【怪奇大作戦】     怪奇大作戦
VC/LD/DVDといった映像アイテムの他、音盤や書籍などについての説明ページです。
映像    音盤   


番宣ハガキ
放映当時に配布された番宣用の絵はがき。
タイトルの下には「現代の怪奇に挑む“SRI”の知恵と勇気の物語」とある。
トータスの下には「あらゆる最新装置のついているSRIの誇るミニカー“トータス”」との説明が。


 
【映像ソフト】
エモ…バンダイビジュアル(エモーションレーベル)  ビーム…ビームエンタテインメント  DUP…デジタルウルトラプロジェクト


怪奇大作戦VC(V・β)エモ話数にポインタを)
 第1巻:2325話を収録。
 第2巻:12話を収録。
 第3巻:13話を収録。
 第4巻:1622話を収録。
 第5巻:2124話を収録。
 第6巻:1718話を収録。
 第7巻:10141526話を収録。
 第8巻:111920話を収録。
 全8巻。’80年代発売。定価:1〜3巻は各¥9800、4巻以降は各¥14800。
 第1巻のみ「京都篇」という副題が付いている。巻末にエモーションの告知がダラダラと収録されているものもあった。
 現在廃盤。入手困難だが、ヤフオクをチェックすると出品されていたりする。
 また、古くからやっているレンタル店だと置いてある場合も。


怪奇大作戦 京都買いますVC(V・β)エモ
 実相寺昭雄監督による第25話「京都買います」のみの単品ビデオ(名称は「シングルカット」)。
 ’80年代発売。定価:3980円。現在廃盤。入手困難


怪奇大作戦@LDエモ話数にポインタを)
 1216話を収録。
 「@」と題されていることから、2巻以降の発売も予定されていたのだろうか。結果としては未発売に終わった。
 以前は中古屋で見かけたが最近は殆ど見ない。もはやコレクターズアイテムだろう。
 ジャケット写真は、地面に埋まってゆくキングアラジン。
 ’85年5月28日発売。CLV。1枚。定価:9800円。現在廃盤。入手困難


怪奇大作戦 実相寺昭雄監督作品VCエモ
 実相寺作品4本を収録。ここにポインタを
 巻末映像特典としてウルトラQと怪奇大作戦のラッシュフィルム、それとこの当時の現存する予告フィルムとして「青い血の女」と「狂鬼人間」の2本が収録。
 ’88年8月25日発売。定価:12950円。現在廃盤。入手困難


実相寺昭雄SP
恐怖人間SP
魔界殺人SP
妖奇幻想SP
実相寺昭雄SP  恐怖人間SP  魔界殺人SP  妖奇幻想SP


怪奇大作戦 実相寺昭雄スペシャルLDエモ
 上記ビデオ「実相寺昭雄監督作品」をLD化したもの。マニアが買い求め大当たりした。
 VC版に入っていたラッシュフィルムや予告編は未収録だが、副音声トラックにはME音声が収録され、以後踏襲される。
 4ページのオールカラー解説書付き(以降のシリーズは単色刷り)。
 ’90年6月22日発売。CLV。1枚。定価:7573円(税抜き)。現在廃盤。入手困難ながらも、中古屋を回るとたまに見つかる。
 帯のコピーは「初のネガフィルムからのデジタルマザーでLD化!」。ジャケットは全4作の1シーンをイラスト化したもの。


怪奇大作戦 恐怖人間スペシャルLDエモ話数にポインタを)
 実相寺SPのヒットで全話リリースが決定したシリーズ第2弾。
 恐怖人間たちによるエピソード、13151924話を収録。
 発売から半年が過ぎた夏頃、急遽回収されてしまったいわく付きの1品。奇しくも、帯に書かれたコピーは「2度と、手に入らないかもしれない」だった。また、帯には<次回予告>とも記されているが、その類の映像は一切入っていない。内ジャケットに書かれた次回以降の予告のことか。
 ’91年1月24日発売。CLV。2枚組み。定価:9515円(税抜き)。「SRI設定詳細書」付き。現在廃盤。入手困難
 ジャケットは、他のシリーズが複数の話からのカットを織り交ぜたデザインなのに対し、これは、狂鬼人間で大村千吉氏扮する狂人が日本刀を持った有名なカットのみが模されていた。大胆かつインパクトありすぎなデザインだ。(このデザインの告知ポスターがあったという話だが…?)
 一時期都内某店ではプレミア値15万まで跳ね上がったものの、全話BOXの発売でいくらかは下がったようだ。しかし入手困難度としてはこちらの方が上か。


