰かけてギター弾いてたし。
どこの妖精ちゃんかと思ったよ!
なにかの曲のときは、機材ケースのフタ?みたいなのを自分のポジションに持ってきて、自分だけ高さ10センチちょっとあるその特設ステージの上で弾いてたよねアーロン(*´∀`)
ほんと、ずーっと見ててもぜんっぜん飽きないよアーロンは。
自分の分がなくなっちゃったのか、トレント用のお水置き場からこっそり1本もらってコクコク飲んでたり(トレントが前をむいて歌ってる隙に)。


トレントのMCは、マイクのエフェクトと反響がすごいのと、わたしの英語力の限界もあり、なにをしゃべっているのかきちんとわからなかった(´;ω;`)
でも、集まってくれた香港のファンやプロモーター、そして前座をやってくれたlovesongというバンドに対して、とてもとてもていねいに、「Thank you」っていうころばをゆっくりと噛みしめるようにお礼を言っていたよ。


それにライブ中、トレントが2つほどタンバリンを投げてくれたんだけど、そのうちひとつはフィギュアをプレゼントしてくれたファンへちゃんと投げてくれたんだよ!!
そんなのステキすぎるよトレント…なんて優しい人なの(つД`)
たぶん、どこにいる人が贈り主なのか、受け取ったスタッフを通して事前に把握してたんじゃないかなって思う。
だってほんとに、きちんとピンポイントで相手を確認して、「いくよ?」って言ってるような投げ方だったから。
なんかもうね、このやりとりのエピソードでこころがものすごく満たされちゃって、自分のことじゃないのにこんなにしあわせにしてもらって、感動しきりです。




「HEAD LIKE A HOLE」で最高潮まで盛り上がったあと、ふたたび降りてきたシャッターの手前にキーボードが運び込まれて、最後は「HURT」でした。
nin.comにもそのときの写真がアップされてたけど、トレントのまわりにだけまるでキラキラした雪が舞い散るような演出だったの。
最初はあまりにロマンチックなので違和感があってびっくりしたけど、眺めているうちに夢を見ているような気持ちになって、とても美しかった。
演奏中にトイレットペーパーを投げ込むようなstupid assholeがいるような会場なので、ひどい野次や奇声が飛んできてトレントがブチキレてキーボードひっくり返して帰っちゃうんじゃないかとヒヤヒヤしてたけど、だいじょうぶでした。
ファンのみんなの大コーラスと手拍子(←日本だとあんまり聴かないよね)、そして耳をつんざくような鋭いホイッスルが最初から最後まですっごかったよ。
歌い終わったあと、トレントはもう一度お礼を言って、「おやすみ」って手を振りながら消えていきました。


日本公演ほど観客が暴れてなかったし、圧死の危険を感じることもなかったけど(クラウドサーフしてくる人も6〜7人だった)、めちゃくちゃ暑かったし、トレントが投げたペットボトルの水が空中からわたしのあたまへとドボドボ注がれて、つめたい水が背中からお尻まで伝っていって、もうびしょぬれ( ´∀`)
でも、あまりにたのしかったから終わってしばらくヘラヘラ笑いながら放心状態になっちゃった。




香港まで来てよかった…ほんとうによかったあああ!
わたし、好きなアーティストや素晴らしかったライブに順位をつけるなんてこと、普段はほとんど考えもしないんだけど、今回だけははっきりと言えるよ。
いままで観てきたなかで、ずば抜けて秀逸なライブだった。
どんなアーティストの追随も決して許さないほど、わたしにとってパーフェクトで最高なライブだった。
あのライブをもう一度体験できるなら、わたしどんなことでもするよ。
どんなことでもね。


トレントありがとう。
音楽を選んでくれてありがとう。
音楽をやめないでくれてありがとう。
どんなにことばを尽くしても追いつかないほど感謝しています。


そして、会場でなかよくしてくださったNINファンのみなさん、すてきな思い出いっぱいの1日をどうもありがとうございました。
みんなほんとうにたのしくて思いやりがあって……うれしかったです、絶対にわすれないよ!


