岡山放送局

2008年9月14日 10時50分更新

お年寄りの事故増える

ことし1月から8月までの間に交通事故で亡くなった高齢者の数は、全死者数の57点7パーセントと過去10年で最も高い割合になっていて警察ではお年寄りに対して特に夜間の事故に注意するよう呼びかけています。

県警察本部のまとめによりますと、ことし1月から8月までに交通事故で亡くなった65歳以上の高齢者の数は41人と去年と同じですが、全死者数に占める割合は57点7パーセントとなっています。これは去年より5ポイント以上高く過去10年で最も高い数字になっています。

このうち「歩行中」に事故にあった人が19人と最も多く、続いて「車の運転中」が13人、「自転車の運転中」が6人となっています。とくに歩行中に亡くなった19人のうち14人は夜間に事故にあっており、いずれも車にはねられて死亡したということです。

警察では、「夜間に出歩くときは、夜光タスキや反射材を身につけ、事故に十分気を付けて欲しい」として注意を呼びかけています。