怪奇大作戦 魔界殺人スペシャルLDエモ話数にポインタを)
 全話シリーズ第3弾。科学犯罪を駆使したエピソード、10141618202122話を収録。
 ’91年4月25日発売。CLV。2枚組み。定価:9515円(税抜き)。「トータス設定詳細書」付き。現在廃盤。
 入手困難ながらも中古屋を回るとたまに見つかる。
 ジャケットは人喰い蛾、ダイアナ、さおりの首、トータスとメンバーたちなどが模されている。
 帯のコピーは先の恐怖人間SP同様「2度と、手に入らないかもしれない」。


怪奇大作戦 妖奇幻想スペシャルLDエモ話数にポインタを)
 全話シリーズ最終巻。妖怪変化的なエピソード、11121726話を収録。
 最終面には映像特典として「人喰い蛾」のNG版が初収録。さらに実相寺版VCに入っていたラッシュ(ウルトラQは未収録)と予告編2本がLD初収録(予告編はVCと順序が逆)。
 ’91年6月27日発売。CLV。2枚組み。定価:9515円(税抜き)。「SRI会員手帳」再録。現在廃盤。
 入手困難ながらも中古屋を回るとたまに見つかる。
 ジャケットは落武者をメインに、「あれ」、ゆきおんな、死神、牧の生首を模したイラスト。
 帯コピーは「遂に最終巻登場!貴重なフィルムも初収録!!」。尚、当初の予定タイトルは「幻想妖怪SP」だった。


怪奇大作戦 パーフェクトコレクションLD−BOXビーム
パーフェクトコレクション  待望の全話BOX。「1年間の期間限定生産商品」と言いつつも、発売直後(当日?)に回収されてしまったいわく付きの一品。どうも発売直前にNG指令が出たらしく、予約をしていても買えなかった人もいるとかいないとか。
 収録順序は1話から順番に。1枚に4話収録で、最終面はNG版「人喰い蛾」と、名場面集・カラオケなど。最終面のみ、副音声にBGM収録(カラオケ部除く)。

驚異の13大特典(と俺の意見・感想)
@全話完全オリジナルノーカット収録(これは当然でしょう。エモーション版で尻切れとなっていた「恐怖の電話」のEDが修正されているのはうれしい編集か。NG版「人喰い蛾」にもOPタイトルが付け加えられた。“特典”とは言い難し)
A豪華CGアートカートンボックス仕様(CG云々は別としても、今では当然の仕様。“仕様”であり“特典”に非ず)
Bカラーレーベル7タイプ(カラー云々は別としても、今では当然の仕様。“仕様”であり“特典”に非ず)
Cオールカラー16ページブックレット〜S.R.Iファイル〜(読みづらかったり、ちょっと物足りない感じ)
Dマルチ・オーディオ仕様(副音声にME収録)(エモーション版が既にそうなんだから、後発で劣っていたら意味ないぞ)
E遂に発掘!新番組告知3パターンを含む予告編集(「セブン最終話予告2本(無音)」と「壁抜け男」、既存の「青い血の女」と「狂鬼人間」。セブンの予告というのは、放映中の番組が終わる頃に流れる、現番組の次回予告+次番組告知のこと。セブン15秒+怪奇15秒が2種類。興味深いのはこの番宣映像に「人喰い蛾」が使用されていて、しかもケミカルメースを使う牧のカットまでも…!ギリギリまで人喰い蛾が第1話候補だった事が伺える)
F追加特典映像・新編集版・名セリフ集(木村に戦争が終わったことを告げるシーンとか、お互いにたっちんを殺したと言い合うシーンとか、統三の恨み節とか、「あれ」の独り立ち宣言とか、牧の吉野説得シーンとか。う〜ん…。)
G追加特典映像・新編集版・美女グラフィティ(さおりちゃんを始め、ダイアナ、大山伸子、美川冴子、須藤美弥子とか。う〜ん…。FG共にBGM収録の時間あわせですね。あ、最終面の副音声トラックにはBGM集が収録されていました。当時はまだサントラCDは発売されていなかったのです)
H主題歌カラオケ集(1.恐怖の町 2.暗闇のバラード 3.怪奇ソング)(いろんな話の名場面をバックに演奏される。一応歌詞を考慮した場面編集なのか、恐怖の町だったら、1コーラスがキングアラジンだったり、暗闇のバラードだったら、3コーラス目が「狂鬼人間」の美川家を襲う狂人のシーンだったり。唄入りだったらさながらPVね)
IダイレクトネガテレシネによるD−2コンポジット・デジタル・ニュー・マスター版(よくわからないけど、きれいな画で収録するのは当然だろう。“仕様”であり“特典”に非ず)
Jマニアック・シーン・チャプター(俺的には不要。各話の頭出しとBパート、それとせいぜいEDが選択出来れば十分)
K特製オリジナルテレフォン・カード(50度)封入(初回生産のみ)(個人的にトレカが付くよりはいいけども、デザインがちょっと…。尚この特典テレカは、一時期都内テレカショップに大量に安価で出回っていた)
LS.R.Iエンブレム・バッヂ封入(初回生産のみ)(どうせならSRI手帳の完全復刻が良かったと思う)

