Go to the Foreign Affairs Japan home page
HOME | アーカイブ | 購読案内 | インフォメーション 
ロシア・グルジア紛争後の米ロ・米欧関係を考える

「ヨーロッパ」の第二次東方拡大か、ロシアの勢力圏拡大か
トルコ、ウクライナ、グルジア、アルメニア、アゼルバイジャンなど、バルカン半島から黒海、南コーカサスにいたる地域の安定化が問われている。南北を不安定な中東と敵対的なロシアに囲まれているこれらの国々が、ヨーロッパ大西洋コミュニティーの南方における新たな「側壁」を形成しつつあることを認識すべきだ。現在の西バルカン地域、グルジア、ウクライナなどの黒海周辺地域は、10年前の中央ヨーロッパや東ヨーロッパよりもさらに不安定で大きな危険にさらされている・・・(ロバート・アスムス)
  
 
フォーリン・アフェアーズ日本語版9月10日発売号より
  グルジア紛争後の米ロ関係  
  ロシアとグルジアの軍事衝突の余波を考える  
  グルジア紛争を解決するには  

Special Report (9/12)
 グルジア紛争の敗者はロシア 

その他の公開論文
 ロシアとの新冷戦を回避するには (2008年1月号)
 

ロシアの帝国的野心を封じ込めよ (2007年5月号)


 
  

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 論文目録 (1999〜2008)
 
 
 国会・メディアで取り上げられ
 たフォーリン・アフェアーズ
 国会 >>メディア >>
 
 
アメリカの選択:08年大統領選 共和・マケイン氏、秘策奏功 (毎日 9/5)
次期大統領が直面する遠大な課題 リチャード・ホルブルック

「マケインは自分のことを『リアリスト』、また最近では『理想主義的なリアリスト』と呼ぶことを好むが、彼の各問題に対する立場をみると、マケインといわゆるネオコンの立場が似ていることを無視することはできない。(一方)オバマの政策の特徴は、あらゆる課題を前向きに進化させていくとしている点にある。彼は、変化し続ける新しい現実に適応できるように、古い、硬直化した政策を調整していくとし、アメリカのパワーと影響力を強化する手段としては外交が最善であると強調している。……二人の立場の違いに目を向ければ、オバマとマケインが、……『世界におけるアメリカの役割』についての二つのビジョン、そして外交に対する異なる二つの態度を示していることがわかるはずだ」・・・

アメリカは再び希望の地になれるのか ドミニク・モイジ

狂信的なテロリストがアメリカを打ち負かすことはあり得ない。だが、偉大な民主的原則を踏みにじることで、アメリカは自らを滅ぼそうとしている。すでにアメリカのイメージは自由の象徴から、抑圧の象徴に変化している。新しい世界のためにも、そして、恐れの文化を克服し、アメリカをユニークな存在としてきた希望の文化を取り戻すためにも、アメリカを再生しなければならない・・・

公開論文 アメリカのリーダーシップを刷新する B・オバマ (2007年7月号)

       新世紀の戦略的機会を生かすには J・バイデン (2002年4月号)

        なぜイラクから撤退すべきではないか J・マケイン (2008年2月号)
        自由に基づく恒久平和を J・マケイン (2007年12月号)

関連資料  米大統領選挙特集  [Campaign 2008]

 
 
「米中は戦略経済対話継続を」米財務長官が米誌に寄稿 (日経 8/6)
米中戦略経済対話の継続を ヘンリー・M・ポールソン

真に懸念すべきは、北京が重要な改革をしないかもしれないこと、そして、北京が改革の途上で重大な経済的困難に直面するかもしれないことだ。中国経済が大きなトラブルに見舞われれば、アメリカとグローバル経済の安定も脅かされる。……米中戦略経済対話は、グローバル経済の成長を維持する戦略原則から、米中関係を再定義へと向かわせた。(この対話枠組みは)両国の政策立案者に前向きなインセンティブを与え、両国関係の基盤をたんなる協調から共同運営へと進化させ、最終的には純粋なパートナーシップとして開花させていく機会を提供している・・・

関連論文 F・バーグステンが分析する中国経済の脅威と機会 (2008年6月号)