(この日記のタイトルは、NINE INCH NAILS "BURN"から)

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2007年9月14日 (金)

ただいま

おうちに帰ってきました( ´∀`)
ホテルとくらべちゃいけないってわかっていても、自分のマンションのあまりのせまさにドン引き★




香港はほんとうにステキなところだった。
大学のときの親友とも会えてとってもたのしくすごせたし、NINのライブもめちゃくちゃいいポジションで観れたし、はじめてNINファンのおともだちもできたし、香港の街はビジュアルとして東京を完全に凌駕するくらいわたし好みだったし(だって「ブレードランナー」と「攻殻機動隊」がぐちゃぐちゃにミックスされている、どこを見てもフォトジェニックな都市!)、ほんとうに思い出ぎゅうぎゅうの素晴らしい旅になったよー!!!
でもひとつだけ、香港の建築や夜景を見たトレントが「東京よりクール!」って思っちゃわないかちょっと心配なのだ。


ちなみに、これは親友が住んでる九龍のマンション(買うと億単位のお値段になる…)から見た香港島のハーバービュー。
息をのんだよ!!


20070912hongkongisland




そうだっ!
帰ってきてからphoto blogのアーカイブ(survivalists uniteとかnin.com archive 2007)を見たら、わたしがほんのちょびっとだけ写ってる画像もあって、それも貴重なおみやげ?になりました☆
これからライブ日記書いてニヤニヤしようっと。

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bye bye hong kong

bye bye hong kong
わたしを香港に向かわせる原動力になってくれて、こころからありがとうトレント(*´∀`)
つぎはホノルルでね!

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mandarin oriental

mandarin oriental
これから空港にむかいます( ´∀`)
ホテルは、マンダリン・オリエンタル香港。
想像を超えたあらゆる上質なサービスが、あたりまえのように用意されている素晴らしいホテルでした☆
絶対また泊まりたい!!

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absolutely overwhelmed

absolutely overwhelmed
absolutely overwhelmed
absolutely overwhelmed
いままで見てきたなかで、まちがいなく圧倒的に最高のライブでした☆
明日が人生最後の日だとしても、わたしヘラヘラ笑いながら死ねる(*´∀`)
タンバリンは、会場でなかよくしてくれた新しいおともだちが見事キャッチしたもの!
あと、今回はフェスみたいなリストバンドをつけてもらったよー。

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2007年9月13日 (木)

honeymoon dessert

honeymoon dessert
honeymoon dessert
マンゴークレープとストロベリージュースで、おやつタイム。
キャットストリートで可愛いアンティークを買いました☆
こういうのだいすき(*´∀`)

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exploring

exploring
exploring
お散歩。

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good night

good night
香港で会社を経営している親友Yとその旦那さまと3人でお食事してきたよ。
高層ホテルのスカイラウンジにもつれていってもらって、きらびやかな夜景にとっても感激( ´∀`)♪
たのしすぎたからまだ眠りたくないや★
トレントたちも香港の夜をたのしんだみたいね。
Yはnin.comのブログ写真を見てそれがどこかすぐ言い当てちゃう、かっこいいー!

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2007年9月12日 (水)

asia world-expo

asia world-expo
asia world-expo
会場の下見をしてきたよ☆
目がまわるほど巨大な施設で、HALL 10の入口では会場スタッフがのんびりと設営準備にとりかかってました。
ポスターとかは見当たらなかった(´・ω・`)
でも、ショップやレストランもあるから待ち時間も退屈しなさそうね!

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going out

going out
もぐりこむと5秒で天国に行けるベッド☆
これからおでかけしてくるー( ´∀`)

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sometimes i think i could...

sometimes i think i could...
おはようミュージック。
オーディオに自分のiPodを接続すると、ベッドルームでもバスルームでも音楽がたのしめるよ♪
香港はいいお天気。

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bath time

bath time
これからお風呂に入ります☆
アメニティはすべてエルメスだよー(*´∀`)
お部屋にはお花や竹が飾ってあったり、フルーツとお茶が用意されていたり、テレビをつけると「ようこそ」ってわたしの名前が表示されたり、いろんなことがステキすぎてはしゃいでたら疲れちゃった!

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best hotel ever!!!!!

best hotel ever!!!!!
まるで夢みたいなホテルです!
感激しちゃった(つД`)

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2007年9月11日 (火)

checked in

checked in
空港の日本人スタッフに英語で話しかけられた(υ´∀`)

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いってくるね

おはよう。
ちょっと香港行ってくる☆
14日にいったん帰ってきます。


昨日の夜、荷づくりしてるときは「AND ALL THAT COULD HAVE BEEN」を観たので、今朝はCD代わりに「BESIDE YOU IN TIME」を流してるんだけど、テンション上がりすぎてみぞおちが痛い(υ´∀`)
やっぱりこっちのほうが圧倒的に好きね。


最高の夏休みになりますように!