テレカ  発売前の告知では「10大特典」と書かれていて、バッヂも「グッズ」と書かれているだけで、何が付くかはわからなかった。また、NG版「人喰い蛾」の事も書かれていたが、いざ発売されたものにはその旨は書いてない(もちろん収録されているが)。
 ’95年2月21日発売。CLV。定価:42000円(税抜き)。現在廃盤。
 入手困難だが、中古屋をこまめにチェックすれば見つかったりする。高いから誰も買わ(え)ないのだ。
 帯コピーは「驚異の13大特典・全話完全オリジナルノーカット収録。禁断の特撮怪奇犯罪シリーズLD BOXここに解禁!!」。チラシのコピーは「禁断の特撮怪奇犯罪シリーズ 待望のLD BOXで登場」。

 このLD−BOX発売の際に、店頭で流すプロモーション用のビデオが作られてます。ジャケットはLDと同じデザインで、第1話「壁抜け男」と第2話「人喰い蛾」がカップリング収録。当然非売品なので、入手は困難。でもたまにヤフオクに出品されてる。



怪奇大作戦 BEST HALF BOX≪SELECTION.1≫LDビーム話数にポインタを)
 全話BOX回収後に発売された、ビーム発売によるLD第2弾。
 HALF BOXパート1として、1013141718話とNG版「人喰い蛾」を収録。
 映像特典として、新発見のノンクレジット版OP&EDが初収録と、封入特典としてジャケットと同柄のテレカ付き。
 ’97年8月21日発売。CLV。3枚組み。定価:18000円(税抜き)。入手困難。中古屋を探せ。
 チラシのコピーは「今、封印が解き放たれる!!幻の「怪奇大作戦」LD−BOXが選りすぐりの傑作セレクションとして遂に登場!!」。


怪奇大作戦 BEST HALF BOX≪SELECTION.2≫LDビーム話数にポインタを)
 全話BOX回収後に発売された、ビーム発売によるLD第3弾。
 HALF BOXパート2として、1112151622232526話とラッシュ&予告フィルムを収録。
 1でNG版を含めて11本、2で10本。全26+1話なので、6本が未収録となってしまった。内1本は欠番扱いだから、それでも5本が割愛されてしまった。
 ’97年11月21日発売。CLV。3枚組み。定価:18000円(税抜き)。入手困難。中古屋を探せ。


怪奇大作戦 ベストファイルVCビーム話数にポインタを)
 全8巻に渡って、各巻3話ずつ収録で発売された。
 第1巻:話を収録。
 第2巻:13話を収録。
 第3巻:話を収録。
 第4巻:1216話を収録。
 第5巻:101923話を収録。
 第6巻:152025話を収録。
 第7巻:111714話を収録。
 第8巻:182122話を収録。
 ’96年3月から2巻ずつ隔月で発売された。定価:各7800円(税抜き)。入手困難
 欠番の第24話となぜか第26話、さらにあれだけ収録され続けたNG版「人喰い蛾」が未収録。
 1・2巻発売時のチラシのコピーは「これが元祖X-FILEだ! ! 選りすぐりの傑作セレクション! 」と、「お待たせしました。世界の円谷プロの最高峰、幻のミステリーシリーズ、ついにビデオ化決定!!」。