       無極秩序と米中関係 R・ハース (2008年7・8合併号)

        米中によるG2の形成を F・バーグステン (2008年7・8合併号)
 
 
なぜアメリカのキリスト教徒はユダヤ国家を支持するのか
 旧約聖書がつなぐアメリカとイスラエル
 ウォルター・ラッセル・ミード

孤立し疎外された民であり国であるユダヤ人とイスラエルを支援することが、しばしばアメリカの評判を落とし、別の問題をつくることになっても、アメリカ人は気にしない。アメリカがイスラエルの保護者、ユダヤ人の友人という役割を引き受けたのは、神が特有の運命を与えられた国という自らの地位を正当化するためでもあった。……アメリカの親イスラエル路線は、小規模なロビイストが世論の意図に反して勝ち取ったものではない。むしろこれは、専門家の懸念にもかかわらず、外交政策を形成する世論のパワーを物語っている・・・

 関連論文 イスラエル・ロビーの力はなぜ過大評価されるのか (2008年1月号)
 
 
発電部門のCO2排出量、中国が米国を抜き世界最大に (中国情報局 8/29)
原子力発電へのシフトは本当に実現するのか
 CFRブリーフィング

スリーマイルやチェルノブイリでの原発事故以降、原子力産業はこの数十年にわたって衰退してきた。だが、ここにきて流れは大きく変わり、世界各地で原子炉の建設が進められている。流れが変化した要因は数多く考えられる。例えば、途上国でのエネルギー需要の高まりや地球温暖化対策の一つとして原子力発電が脚光を浴びていることだ。だが、世界の他の地域とは違って、アメリカでの原子力発電への再評価はそれほど進んでいない・・・

 公開論文 原子力エネルギーは地球温暖化対策の切り札になるか (2007年11月号)

 関連論文 世界で見直される原子力発電の現状と課題 (2006年6月号)
 関連資料 「地球温暖化対策とエネルギー生産を両立させるには」
 
 
宗教と中国の将来 ―宗教と市民社会、経済を考える
 CFRミーティング

中国政府は宗教的儀式や宗教組織を認めず、基本的に、これらを迷信の類とみなしている。理屈上は、これらの組織のほとんどは非合法とされ、警察はこれらの組織を取り締まることになっている。しかし、1980〜1990年代の中国のほとんどの地域では、これらの新興宗教組織が実際に警察の取り締まりの対象とされることはほとんどなかった。現地の警察が民衆側についていたからだ・・・地のカルト宗教と地方当局との間で共生関係が生まれつつあり、北京の宗教に関する指令が、地方において文字通りに実施されることはほとんどない・・・ 

 
 
フォーリン・アフェアーズ英語版2008年9/10月号

How to Leave a Stable Iraq
Stephen Biddle, Michael E. O'Hanlon, and Kenneth M. Pollack
The Iraq war has become one of the most polarizing issues in American politics. Most Democrats, including Senator Barack Obama (D-Ill.), want large, early troop cuts; most Republicans, including Senator John McCain (R-Ariz.), want U.S. troops to stay until Iraq's stability is guaranteed. Years of bad news from the front have hardened these divisions along partisan lines and embittered many on both sides....
 
 

 
時事問題の分析に関する、フォーリン・アフェアーズ日本語版のウィクリー・リポートです(無料)
New

フォーリン・アフェアーズ日本語版の学生割引を開始しました >>

フォーリン・アフェアーズ日本語版合併号のお知らせ >>
求人のご案内 >>
RSSRSS提供開始のお知らせ >>
出版社の方へご案内 >>
コンドリーザ・ライス国務長官の論文はフォーリン・アフェアーズ日本語版7月10日発売号に掲載します >>
書店の方へ >>
米外交問題評議会(CFR)とフォーリン・アフェアーズについて >>
フォーリン・アフェアーズ日本語版のアフィリエイトプログラムを開始しました。 >>
 HOME | アーカイブ | 立ち読みコーナー | 購読案内 | インフォメーション | コンタクト・インフォメーション 
 Copyright by Council on Foreign Relations, Inc. & Foreign Affairs, Japan.  All rights reserved