20070911nin

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2007年9月10日 (月)

Say cheese!

さっきnin.comにアップされた、自分が写ってるわけじゃないのになぜかめちゃくちゃしあわせな気持ちになれる、このすてきな写真↓( ´∀`)


20070910nin


うわあああん、まんなかにいるCAさんになりたいよう!
あんな服がふれあうような至近距離にトレントがいたら、身の毛がよだっ……あ、まちがえた、鳥肌が立っちゃうね、感激で!!!
よーく見てみると、右のCAさんの肩にジョシュが手をまわしているじゃないのー。
見てるこっちが気を失いそう★


アーロンもちょっとだけ笑ってて可愛い。
こうやってみんなでたのしく記念撮影するときに、はしっこのほうで遠慮がちに写ってるアーロンのポジションが、なんだかとてつもなく愛おしく思えてしまうのよね(*´∀`)
みんなたのしそうでいいねいいね!
明日の韓国公演は、きっと日本から観に行ってるファンもたくさんいるんだろうなあ。




銀行で香港ドルとアメリカドルを手に入れてきたよ。
香港ドルってカラフルできれいなの、デザインもかっこいいし!
予約してあった成田エクスプレスのきっぷも受け取ったし、香港のおともだちにあげるおみやげも買ったし、うちの盆栽ちゃんも自由が丘のショップに預けてきた。
帰りにポムちゃんがいたから、長い時間をかけて「元気でいるのよ」って言い聞かせてきたの。
ただの旅行で、ずっといなくなっちゃうわけじゃないのに、なんだか急にいろいろなものが名残惜しくてさみしい。


そろそろ荷づくりにとりかかります。
「BESIDE YOU IN TIME」観ながらやろう……たぶんぜんぜんはかどらない★

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Hell On Heels.

レンタルの会員カードつくったのがうれしくて、また映画観ちゃった。


「ディパーテッド」
前半はお話の進むスピードが遅いから眠くなったけど、後半はドキドキした!
それまで丹念に描かれてきた主要人物たちが、何の情緒も名残惜しさも与えられず一瞬でパラっと殺されていくのがやたらリアルで、スコセッシのそういう情け容赦ないところ好き。
ディカプリオって童顔だからいつまでたっても高校生に見えちゃうね。


「プラダを着た悪魔」
ぜんっっっぜん期待しないで観たんだけどすっごくおもしろかったよ( ´∀`)!
これってたぶん、金魚みたいな顔した主役の女の子に感情移入すべきストーリーなんだろうけど、そっちにはちっとも共感できなかった。
だって、甘ったれたことばっか言ってるんだもの!!!!!
最終的に自分で下した決断を「しかたなかった」なんて言って平気で他人や状況のせいにする人と、わたしいっしょに仕事したくない。
恋人とうまくいかなくなっちゃうのだって、それって仕事のせいじゃなくてあなたのコミュニケーション能力が低いんじゃないのってひそかに思っちゃう。


むしろ、鬼とかサディストとか呼ばれて恐れられてるファッション誌の編集長のほうに魅了されちゃった。
メリル・ストリープって、ほんとうまいなあああああ。
あんな上司の下で仕事したい!
自分のアシスタントを業界で通用する人材に鍛え上げてるし、実力主義で部下をきちんと評価するし、自分の信念を貫き通して仕事して戦って、抜群にかっこいい上司です。




さて、わたしは今日から2週間の夏休み♪
これからお買いもの行ったり、ベランダの盆栽をお店に預けたり、荷づくりしたり、ちょっとたいへん。
がんばります。

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2007年9月 9日 (日)

ジュラルミン・フェティッシュ

新しいリモワが届いたよー( ´∀`)
32リットルのトパーズを今年の3月に買ってみたんだけど、ものすごく使いやすくて、軽いからぜんぜん疲れないし、1泊でもこれで出かけるととってもラクでよかったの。
だから、大きめのをもういっこほしいなあってずっと思ってて。