怪奇大作戦DVDDUP話数にポインタを)
 Q、マン、セブン、新マンに続く「デジタルウルトラシリーズ」作品で、非ウルトラシリーズとしては初。全6巻に渡って発売。
怪奇を暴け第1巻
あれが怖いぞ第2巻
冷凍人間第3巻
死神出たぞ第4巻
ダイアナ大穴第5巻
京都に行こう第6巻
怪奇を暴け第1巻  あれが怖いぞ第2巻  冷凍人間第3巻  死神出たぞ第4巻  ダイアナ大穴第5巻  京都に行こう第6巻
 『足掛け2年、1話あたり200時間を超える修正作業を施してのデジタルリマスター化』と言うだけあって、従来のソフトよりもキレイに見える。音声も主音声はモノラル音声だが、従来よりもクリアーに。副音声にはSEなどを加工した疑似ステレオ音声が収録。欠番となった第24話「狂鬼人間」や、元々一般非公開作品だった「NG版・人喰い蛾」、番宣予告など、かつてのVC・LDで収録されていたものは残念ながら収録が見送られてしまった。
 各巻には、作品解説や次巻に映像特典として収録されるインタビュー内容が掲載されたライナーノーツが封入。第5巻には、その消息が気がかりだった小橋玲子氏からの手紙も掲載。
 映像特典として第1巻には店頭用プロモ映像が、第4巻には「青い血の女」の予告と、過去発売ソフトにも収録されていたラッシュフィルム(怪奇のみ)が、最終巻にはDVD発売記念トークショーの映像が収録。
 ディスクはカラーピクチャーレーベル仕様。各3800円(税抜き)
 第1巻:話を収録。’03年12月19日発売
 第2巻:話を収録。’03年12月19日発売
 第3巻:10111213話を収録。’04年1月9日発売
 第4巻:14151617話を収録。’04年2月27日発売
 第5巻:18192021話を収録。’04年3月26日発売
 第6巻:22232526話を収録。’04年4月23日発売
 いわゆる「初回版」やウルトラQのような店頭オマケはないが、1・2巻発売時には、同時発売の「ウルトラの揺り籠」(Q・マンのメイキングドキュメンタリー)とのリバーシブルポスターが先着プレゼントでもらえた。
 チラシのコピーは「闇をひきさく怪しい悲鳴… 怪奇を暴け。
<備考>
※第4話「恐怖の電話」のEDは尻切れのままで収録。
※第23話「呪いの壺」Bパート冒頭のノイズもそのままで収録。
※『怪奇を暴け第1巻』などはこのページで勝手に付けただけであり、実際にはこんな副題は付いていません。



 ※LDの中古プレミア値はDVD発売前のもの。現在はあまりチェックしてないのでわかりません。

 
【音盤と本】
※比較的、現在でも入手可能であろう物を紹介。当時のソノシートや雑誌などは除外してあります。

SFミステリーの世界 怪奇大作戦怪奇大作戦/ウルトラセブン

SFミステリーの世界 怪奇大作戦LPCTキングレコード話数にポインタを)
 1025話を適当にはしょったドラマと主題歌、それと挿入歌「怪奇ソング」を収録。
 ’78年10月21日発売。当時の定価は¥1800。廃盤。現在、入手困難。
 モノがモノなので、中古レコード屋よりも古おもちゃ屋(マニア・ショップ)を探した方がいいかも。
 ヤフオクなどで『「狂鬼人間」よりも貴重(珍品)』みたいなコメントが書かれてる場合があるけど、内容的にはそれほどのもんじゃないです。


