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祭りの神社乱入、鎌で切りつけ 1人死亡6人けが 石川

2008年9月14日1時47分

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写真現場となった桑島神社境内前の広場=14日午前1時、石川県白山市鶴来桑島町

写真事件現場になった桑島神社境内=14日午前1時、石川県白山市鶴来桑島町

 13日午後10時20分ごろ、石川県白山(はくさん)市鶴来桑島町の桑島神社境内で行われていた秋祭りで、男が持っていた鎌で境内にいた人を次々切りつけ、30代の男性1人が死亡、男性6人が重軽傷を負った。祭りの関係者から「包丁を振り回している男がいる。けが人もいる」との110番通報を受け、県警鶴来署は金沢市法光寺町の露天商、新井敏明容疑者(42)を殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。

 同署の調べによると、新井容疑者は境内に露店を出していたが、参集者にからかわれたと思い、いったん露店を閉めて乗ってきた軽トラックで帰宅。同10時20分ごろ、乗用車に乗りかえて境内に再び乗り付けて人をはね、持っていた鎌で次々と人を切りつけたという。

 新井容疑者は露店で子どものおもちゃを売っていた。特に抵抗もなく逮捕されたという。

 負傷者は金沢市などの病院に搬送された。済生会金沢病院には肩から出血した男性1人が救急搬送されてきた。病院によると、男性は「神社でバーベキューをしとったら、車が突っ込んできた」と話したという。現場近くの公民館にいた男性によると、桑島神社の境内では当時、十数人が飲食していたという。

 現場の神社は、金沢市のJR金沢駅の南約10キロの住宅街。

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