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”I”様へのお詫び 

”I”様

先日の記事の中で、もう二度とあなた様のことに触れない…と書いたのですが、
正式な謝罪を終えてはいませんでした。もう一度だけお許しください。
(このブログは私個人のものですが、私自身が公人であります以上は公式ブログとみなしてくださることを希望します。私のここでのすべての発言は公人・茶木ひろみによる責任あるものだと、どうかお受け取りくださいますようにお願いいたします)


私はあるところであなた様を“結婚できない男””性行為できない男”だと
発言してしまいました。そして、それこそが私の理想の男だとも。

でも先日はっきりした情報を得まして、あなた様がご結婚なさっていたことを知りました。
ですので前述の発言は私の勝手な思い込みだったようです。
訂正してお詫びいたします。

私にとりましては侮辱発言のつもりではなかったのですが、
あなた様におかれましては非常にお怒りだと受け止めております。
私の言動は人間として大変恥ずべきことでした。
本当に申し訳ありませんでした。


茶木ひろみ
[ 2009/09/11 20:34 ] 未分類 | TB(0) | CM(9)

恐怖の愛 

心のふるさと…というものがあるとすれば、私の場合は闇の恐怖だと思います。
現代ではなかなか味わうこともできないであろうものです。

真の闇。

3歳から7歳のはじめまで奄美大島諸島の中のある島で暮しました。
Dr.コトーのドラマが好きなのも、そのせいだと思います。
でもあのドラマでも味わえないものがあって、それが闇の恐怖なんです。
もちろん南の島も今は違うでしょうね。あらゆるところにライトが設置されてるでしょうから。

でも私が住んでた当時も、うちだって電灯でしたよ。
ただね事情があって、夜だけは別のところで眠らなくてはならない時期があったんです。
そこには電灯はおろか、子供たちだけだったのでランプも置かれてなかったんです。
窓があったかなかったかも全く覚えていません。とにかくそこで私は生れてはじめての真の闇というものを体験しました。

そこで感じたのは、部屋の隅に何かがいる…などという生易しいものではなく、
真黒い塊の恐ろしく強い存在が、ごおうごおう、というような音とともに私を脅しました。
まあ、子ども心にはそう感じたんです。もちろん錯覚でしょうけどね。

あれはなんだったんだろうと、この年になるまでずっと考えてきたものです。
今では少し答えらしいものも出てはいるんです。
生まれてきてから、私には全く与えられなかった父的存在、つまり男性的社会性というようなものだろうなと。
知恵がつき始めたばかりの子供がまず出会う社会というものの恐怖。
そしてそれから守ってくれる父性。
子供はその愛を得て育ち、社会と自分とのバランスをとって生きていくのではないかしら。

では父性が欠如してる子は、もしかしたら、
その恐怖そのものに引きつけられていくのではないかしら?とね。

ああ、だから私は恐怖の愛が好きなのね…。

そして私はこの生き方に結構満足してるんですよね。
父がいなくてよかったなと思っています、今ではね。
確かに私が引かれる愛って、恐怖を伴うみたいです。
平穏な愛って、それはそれでいいけれど、多分私にはあきたらないと思うから。
人にどう思われようが私は私だし、自分に正直に生きていこうと思う。


そう、恐怖の愛が好きなんです。
ロマンあふれる愛の恐怖漫画を描き続けます。
そしていつか必ず見つけます、美しい恐怖の恋人を!(おお〜)



[ 2008/09/14 15:39 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

吉岡秀隆パワー 

今日はバリバリ仕事するぞと思い、ではその前にちょっと充電をと…
Dr.コトー診療所の録画をみました。

やっぱいいなあ、吉岡氏〜。
この方なんだかいつも苦しそうな表情をなさるんですよね。

かわいさと怖さが同居したような眼からは
底なし沼のように深い深い苦悩を感じます。
何という眼をなさるのでしょう…。
そんなとき私はブルルンとしびれます。

充電できました。

[ 2008/09/13 23:33 ] 未分類 | TB(0) | CM(6)

目覚め4 

目覚め4…とは言いましても、まだ100枚程度なんですけどね。

それをまずネットで自分で発表しようかと思っていたんですが、
私が電子コミックでお世話になっている
日本出版販売株式会社の担当様が電子発売にしてくださるかもしれませんので、お言葉に甘えさせていただこうかと思っています。

何より安価にて販売されるのが、私には大変うれしいんです。

でもその場合、発売は年明けまでお待ちいただくことになると思います。
単行本の目覚め2と3がまだ電子発売の時期を迎えていないからです。
4はその時一緒に発売されると思います。

…私が描きあげられれば!ですけどね。


[ 2008/09/13 16:34 ] 未分類 | TB(0) | CM(14)

最高の恐怖は 

下段の“さらばシベリア鉄道”の記事の続きです。

そうです、私は自分の幻想怪奇漫画よりも現実のほうが怖かったんです。その頃は。
いろいろな現実がです。
社会が、家庭が、自分の疲労が…。

でも本当は、最も怖かったのは「恋」でした。
恋する相手でした。
その人は、きっと…、女性を憎んでいました。激しく憎んでいました。多分。

私は、多分…強い憎悪を向けられました。
会うたびに苦しくて苦しくて疲れていきました。
その人だけはやめておこうと思いました。

でも…
そういう意識を持った時すでに始まっているものなのかもしれませんね。


恋という悪魔的なものは。

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(自分のコメントより)

案外自分に似てるものなのかもしれない…と思うんだ。 そういう相手って。
私が弱いと相手も弱い。
私が甘ったれだと、相手も甘ったれ。
…だったんじゃないかと思う。
だからうまくいかないんだろうね…。
大人になるしかない。と自分に言ってみる。

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自分で言ってて、わかってきてる〜!
え、じゃ…最高の恐怖って……
ま…
まさか


…いや、やっぱり違う…。
相手のほうが傷ついた人だ…私より。
深いトラウマに。

でも温かさと冷たさを同時に持っていた。
だから自分が一番苦しいだろう。
自分の温かさが自分を苦しめているだろう。
冷たいだけなら楽だろうに。






[ 2008/09/12 23:04 ] 未分類 | TB(0) | CM(23)