いまアメリカに行こうとすると、空港でスーツケースを預けるときに鍵をかけちゃいけないことになっているでしょ?
ハワイ行くのにTSAロック対応のスーツケースもほしかったので、ついに買いました☆
82リットルのやつ、イェイ!!!
アーロンだったら、たたんで入れて持って帰れそうね★
死ぬまでだいじに使います。
今回はユナイテッド・アローズで買ったよ。
親切でかっこいい店員さんがていねいに対応してくださいました。




それと。
ダイノジのおおちさん、エアギター世界選手権2連覇おめでとうございます(つ∀`)♪
曲は「Come Out And Play」だったんだ!?
なんかもっと明るくてキャッチーなメジャーコードの曲やるかと思ってたー、ハズレちゃった。
探してみたけど、まだ映像とかないみたい。
これからまたテレビに出てやってくれるかなあ。
来年あたりオフスプが来日したとき、ゲストでライブにも出てくれたら最高ね☆

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透明のマント

ポムちゃん先生は、もしかしたらノラねこなのだろうか。
ごはんも外でもらっているし、夜中すぎでもそこらへんをほっつき歩いてるし…。
おしゃれな首輪してるから飼いねこだと思い込んでたけど、最近ちょっと疑問がわいてきたよ。
さっきちょっとあそんできたの。
わたしが舌をチチチって鳴らしながら歩くとついてくるんだもん。




最近ぜんっぜん映画観てなかったんだけど、この週末にまとめてDVDを3本観たの。
その感想とかちょっと。


「ハンニバル・ライジング」
映像のトーン、とくに照明がほんとうにすばらしかった!!
内容はね、あんまりない。
重要な日本人女性の役はやっぱり日本人にやってほしかったなあ(コン・リーは好きだしよかったけど)、たとえば寺島しのぶさんとかね。
美術も日本っていうよりむしろ中国になってて、うーんちょっと。
あと、どうでもいいけど、主演のギャスパー・ウリエルって俳優(レクター役ね)が、ライブのとき髪を後ろできつく結んでる遠藤に見えてしょうがなかった(υ´∀`)


「ブラック・ダリア」
なにがやりたいのかまったくわかんない。
つきあってられなくて、とちゅうで観るのやめちゃったよ。
この監督のつくるものってどうも好きになれない。


「クラッシュ」
クローネンバーグ監督のやつじゃなくて、マット・ディロンやドン・チードルやサンドラ・ブロックが出演してるほう。
胸が張り裂けそうになるほどの傑作でした。


ちいさな誤解やすれちがい、そしてときには善意や“正しいと思ってしたこと”までもが、いろいろな人を傷つけては差別や偏見を生み、憎悪を繁殖させ、悲痛な螺旋を描いていくの。
不幸になりたい人なんかいないはずなのにね、みんなこころを張りつめて必死に生きているのに、どうしてこうなっちゃうんだろう。
そういうリアルな現代の人間関係が、そっと指をふれるのもためらわれるほど繊細かつ緻密に描かれています。


絡み合いぶつかり合う人間たちが痛々しくも愛おしくもあり、身もこころも残酷に軋ませるクラッシュ(衝突)があちこちに散りばめられたストーリーに釘づけになりました。
演出も脚本も秀逸だし、キャストの演技もレベル高かった。
映画を観ていてこんなにヒリヒリした気持ちになったのはひさしぶりです。
何度も泣いちゃった。
でも、影のむこうには、やがてかすかな光も見えたよ。


日本だけじゃなく、アメリカも疲れているんだね。

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2007年9月 7日 (金)

キラーフェイス

今朝、栄のホテルで目が覚めて、まっさきにケータイでnin.comをチェックしにいったら、




きゃああああああああああー!!!!!


アーロン!!!!!




