さまざまな問題が指摘されている、後期高齢者医療制度の廃止を訴えようと、14日、宮崎市で、シンポジウムが開かれました。これは、高齢者の医療費の負担が増えるなど、さまざまな問題点が指摘されている、後期高齢者医療制度の廃止を訴えようと、県社会保障推進協議会などが初めて開いたもので、およそ300人が参加しました。このうち、講演会では、鹿児島大学の伊藤周平教授が、「このままでは、医療費が抑えられ、高齢者が必要な医療を受けられなくなる」と訴えました。(鹿児島大学・伊藤周平教授)「高齢者に早く死んでくれという制度、医療費がかかるから。こうなると高齢者としては、廃止すると同時に、政府に逆らって徹底的に長生きする」主催者は、後期高齢者医療制度の問題点を県民に広く理解してもらい、今後も制度廃止を訴えていきたいとしています。
日本の棚田百選に選ばれている、日南市酒谷の坂元棚田では、14日、地元の農家や棚田のオーナーなど、およそ30人が参加して、清掃活動が行われました。参加者たちは、石垣の間の雑草を取り除いたり、農道の草刈りをするなど、汗を流しながら、懸命に作業をしていました。あぜ道沿いには、彼岸花も咲き始め、秋の気配も感じられる坂元棚田。10月上旬には、稲刈りが始まります。
都城市では、地元の文化を再発見してもらおうと、小松原焼の展示会が、14日から始まりました。小松原焼は、およそ400年の歴史をもつ薩摩焼の流れをくむもので、会場の都城市吉尾町の蘭博物館には、器や壷など、およそ50点が展示されています。このほか、会場には、山内多門や大野重幸など、都城出身の日本画家の作品、およそ30点も展示されていて、訪れた人たちは、興味深そうに見入っていました。この展示会は、10月5日まで開かれています。
石川県で行われた、女子プロゴルフのメジャー戦、日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯で、横峯さくら選手は、14日の最終日、スコアを1つ落とし、トータル4アンダーで2位タイとなり、惜しくも優勝はなりませんでした。