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ネコがクロウサギ捕食/奄美野生生物保護センター写真公表
(2008 08/05 07:35)
アマミノクロウサギをくわえて運ぶノネコ=6月27日午後11時11分、宇検村赤房林道横(環境省奄美野生生物保護センター提供)
 環境省奄美野生生物保護センター(大和村)は4日、ノネコがアマミノクロウサギを捕食している場面の写真を公表した。宇検村の林道に設置したカメラで6月末に撮影した。同センターは「ノネコの捕食をとらえたのは初めて。奄美の希少種のノネコ・ノイヌ被害が裏付けられた」としている。
 クロウサギの生息状況調査を行っている同センターは4月末、宇検村の赤房林道横で幼獣のふんを確認、5月末にセンサーカメラを設置していた。
 6月27日午後11時すぎに自動撮影した写真の中に、ノネコがクロウサギの幼獣の首をかんで運んでいる様子が写っていた。7月9日、カメラ設置場所から約3メートル離れた林で、クロウサギの骨と毛皮が見つかった。
 奄美大島では近年、ノネコ・ノイヌによる希少種の被害が顕在化。同センターの調査(2006年9月−07年10月)によると、奄美市住用、瀬戸内町、宇検村のクロウサギ生息区域でノネコ・ノイヌのふん87個を確認、うち25個からクロウサギの毛や骨が見つかっている。
 鑪(たたら)雅哉・自然保護官は「ノネコ・ノイヌによる被害を減らすには、飼い主に責任感を持ってもらうしかない。モデル地域を設けてマイクロチップ装着を普及させるなど、適正飼養を推進したい」と話している。
 

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