怪奇大作戦/ウルトラセブンLPCTキングレコード(スターチャイルド)
 「SF特撮TV音楽全集」のシリーズ3枚目。BGMテープの殆どが散逸していたため、主題歌、挿入歌、劇中歌(死神の子守歌)、本編から抜粋のME音声、それとなんとか発見されたBGMとしてブリッジ音楽を収録。
 挿入歌は「怪奇ソング」と、放映当時から幻と言われていた「暗闇のバラード」が音盤初収録。
 ’86年発売。当時の定価は¥2300。廃盤。現在、入手困難。
 これも同上、マニア・ショップを探せ。
 尚、音源の少なさからB面は「ウルトラセブン The Finel Cut」として、既発売サントラ()の未収録BGMを収録。
 …サントラLP「ウルトラセブンT」及び「同U」の事


TSUBURAYA PRODUCTION HISTORY OF MUSICCD日本コロムビア
 俗に『円谷15枚組』と呼称されるCD−BOXセット。ウルトラシリーズやその他の円谷作品の主題歌やBGMなどがわんさと収録されていた。
 もちろんこの中に「怪奇大作戦」も含まれていたが、どの程度収録されていたかは不明。というのもこれ、買ってないんです。
 主要BGMで音源行方不明のものについては再録を行うという気の入れようだったが、どの程度行ったのかは不明。
 出る出ると言いつつもやたらと発売延期をしていたが、’92年内には発売していたと思う。
 定価は、ウルトラQの復刻台本やCDコースターなど、やたらと特典が付いて¥38000。
 初回限定なのでとっくに廃盤。現在、入手困難。
 発売後に一度だけ中古店で新古品として見かけたが、後にも先にも品物を見たのはこの時だけ。


怪奇大作戦ミュージックファイルCDVAP
 あら、こんなにBGMテープがあったのねと思わせるほど、初収録曲が盛りだくさんのCD。
 前回のLPではMEでお茶を濁した形となったが、本CDではちゃんと主題歌+BGMで構成されており、本編未使用曲なんかも入っている。挿入歌や劇中歌は今回は未収録。
 ’96年2月1日発売。¥2427(税抜き)。現在廃盤
 ’99年1月にTBSのワンダフル内でBGMが使われたのを確認!


円谷プロダクション・アーリーデイズ・クロニクルCDVAP
 またも出ました円谷作品BGM集。先の円谷15枚組同様、いろんな円谷作品の主題歌やBGMなどが収録されているが、タイトルに『アーリー』と付いてるだけあって、初期作品にしぼられています。
 「怪奇大作戦」は、主題歌や挿入歌などとBGMが数曲収録されている模様。また、劇中歌の「死神の子守唄」も収録されています。15枚組とミュージックファイル、そしてこれを持ってれば、殆どの怪奇関連楽曲が網羅できるのではないかと。
 2000年8月23日発売。¥15000(税抜き)。一応限定物なので、買う人はお早めに。でもまだ大手ショップでは店頭在庫を見かけます。自分はと言うと、今回のも買ってません。

 

ファンコレ14表紙 ファンコレ31表紙 ファンタスティックコレクション ウルトラQ&怪奇大作戦ムック朝日ソノラマ
 いわゆる「ファンコレ」。特撮ファン御用達のムック本。
 ナンバーは14(左)と31(右)の2種類がある。31は14の表紙違い再販版で、どちらも中身は両シリーズのストーリー紹介など。
 14では「狂鬼人間」のストーリーページの一部に印刷ミスがあるので、購入する場合はそれが訂正されている31をお勧めする。また、「狂鬼人間」の解説文に本編と違っている箇所が確認できる(ストーリーページ参照)。
 それぞれ’79年、’83年の発行で、当時の定価はどちらも¥950。古本屋よりもマニア・ショップを探した方がいいかも。
 副題「SFドラマのすばらしき世界」。綴じ込み付録でQと怪奇のリバーシブルピンナップ付き。


宇宙船雑誌朝日ソノラマ
 ファンコレの大元とも言える特撮ファン御用達本。満田監督による「ウルトラの星を見た男たち」と題されたエッセイ(誌上では「ドキュメンタリー・ストーリー」と明記)で怪奇大作戦の事を、しかも「狂鬼人間」の撮影話が取り上げられている。
 本誌の発売が、LD「妖奇幻想SP」発売後=「恐怖人間SP」回収後という事を考えるとなかなかに貴重だ。尤も怪奇大作戦に於ける満田監督作品はこれ1本なので、これ以外書けないだろうが。
 さらにこの号、巻頭グラビアの「アンティック・トイ・コレクション」ページに、雑誌「小学二年生」の付録として「ウルトラセブン かいじゅう え合わせ(昭和44年3月号付録)」が紹介されており、そこにはスペル星人の姿が…。
 ’92年春号、Vol.60。出版社在庫は当然無いと思うので、古本屋を探した方がいいでしょう。


