究極のスポーツカーの世界

最近、2億5300万円のタルガトップモデル「Grand Sport」を発表し再び話題になっている、ブガッティ・ヴェイロンですが、これをディーラーの車庫にバックで入庫している動画です。DSGの細やかな制御によって比較的スムーズに入庫していますね。

公道を走るF1と言えば、YAMAHA OX99-11を思い出すところですが、最近ではこのカパロT1という車が非常に衝撃的でした。この車はマクラーレンF1を設計した鬼才ゴードン・マーレーも関わって生み出された車で、何と最大横Gが3Gに達するという、まさしく公道走行可能なフォーミュラマシンだったからです。3Gという横Gは、レーシングタイヤを装着した上での数値でしょうが、それにしても、今までのスーパースポーツカーの常識からは考えられない衝撃的なコーナリング性能と言えます。

カパロ自社製のV8 3.5リッターNAエンジンは10,500rpmで575ps、トルクは9,000rpmで420Nmを発揮する超高回転型で、これほどの高回転NAエンジンが市販車に搭載された例は皆無です。それ故10,000km走行ごとにカパロ本社でオーバーホールを受けなくてはならないとのことです。車重はF1とほぼ同じの550kgに収まり、加えて250km/hで750kgという強力なダウンフォースと、フォーミュラカーそのものの堅固なカーボンモノコックと足回りが3Gのコーナリングを可能にするのです。

一見1シーターのようですが、OX99-11同様、運転席左後方にナビシートが用意されています。安全性の為、F1でも採用されている首を保護するデバイスであるHANSも搭載されています。ミッションはヒューランド製シーケンシャルで、発進のみクラッチ操作が必要で、後はパドルシフトのみの操作で済みます。値段は4500万円以上とのことで、性能を考えれば充分リーズナブルだと感じます。

コーナリング性能に加え、0-100km/hは2,5秒、0-160km/hは5秒、最高速は328km/hと、最高速を除けば、その走行性能は全てにおいて過去のスーパースポーツモデルを圧倒するカパロF1は、スポーツカーにおいて、車重を軽くすることが最も重要なことであることを世に知らしめる存在と言えるでしょう。公式サイトもありCaparo T1.comで詳しいスペックが紹介されています。

カパロ T1 主要スペック

全長/全幅/全高	4066/1990/1076mm
ホイールベース	2900mm
車両重量	550kg
フレーム	カーボン/アルミハニカムモノコック
エンジン構造	アルミ製V8DOHCドライサンプ
総排気量	3496cc
ボア×ストローク	93×64.3mm
最高出力	575ps/10500rpm
最大トルク	42.8kgm/9000rpm
トランスミッション	6速シーケンシャル
フロントブレーキ	355mmスチールロータ+6ポッドキャリパー
リアブレーキ	355mmスチールロータ+4ポッドキャリパー

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エンツォ・フェラーリを日本の公道でドライブする動画です。エンジンオン〜一般道走行〜車高リフトアップして駐車場に入り、元の場所に戻るまでが撮影されていますが、途中おそらく150km/hぐらいで飛ばしています。ウィンカーの音は他のフェラーリと同じ、フロントリフティングシステムの音が聞けるのが貴重ですね。

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ゼネラル･モータース系の会社、テレックスが1974年に開発した、当時としてはあまりにも巨大な320トン積みのダンプトラック、テレックス・タイタンの動画です。今でこそ積載量がもっと多いダンプはありますが、今は無い3軸のスタイルが、ダンプの巨大さをより強調しており、またリアビューの幅広さも特筆もので、世界で最も痺れるアピアランスを持つダンプと言えるでしょう。



全長20メートル、車重236トンとのことです。詳しいことは、英文になりますがTerex Titan - Wikipediaをご覧下さい。

歴史的OHダンプで巨大ダンプの歴史を見ることができるので、興味のある方はご覧下さい。現在3軸の巨大ダンプが無いのは、現在の技術だと2軸でも同等の積載量を確保できるので、3軸にすることはコスト的に不利でしかないからでしょうね。

