TBS

コンテンツへジャンプ

番組ページにジャンプ!


ここからコンテンツです
オンエア内容
放送日:9月14日
 
 
 サイゼリヤ

サイゼリヤの理科系戦略(1) 定番メニューを徹底分析

定番メニュー、ミラノ風ドリアを囲む4人のスタッフ。

小川賢さん(製品企画コーディネーター):粘度を安定したものを出せば変わらない。

折橋暁さん(製造技術部課長):解凍しないで出せれば、ほぼゼロに近い。

ここで行なわれているのは、味の改善ではありません。さらに厨房での作業効率を高めることができないか、その方法を探しているのです。

この日のテーマは、ドリアにかかっているホワイトソース。

映像:ホワイトソース


工場から店舗まで、解凍して運ぶのが効率的か、冷凍して運ぶのが効率的かを再検討中なのです。

伊藤登さん(メニュー開発部担当部長):解凍しちゃうと(袋から)出しにくい。袋から出すときに、(ソースが)100%出きれていない!ここに3%残った、それがロスなわけですよ!

映像:伊藤さん「それがロスなわけです!」


たった3%のロスにもこだわる!細かい!

さらに、冷凍庫からの出し入れの回数についても…

内村さん:モノを出して、しまうというのは一緒なんで、そこに作業の重複が発生するんですね。それが1時間で5〜6分だとしたら、時給が1000円、780店舗で1日70000円、365日で2800万円!

何の計算をしていたのですか?

内村さん:(作業が)5分余計にかかるだけで年間2000万円以上違うという計算です。

なんと、1日たった5分のロスも見逃さない!

映像:電卓と1日たった5分のロスも見逃さない


徹底的に効率化を図るサイゼリヤでは、定番メニューでも常にチェック・改善し続けているのです。

効率、効率って言っていますが、もちろん味にもサイゼリヤ流のこだわりがありました!

そこで、正垣社長を交えて行なわれる料理の試食会に潜入!

映像:試食会に潜入!


すると、社長からこんな言葉が…

正垣社長:マズイのないの?マズイの!「美味しい」ってのは誰でも言うから!どこがマズイって言って言って!

映像:「美味しい」ってのは誰でも言うから!


正垣社長の口ぐせは「美味しいのは当たり前」。だからこそ、マズイ要素がないかを探すのだと言う。そして…

正垣社長:実験っていうのは、一番いい状態で食べない!冷めきってから食べる!

“料理が冷めた時でも美味しくなければ意味がない”というのが社長の考え。

正垣社長:お客さんの所に出るときは最高なのは出ていかないから、それで最高な料理が食べられないと!

温かいときはもちろん、冷めても美味しいものを目指す!これがサイゼリヤ流、味へのこだわり!

各店舗で、70品ものメニューを提供しているサイゼリヤ。その厨房はさぞや大忙しかと思いきや…1人だけ!?

映像:1人!?


戻る
 
 
TBSトップページサイトマップ Copyright(C) 1995-2008, Tokyo Broadcasting System, Inc. All Rights Reserved.