ベッドの上で笑い転げちゃった(*´∀`)
アーロンの無防備すぎる寝顔…か、可愛い!!
イスラエルから中国への機内でロブとトレントに撮られちゃったみたい。
しかも、アーカイブを見たら3コマまんがみたいになってるの。


20070907aaron1
お客さま?(見事な出オチ)


20070907aaron2
オーラスイッチ…切。


20070907aaron3
救命胴衣は非常時以外ふくらませないでください。


お口あいてるよアーロン…。
かわゆいなあ、あの口のなかに指入れたい。
くちびるも乾いてるっぽいからリップクリーム塗ってあげたい!
朝からしあわせな気分にしてくれてありがとうアーロン。
しかも、機内用の枕が大きすぎちゃってライフジャケットに見えて笑える★
ロケンローラーのオーラまるでなし!!!
本気だしたアーロンがステージで無差別に放ちまくるオーラはすごい殺傷能力あるのになあ…。
ご存じない方のために、そのオーラスイッチさえぶっこわれるとアーロン先生はこうなります(きっかり02:17から。ゴキブリ退治しているのではありません)。


http://jp.youtube.com/watch?v=NUSIC5nl3Vg


アーロン…もしかして、ファッキン嘘つきプロモーターが電力と機材の件でトレントをあんなに怒らせた恨みを代わりに晴らしたかったのかしらとか考えると、ちょっと泣ける(´;ω;`)


イスラエル公演、無事に終わったみたいでよかったね。
北京のフェスではアーロンが暴れすぎて中国の警察に取り押さえられたりしませんように……いや、まじで。




今日の名古屋は快晴で、新幹線も20〜30分遅れで走ってるし、お昼ごろちゃんと帰れました。
それでね、のぞみのなかでもずっとNINを聴いてたんだけど、たしか新富士駅のあたりに王子特殊紙の巨大な工場があるんだよね。
そこには、濃厚な白い煙をもくもくと吐き出す煙突がいくつも立ってたり、まるで人間の血管や臓器を思わせる黒い鋼鉄の配管やタンクみたいなのがぎっしり密集してたりして(「エイリアン」のノストロモ号みたい!)、わたしにとっては夢のようなサイバーパンクの世界が目の前に繰り広げられるわけ!!!
ハァハァ…すてき(*´Д`)


それにプラスして、今日はその工場の彼方にわきあがっている魔物のようなどす黒い雲を突き抜けて、雪のない不気味で荘厳な富士山がそびえ立っていたのだ!
これだけでも息を飲むような光景なのに、そこへ「JUST LIKE YOU IMAGINED」が流れてきた日には……


しびれて泣きそうになりました(゚∀゚)


あの1〜2分間の光景は、それだけでもう映画みたいだった。
たとえストーリーなんかなくてもね。




会社に行く前にいったんおうちに帰ってきたら、ベランダの盆栽が倒れてた……けしからん!
こらーーー!!
カツオーーーーー!!!!!
でも、葉っぱとか枝にケガはしてなかった(つД`)
五色ぶどうのつるが絡まりあってて、こでまりの枝がどんぐりの葉っぱに引っかかってたくらいの軽傷でした。
よかったー。
帰りの新幹線から多摩川の地獄絵図を見ちゃって、すっごい心配してたの。
ポムちゃん先生も元気にごはんをもらってたし、うちの近所はほとんど被害なかったみたい。
みんなも無事?


20070906sakae
名古屋のみなさんお世話になりました。




★おしらせ★
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なお、トラックバックに関しては、これまでとおなじく反映をいったん保留させていただき、管理者が承認したもののみ反映させていただきます。
どうぞよろしくお願いします( ´∀`)

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nightlife in nagoya

nightlife in nagoya
今夜は名古屋にお泊まり☆
台風のおかげで最高にたのしい夜になったよ( ´∀`)♪
おなかもこころもいっぱい。
おやすみなさい。

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2007年9月 6日 (木)

フィートウめ

フィートウめ
やってくれるじゃないの(つД`)

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ばいばい

ばいばい
名古屋ありがとう☆

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LOVE IS STEREO

LOVE IS STEREO
台風がくる前におうち帰れるかなー(υ´∀`)

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ギヴィトゥミベイビー♪

ハガキ届いたよー遠藤。
相変わらず元気よく活動するね、ENDSは。
雑誌にのってくれるよりも、テレビに出てくれるよりも、そしてわたしにとってはアルバムをリリースしてくれよりも、ライブやってくれるのがいちばんうれしい!!
アルバムはアルバムですごくたのしみだけどね。
ミュージシャンとしてもっとも基本的でストレートかつ強力なことを、決して特別なことやレアなこととしてじゃなく、レギュラーな活動としてやっているのがすごくかっこいい。




