40分違いで生まれたため一緒に学校に上がれない姉妹

新華社ロンドン(イギリス):イギリスのノーサンプトンシャー州に双子の姉妹がいる。しかし彼女達はたった40分違いで生まれたため、別学年になってしまうというのだ。姉の方は8月31日深夜に、妹の方は9月1日未明に生まれた。
イギリス「デーリー・メール」9日付の報道によると、彼女達は8月31日と9月1日に別れて生まれたため、9月1日から新学年が始まるイギリスでは、別々の学年になってしまうのだという。両親は出生登録部門に、2人とも8月31日生まれにできないかと掛け合ったが、「ダメ」といわれたそうだ。
父親は、2人が同じ学年に上がれなければ、子供をスペインの学校に入れるか、家族そろってスペインに引っ越すことを考えているという。父親の家族はスペインに住んでおり、スペインでは新学年のスタート時期がイギリスと違うからだ。
ノーサンプトンシャー州議会のスポークスマンは、「今回の件は前代未聞だ。双子が小学校に上がる年になったら、子供の利益と保護者の希望を考慮した上で結論を出したい」と話している。
【翻訳編集:JCBB(H.A)/G-SEARCH】