プレス機に挟まれ2人死亡 三重のトヨタ車体工場
8日午前零時20分ごろ、三重県員弁町市之原の車両組立会社「トヨタ車体」(愛知県刈谷市)いなべ工場のプレスラインで、プレス機の点検をしていた従業員の員弁町大泉、大石修平さん(22)と同県四日市市高見台、鎌倉一明さん(32)さんが突然、プレス機に頭を挟まれ、間もなく死亡した。
同社や員弁署の調べでは、プレス機にトラブルがあり、ラインを止めて2人が点検している最中に、プレス機の上型が突然落ちてきたという。実況見分をして事故原因を調べる。
事故のあったプレス機は車体の一部を作るもので、長さ約20メートル、幅約5メートル。約600トンの圧力がかかるという。
同工場は従業員約2000人、ワンボックスカーを主に生産している。大石さんは正社員で、鎌倉さんは派遣社員として今年1月から同工場で働いていた。
【共同通信】
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