群馬・嬬恋村の野外音楽パーティー会場付近で薬物所持の検問 ブラジル人3人を逮捕
群馬・嬬恋(つまごい)村の「レイブ」と呼ばれる野外音楽パーティーの会場付近で13日、警察は薬物所持の検問を行い、合成麻薬MDMAを所持していたとして、ブラジル人3人を逮捕した。
麻薬取締法違反の現行犯で逮捕されたのは、ブラジル国籍のシモダ・カロリーナ・サユリ容疑者(21)とクレメンテ・アラン・ケイゴ容疑者(21)、クテケン・ロドリゴ・キヨシ・アギーラ容疑者(22)の3人。
3人は、13日夜から嬬恋村で行われている「レイブ」に入場する際、MDMAを所持していたところを検問中の警察に発見された。
「レイブ」をめぐっては、8月に群馬・みなかみ町で大麻やMDMAなどを所持・使用した疑いで、未成年を含む男女13人が逮捕され、警察が取り締まりを強化しており、麻薬探知犬や100人以上の警察官が検問にあたった。
レイブ参加者は「安全なパーティーになるんじゃないかなとは思うんですけど」と話した。
近所の人は「(取り締まりは)しようがないよね。(8月にも)事件があったから」と語った。
警察は、引き続き取り締まりを強化するとしている。
(09/14 06:21)