サンコミ版 表紙 怪奇大作戦サンコミックス朝日ソノラマ
 放映当時、桑田次郎により「少年ブック(集英社)」に掲載されていたコミックスをまとめたもの。本来全6話なのだがページの都合上1話が割愛され、「死を呼ぶ絵(原作:殺人回路)」と「ふたつの顔の少女(原作:吸血地獄)」の原作付き2本と、桑田次郎によるオリジナルエピソード3本(下記)の合計5本を収録。
 「まぼろし殺人事件」:昏睡状態の少年の生き霊が両親を殺した犯人に復讐をする。(強いて言うと子供向けアレンジの「恐怖劇場アンバランス」?)
 「闇からの声」:人気の無くなった催眠術師崩れがペンダントに仕組んだ遠隔催眠装置で人を操る。(科学犯罪という事で一番怪奇大作戦世界に近いか)
 「死霊の家」:吸血植物に体を乗っ取られた科学者が次々と人を襲う。(「緊急指令10-4・10-10」っぽいかな?)
 ’78年発行。当時の定価は¥350。古本屋を探せ。


怪奇大作戦(全)サンワイドコミックス朝日ソノラマ
 上記のサンコミ版に、未収録作品である「蛾」を収録した完全版。
 「蛾(原作:人喰い蛾)」:牧がケミカルメースを撃つ場面があるが、放映作品と極端な差は無し。
 「死を呼ぶ絵(原作:殺人回路)」:ダイアナが出ては来るものの、放映作品とは全然別物。準備稿である市川脚本に近い。
 「ふたつの顔の少女(原作:吸血地獄)」:ニーナが幼い女の子だったり、山本(人類学研究者!)のニーナに対する感情が研究材料として見ている点など、人物設定に於ける相違点がいくつかあるものの、ストーリー展開は放映作品とほぼ同じ。
 ’85年発行。当時の定価は¥570。古本屋を探せ。


怪奇大作戦朝日ソノラマ
 復刻しました。でも中身見られない本屋で見かけたので全話収録の確認はしてません。してあるとは思うけども。
 ’99年発行と比較的新しめなので、マンガ専門店や大きめの本屋を探せばまだあるかと。てことで、ただ単に読んでみたいという人は素直にこちらを買いましょう。(今だったらば下記で紹介しているマンガショップ版を)
 ただこの手のは初版のみだとか、刷っても2版あたりで絶版パターンが多いので、欲しい人はお早めに。
 サンコミ及びサンワイドではヤバげなセリフってのは別段見受けられなかったので、そこら辺は問題ないと思います(あったとしても、サンコミの時点で直されてると思うし)。
 A5判サイズで、価格は¥1000(たぶん抜き)。表紙は桑田次郎の描き下ろしっぽい感じ。


ウルトラ怪奇ファイルムック近代映画社
 海外TVドラマ「X−FILE」がブームの頃に発行された、ある意味便乗本。とは言え、同時期にビームからベストファイルシリーズ(VC)が発売されていたので、ちょっとしたガイドがわりにはなるかも?
 気になる内容ですが、「ウルトラQ」「怪奇大作戦」「緊急指令10−4・10−10」「恐怖劇場アンバランス」といった円谷4大SFミステリードラマと、現実に起こった怪事件との比較をした本で、怪奇からは10作品程度が取り上げられているそうです。
 発売当時、パラパラの立ち読み程度で済ませていたのでその存在をすっかり忘れていましたが、持っている人に言わせるとかなりアレな感じの本だそうです。怪事件というのも、それこそSRI手帳に掲載されるような感じのものだとか…(ある意味怪奇大作戦的?)。
 ’96年発売 定価1800円(たぶん抜き)。