ところで、おとといHMVに行ったら、BOOWYのベストアルバムと吉井のニューアルバムが、ニューリリースのコーナーでなかよくならんでプロモーションされていました。
吉井のはもうHMVのオンラインストアで予約してあったの。
でも、ちゃんと発売日に配達にきてくれたのに、昨日は留守にしてて受け取れなくて、今日も朝から出かけちゃうから、聴けるのは金曜日になっちゃう★
早く聴きたいわ( ´∀`)
オフィシャルサイトに試聴ボタンあるけど押さないでがまん。


おまけのDVDもちゃんと観るよ、っていうか、今回はおまけDVDから先に観る!
ジョシュ映ってるかなあジョシュ(*´∀`)
あと、アルバム発売告知CMに登場してたリスの映像も20分くらい入ってるとうれしいよ!!!
今回もジャケットのイラストがとびっきりいいなあ☆
「39108」のときもジャケットは可愛かったけど、中身のブックレットの写真はちょっとやる気あんの?って思ったんだった。




あと、もいっこ、うれしいニュースちゃん♪
フィンランドで開催されるエアギター世界選手権に、日本からはあのダイノジのおおちさんが出場なさるそうなんだけど、今回はJETの曲じゃなくて…なんと!


THE OFFSPRINGをやるんだってーきゃあああああー!!!


でも…なんで(υ´∀`)?
なんでよりによってオフスプ?
どの曲やるの?
「Are You Gonna Be My Girl」みたいにキャッチー&劇的なインパクトのあるリフの曲…?
やっぱりアハーンアハーンかなあ。
それか「Original Prankster」とか「Can't Repeat」とか「Hit That」とか、あと「Want You Bad」もいいじゃん☆
まさか「I Can't Get My Head Around You」だったら感動して泣く(´;ω;`)


大会の翌日にはニュースでやるかな?
たのしみ!!!
ぜひとも優勝してほしいです。




★おしらせ★
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どうぞよろしくお願いします( ´∀`)

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2007年9月 5日 (水)

NOW or NEVER

昨日、ハワイ行きの「出発のご案内」が宅急便で届いたよ♪
香港のはもうずいぶん前にもらっているの。
それで成田エクスプレスを予約したり、スーツケースを見てみたり、海外用ケータイのレンタル手続きをしました。


あと1週間でトレントに会える!!!(゚∀゚≡゚∀゚)!!!


ジョシュ様にも、もちろんアーロンにも♥
5月の日本公演を観てメタメタに打ちのめされてしまって以来、まだあのカタルシスを引きずって生きているわたしは、今度トレントとジョシュを観たら両手をあわせて拝んじゃいそうだ。
アーロンを観たらデレデレしちゃうしちゃう(*´∀`)




なんか3ヶ月前には予想だにしなかった方向へ進んでいってるけど、それがすごくたのしい!!
NINに最初にのめり込んだのはもう10年も前のことだけど、わたしは離れちゃってた期間がかなり長いから、いまはその空白期間を取り戻したいっていう気持ちがすごく強くあるの。
だから1回でも多くライブが観たい。
それに、わざわざ海外まで行くのはそれだけじゃなくて、あのとき観たNINのライブパフォーマンスが桁外れに凄すぎたっていう、シンプルで強力な理由もあるんだけどね。
あのステージを観られるなら香港やハワイは近い。


それに、次回のツアーにもかならずジョシュが参加するっていう保証ないじゃん。
アーロンが常軌を逸して暴れてるのも観ておきたいよ。
そんなこと言いはじめたら、わたしだって来年もちゃんと生きてるっていう保証ないからね(べつにいま病気してるわけじゃないけど)!!
この世界や人生には、取り戻せるものとそうでないものがある。




こないだお見舞いに行ったとき、おばあちゃんの認知症がわたしの予想していたより進行していて、いろいろなことをどんどんわすれていくおばあちゃんに接しながら、じわりじわりとショックを受けた。
そして、わたしがあと何十年もしておなじようになっても、最後の最後まで覚えているものってなんだろうって思った。
それはどんな記憶なんだろうって。
そして、それはたとえば今年、あるいは今月、もしかしたら今日、わたしに起こるできごとであったとしても不思議じゃないんだなって思ったの。
そうやって、まいにち思い出をつくりながら生きるのだ( ´∀`)