スポーツカーの性能指標として、ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェのタイムが非常に注目されています。先日ダッジ・ヴァイパー SRT 10 ACRが7:22を記録、少し前にシボレー・コルベットZR-1が7:26と、アメリカ車の躍進が目覚しいところです。欧州車勢は、ポルシェカレラGTが7:28、997型ポルシェ911GT2が7:32、フェラーリ430スクーデリアが7:39というタイムですが、アメリカ車に負けていられないということで、今後は7分20秒台を目指してくるかもしれません。

日本車では、ニッサンGT-Rが7分29秒なので、サーキット走行を想定した新モデルであるGT-R スペックVもこのタイムを目標としてアタックするでしょうが、7分20秒フラットあたりを狙うとなると、例えば997型ポルシェ911GT2に採用されているような超ハイグリップタイヤを装着することになるはずです。911GT2のミシュラン・カップタイヤは、ポルシェ自身が「雨の日には危険」と明言している程で、「そこまでにタイヤを市販車に採用するのか？」という思いがあります。

ニュルのタイムアタックがここまでハイレベルになった今、超ハイパワー車に超ハイグリップタイヤでタイムを目指すより、何よりも運転する楽しさを追求した車。ポルシェでいうと、初期の2,7リッターのような、フェラーリでいうと328のような、パワーはそこそこで非常に軽量な車体を持つライトウェイトスポーツカーに回帰していってほしいと思うようになりました。

しかし、最高のスポーツカーを作ろうとすると、エンジンを小さくしても、価格を大幅に下げることはできないでしょう。そうなると、ポルシェやフェラーリを買うような人にとって「1500万〜2000万も出すのに3リッターで300ps程度」ということは、競合ライバルに対して遅れをとってしまうということで、大排気量化がここまで進んだのだと思います。ポルシェ911のリヤタイヤの幅が305になるなんて、昔ならば信じがたいことだったでしょう。本当はポルシェのエンジニア等は、2.5〜3リッター位の排気量でもっと小さい911を作りたい、と思っているかもしれません。しかしそれだとケイマンとクラスがかぶってしまいますね･･･

キダスペシャル製のエキゾーストシステムを装着したフェラーリF355のサーキットオンボード動画です。この音を聴くと、やはりF355のエキゾーストノートは絶品だと感じます。市販車のエキゾーストノートTOP3は、やはりポルシェ・カレラGT、パガーニ・ゾンダ、フェラーリF355の3台でしょうか。



しかし、意図的にカン高い音が出るようにチューニングされたエキゾーストシステムならば、他の車、例えばフェラーリF50、エンツォ・フェラーリ等は、上記3台に匹敵する素晴らしい高音を聴かせてくれるかもしれません。sferrari

shondaNSX-Rがジムカーナで華麗な走りを披露しています。NSXといえば、全日本ジムカーナ選手権で優勝したこともある車で、運動性能の高さがよく分かる動画と言えるでしょう。

超巨大ダンプが、先導車つきで一般道を走行している動画です。中盤、トレーラートラクタが写りますが、比較すると驚くべき巨大さであることが分かります。



このダンプの機種については残念ながら分かりませんでした。
この手のダンプについて、重ダンプトラック（超大型ダンプ）の豆知識に簡単な解説があったので興味のある方は読んでみて下さい。

土屋圭市氏が、先代BMW M5（E39）を豪快にドリフトさせ、絶賛しています。土屋氏の腕は勿論のこと、1800kgの車重のノーマル車がここまで美しいドリフトを決められるということが凄いですね。



現行のM5は5リッターV10で507psですが、先代は5リッターV8で400psでした。詳しいスペックはこちらで。

かなりのスピードで高速道路をかっ飛んでいますが、すり抜けの凄さ、路肩走行、パイロンをスラロームして走行できない車線に出て遅い車を抜いたりと、見せ場がたくさんある動画です。車はこれだけでは分かりませんが、Youtubeのコメントによるとポルシェ911GT3かもしれません。