怪奇大作戦大全大全シリーズ双葉社
 ついに刊行!商業本としてはおそらく唯一の怪奇大作戦オンリー本であろうと思われます(これ書いてる現時点での話)。その内容は、カラーグラビアやストーリー紹介をはじめ、ちょっとしたコラムや当時のアイテム紹介、出演者や監督などの関係者インタビューなど。
 興味深い点としては、各話の台本と完成作品との相違点比較や、NG台本の紹介でしょうか。また、当時の新聞や雑誌での紹介記事なども掲載されていてなかなか面白い(SRI手帳のイラストも数点紹介)。
 出演者インタビューでは、存命する(さびしい言い方だ…)勝呂誉、松山省二(現・政路)の両氏に加え、生前の原保美氏のインタビュー記事まで掲載。さすがに全員とは言わないまでも、DVD発売発表会見やDVDインタビューに出演した佐々木功氏や、撮影が大変そうだったとの目撃証言が多々ある田口計氏などのゲスト出演者インタビューもあればいっそう良かったと思う。
 しかしこの本手放しで喜べる内容ではなく、第24話「狂鬼人間」に関するページが一切無いのだ(放映リストからも削除!)。これは現在この話が欠番・非公開扱いであると言うことからの処置だそうだが、非常に残念である(そのためか同話の脚本担当である山浦弘靖は当然、満田かずほ監督インタビューも無し)。
 監修に円谷プロがタッチしているだけに、資料など内容としては「さすが」と言えるが、もう少し寛大になってくれてもいいと思うのだが…。
 てことで第24話を加筆した改訂版を強く希望する!
 荻野友大・白石雅彦・なかの★陽 編 2001年9月18日発売 2000円(抜き)


コミック伝説マガジンマンガ雑誌実業之日本社
 旧作マンガの復刻や、描きおろし新作を掲載している雑誌。
 第7号では、番組放映当時「少年キング(少年画報社)」にて連載されていた影丸譲也版を復刻掲載。
 収録話は掲載第3話の「光る通り魔」。
 本来3エピソードで1話となるのだが、誌上ページの都合上第1回分が割愛されて後半2回分のみの掲載となった。
 2002年6月29日発売 680円(込み)
 今からの雑誌としての入手は難しいが、話自体は下で紹介している「怪奇大作戦【影丸・中城版】」で読むことが出来る。


怪奇大作戦【影丸・中城版】マンガショップシリーズマンガショップ
 放映当時、影丸譲也と中城けんたろうによって、「週刊少年キング(講談社)」に連載されていたものをまとめてコミックス化。残念ながら中城版はオリジナル原稿紛失のため、現存する印刷物からの起こしとなっている。
 収録作品は次の通り。
 「人喰い蛾(1〜4)」:NG版のような牧の研究シーンや、新田技師宅でのケミカルメース使用シーン有り。
 「恐怖の電話(1〜3)」:イントロ部はまるで「壁抜け男」。人物設定や人名も少々違っている。
 「光る通り魔(1〜3)」:人物設定がまず違う。さらに燐光人間はちゃんと人の形になる。
 「死を呼ぶ電波(1〜3)」:人物設定が少々違うが、基本的にはTV版と似た感じ。
 以上4本が影丸版。以下4本が、それを引き継ぐ形の中城版。
 「氷の死刑台(1〜3)」:少年向けアレンジで、冷凍人間岡崎の家族が登場。加勢の最後は台本に近く描かれている。
 「幻の死神(1〜3)」:現地へ向かうのは三沢となんとさおりちゃん。SRIの意外な組織力を垣間見る一編。
 「かまいたち(1〜3)」:真空切断装置も出てくるが、ホントにイタチが登場。人物設定は全然別。
 「果てしなき暴走(1〜3)」:TV版を短縮した感じ。ラストはちょっと違く、整備係が犯人のような終わり方。
 影丸・中城及び桑田によるの各コミカライズ版では三沢が主人公というのが基本設定のようだ。
 また、影丸版では野村の呼称が「ノンちゃん」だったり(「村ちゃん」という箇所も)、そのノンちゃんが関西弁でしゃべるのはなかなかに珍だ。
 2005年5月27日発売 1890円(込み)