これ以降のツアー先では機材や電力のトラブルとかなく、現地スタッフとコミュニケーションでイヤな思いをすることもなく、あなたが最高のステージを実現することだけに集中できる環境が整っていることを祈っているよ、トレント。


20070905intherain
この写真すごく好き。

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2007年9月 3日 (月)

ILV2H8U

名古屋から生還しました(つД`)
行くときはもうほんっとに暗くて窒息しそうな気分だったけど、想像してたより仕事がスムーズに進んで、予定より2時間くらい早く終わって帰れたー。
疲れちゃった★




明日からちょっとだけゆっくりできるから、そろそろ旅行の準備しなくちゃ。


高校のときから使ってるかなり大きなスーツケースがあるんだけど、それは両親がわたしと入れちがいにアメリカへ行くとき使うらしいので、自分のためにもうひとつ新しいのを買おうと思っているの。
それにステンシルでスプレーペイントをしてみたいんだよね。
あの、アルファベットや数字をくり抜いてあるボードをあてて、そこにスプレーを吹きつけるやつ……わかる?
ライブステージとか撮影現場で、そういう機材ケースよく見かけるじゃん?
あれをやってみたいんだけど、わたしが買おうと思ってるのはシルバーのケースなのよね(´・ω・`)
ほんとは黒っぽいケースに白いスプレーっていう組み合わせがいちばんかっこいいと思うの。
うーん、シルバーじゃちょっとイメージとちがうなあ。


でも、やるとしたらなんて書こう!?
それ考えてなかった(υ´∀`)




スーツケースとはべつに、スタジオとか倉庫でよく見かけるあの使い込まれた機材ケース…1コほしい!!!

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Nagoya

Nagoya
26 minutes on my way to hell.

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2007年9月 2日 (日)

ただいま、おやすみ

20070902sky


東京ちょっと肌寒いねー。
でもやっぱりここに帰ってくると落ち着く( ´∀`)
1泊2日だったけど、おばあちゃんにごはんつくってあげたり、お墓参りに行ってきたり、城下町をのんびりお散歩したり、みんなでおやつを食べたり、いろいろとたのしかったよ!
だけど、よそのおうちにお泊まりするとなかなか眠れないから、ちょっと睡眠不足★


20070902trees
くぬぎの実がなってるの、見える?


nin.comのまねっこして、ケータイで撮った写真をブログにのせながら旅してたけど、それがけっこうたのしかった。
わたしのブログって普段あんまり写真ないからちょっと地味ねっていつも思っていたの(υ´∀`)
旅はいいね、いろんなものを切り取って記憶に貼りつけておきたくなる。


ねる。
おやすみ。

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どうぶつえん

どうぶつえん
アライグマがのびのびと…のびてた。
もうすぐ東京に帰ります☆

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おさんぽ

おさんぽ
みんみんゼミもつくつくぼうしもまだ元気☆
真夏を取り戻した気分になった(υ´∀`)

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まだ深い夏の底

まだ深い夏の底
やっぱりまだまだ暑かった★
お墓参りにつれてってくれたタクシーの運転手のおじちゃんが、讃岐うどんやお遍路さんのこといろいろ話してくれてたのしかったー( ´∀`)

これから帰ってお昼ごはんつくるよ!

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お気に入り

お気に入り
このパンダだいすき。
いまからお墓参りに行ってきます。
すごく暑いのに、もうセミいないよ(つД`)

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2007年9月 1日 (土)

つきました

つきました
駅のすぐちかくにある美術館。
おなかすいちゃった。
いまはアートよりごはん。

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もうすぐ

もうすぐ
リアル「ブレードランナー」な工業地帯に萌え(*´∀`)

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いってきます

20070901brekky


おはよう。
今日はおばあちゃんのお見舞いに行ってきます。
雨にならないといいなあ。


9月はじまったね。
おとといあたりからきゅうに涼しくなっちゃって、夜になるとリンリン虫の鳴き声が聴こえるようになって、しょんぼりせつない(´・ω・`)
夏が沈んでいくときのこの気持ちってなに?
夢見てたのに手がとどかなかったような、間に合わなかったことがたくさんあるような、手遅れの気分。
ほかの季節が終わるときにはこんなふうにならないのに。


最近、仕事のことで落ちこむことが多いから、この週末でちょっと気分転換できたらいいなあ。
夏はまだ残ってるかな?
いってきます。

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