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2008年9月12日(金) 19:15 |
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水島港でセアカゴケグモの駆除作業
今月に入って相次いで見つかっている毒グモの一種、セアカゴケグモの駆除作業が、倉敷市の水島港で行われました。その駆除の最中、また1匹が見つかりました。
セアカゴケグモは体長1cm程度、名前のとおり背に赤い模様があるのが特徴で、噛まれると腫れたり痙攣したりします。 駆除作業が行われたのは水島港で外国貿易を行う埠頭です。セアカゴケグモは、本来、日本には生息していない熱帯性のクモですが、水島港では今月に入って計8匹が発見・駆除されています。12日も、駆除の最中にコンテナの下から1匹が見つかり、職員が駆除しました。 水島港で初めてセアカゴケグモが発見されたのは今年の4月。以来、県の職員が定期的に付近の点検を行ってきましたが、先月末までには1匹も見つかっていませんでした。 今のところ、けが人の被害は出ていませんが、クモはフェンスを越えてすぐ隣にある会社の敷地でも見つかっていました。岡山県では点検を強化し、見つけしだい駆除して、クモの生息範囲が広がるのを防ぎたいと話しています。
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