 この他にも、池上遼一(男組、クライング・フリーマン、スパイダーマン、他)、森藤嘉宏(ミクロマン、NG版ミラーマンデザイン、他)らによって小学館の学習雑誌などにコミカライズ展開がされていた。これらの作品も何らかの形で再発行してもらいたい。


怪奇大作戦【桑田版】+学園名主マンガショップシリーズマンガショップ
 おなじみ、桑田次郎による怪奇大作戦が4度目の単行本化。収録内容は朝日ソノラマから発売されていた「怪奇大作戦(全)」及び’99年発売版と同じ。さらに「学園名主」という学園ものマンガを併録。
 2005年6月28日発売 1890円(込み)


週間アスキーパソコン雑誌アスキー
 直接は関係ないが、唐沢なをきによるパソコン関連を題材にしたパロディマンガ「電脳なをさん」にて怪奇大作戦ネタがチラホラと(牧さんはソニー信者なのだ・笑)。確認できたものを紹介。(他にもMJネタで「マイティ・マック」なんてのもあったり)
 ※牧さんはSONY信者という設定(笑)。
 2002年10月8日号掲載の第320回は「怪奇犯罪漫画」という副題で、「呪いのVHS」という「呪いの壺」のパロディ話。
 2002年9月24日発売 300円(込み)

 2005年1月25日号掲載の第433回は「全裸公開漫画」という副題で、「かまいたち」のパロディ話。作中、コマ内に書かれるタイトルも「かまいたち」とそのまんま。
 2005年1月11日発売 300円(込み)

 2005年3月22日号掲載の第440回(回数表記は「欠番」)は「科学犯罪漫画」という副題で、「真苦人間」という「狂鬼人間」のパロディ話。SRIとは「てきなクダかしてる」の略なのだ。
 2005年3月8日発売 300円(込み)

 2006年1月3日号掲載の第479回は「怪奇音楽漫画」という副題で、「恐怖のiPod」という「恐怖の電話」のパロディ話。SRIとは「っきりンパブんげんまめ」の略だ!!
 2005年12月19日発売 330円(込み)

 2006年2月28日号掲載の第486回は「忠犬無情漫画」という副題で、「青い血の犬」という「青い血の女」のパロディ話。SRIとは「ク水・体・ソフラボン」の略だ
 2006年2月14日発売 330円(込み)

 2006年6月6日号掲載の第499回は「冷凍人間漫画」という副題で、「ゲームの死刑台」という「氷の死刑台」のパロディ話。SRIとは「30すぎて性をなくした萌え」の略だ
 2006年5月22日発売 330円(込み)

 2006年9月19日号掲載の第513回は「物質電送漫画」という副題で、「電池買います」という「京都買います」のパロディ話。SRIとは「っきからきみすぎてたいよう」の略である。
 2006年9月5日発売 330円(込み)

 2006年10月24日号掲載の第518回は「社員食堂漫画」という副題で、「青い光の女」という「青い血の女」のパロディ話。SRIとは「ONYネタが続くけどあきちゃヤよ」の略である。
 2006年9月5日発売 330円(込み)

 2007年3月13日号掲載の第537回は「栄枯盛衰漫画」という副題で、「12年目の復讐」という「24年目の復讐」のパロディ話。SRIとは「かさ吊りラムちゃんい案配」の略だよ!!
 2007年2月27日発売 330円(込み)

 どうしても見たい人は単行本で。※大マジメなファンは見てはいけません(笑)。


封印作品の謎太田出版
 大学在学中に起きた酒鬼薔薇事件で、犯人が未成年だからと情報の特別扱いはおかしい、情報を公開すべきと活動をしたという著者。そんな著者が、ウルトラセブン12話を始め、怪奇大作戦24話、ノストラダムスの大予言などの封印作品の謎を追った一冊。
 クレーム元がはっきりしているセブン12話やノストラダムスと違って、いつの間にか封印されていた怪奇24話。そんな怪奇24話の封印の謎に迫った章は必読。
 安藤健二 2004年9月30日発売 1480円(抜き)







月星の子供用靴
▲当時、月星より発売されていた子供用の靴の箱。▲
定価は、これは16pなので380円。(箱の歪みは入手時既に。)
絵は影丸譲也によるもの。銃を突きつけられてるのが三沢で、下が牧か。ノム(らしき人物)は裏側にいました。


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