2008年9月13日 7時35分更新
三重県志摩市の県立志摩病院で、医師不足を理由に今年7月から小児科の救急と入院の受け入れが休止となっている問題で12日、地元の自治会の役員などが再開を求める要望書を県に提出しました。
県立志摩病院では、今年7月からこれまで2人だった小児科の医師が1人だけになったため、小児科の救急や入院の患者を受け入れることができなくなっています。
これに対し、受け入れの再開を求める地元の自治会や市民グループの代表者7人が12日、三重県庁を訪ねました。
そして地元自治会の中西英雄会長が「特に若い母親が子育てに不安を感じているので、小児科の救急と入院、を早期に再開して欲しい」と訴え、再開を求める要望書と1万1280人分の署名を提出しました。
これを受けて、県立志摩病院を運営する三重県病院事業庁の田中正道庁長は「休止は県にとっても不本意なことです。さまざまな方法を検討して、再開に向けて医師の確保に務めていきたい」と回答しました。
三重県によりますと、県民10万人当たりの医師の数は、平成18年末の統計で小児科が10.4人で全国35位、麻酔科は2.3人で最下位の47位と多くの診療科で下位に低迷し、医師の確保が緊急の課題となっています。