フィギュアスケートのアイスショー「チャンピオンズ・オン・アイス」が13日、新横浜スケートセンターで行われ、プロ、アマのスケーターが華麗な氷上の舞を演じた。
07年世界選手権女子優勝の安藤美姫(トヨタ自動車)は、今季エキシビション曲のラヴェル作曲「ボレロ」に乗り、3回のジャンプを決めるなど上々の動き。落ち着いた振り付けで大人の女性らしさを醸し出した。近年の不振からの復活を期す村主章枝(avex)はジャンプの着氷が乱れるなど細かいミスはあったが、コミカルな仕草を交ぜて盛り上げた。織田信成(関大)は3回転フリップで転倒し、スピンも軸がぶれるなど調整遅れが目立った。
06年トリノ五輪女子優勝の荒川静香(プロ)、05~06年世界王者のステファン・ランビエル(スイス)、今年の世界選手権男子銅のジョニー・ウェア(米国)らが優雅な演技で観客を魅了した。【来住哲司】
2008年9月13日