岡山放送局

2008年9月15日 10時9分更新

「らんちゅう」の品評会


大型の金魚「らんちゅう」の色や形を競う品評会が14日、岡山市で開かれました。

これは、県内の「らんちゅう」の愛好家でつくるグループが毎年開いているもので、ことしはグループのメンバーおよそ150人が、それぞれ育ててきたらんちゅうあわせておよそ500匹を出品しました。

審査はらんちゅうの生まれてからの年数に応じて3つの部門に分かれて行われ、審査員たちは尾の広がり方や、全体の形のバランス、それに色の鮮やかさをみて、大関や関脇など大相撲の番付に見立てたランクをつけていきました。

らんちゅうは、えさの種類や量、それに日光のあたり方などによって形や色づきが変わってくるということで、愛好家たちは大切に育ててきたらんちゅうがどんな評価を受けるか心配そうな面持ちで審査の様子を見守っていました。

出品したらんちゅうが上から2番目のランクの西の大関と評価された倉敷市の加藤弘志さんは「この日のために、えさや水に注意して一生懸命育ててきたので本当に嬉しいです。」と話していました。