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損賠訴訟:強制入院訴えた女性の上告棄却 /京都

 旧八木町(現南丹市)在住だった女性(62)が98年2月、町職員らに精神安定剤を注射されて強制的に精神病院に搬送されたとして、同市と医師、当時町長だった中川泰宏衆院議員に対し、約1200万円の損害賠償を求めた訴訟で、最高裁(近藤崇晴裁判長)は12日までに女性の上告を棄却し、原告敗訴とした大阪高裁判決が確定した。

 1審・京都地裁判決(06年11月)は「自傷他害の恐れなど緊急入院の必要があったと認められず他に適当な方法がなかったといえない」として、同市と医師に計110万円の支払いを命じたが、高裁は「保護者の同意も得られており、違法性は認められない」として原告敗訴にしていた。【熊谷豪】

毎日新聞 2008年9月13日 地方版

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