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2008/09/12

入院のお供にはコレだね

志ん朝の落語〈4〉粗忽奇天烈 (ちくま文庫) 志ん朝の落語〈4〉粗忽奇天烈 (ちくま文庫)
価格:¥ 998(税込)
発売日:2003-12

分厚いちくま文庫で、全部で6巻ですね。おいら、落語は好きで本もずいぶん集めたんだが、志ん朝はレパートリーが広いので楽しいわけだ。古今亭志ん朝といえば言うまでもない、名人・志ん生の息子であり、落語一家のサラブレッドなんだが、芝居も好きで、ひと頃は役者としても活躍していた。オヤジさんの志ん生は八方破れでデタラメなのが愛されたんだが、レパートリーは広い人だった。志ん生は若い頃は食えなくて講談やってた事もあるらしい。ひたすらレパートリー増やす事に専念し、腕を磨き、やっと評価されるようになった時にはもう爺さんだったが、息子はサラブレッドなので、デビューからして恵まれてました。で、世代的には立川談志あたりと同じ世代なのかね? 談志は人を馬鹿にしたようなところがあって好みが別れるんだが、志ん朝は嫌味のないキャラクターで、若旦那とか似合った。もっとも、そういう人なので舞台でも重宝される。TVでも人気者だったし、色々と目にする機会の多い落語家だったんだが、平成13年に亡くなってます。落語家としてはまだ若かったんだが、こうして全集で読んでみると、「脚本」として練りあげられていて、完成度が高いので驚きます。まぁ、せっかく入院してヒマなので、全6巻、ジックリ取り組みます。

コメント

慾望に對する動作がスローモーなるを上品と云ふ。至言ですな。

家元ビジネスはアレですが、海老名一族のナントカより好感は持てます。立川眞言流を想起させるゆゑ、これまたアレですが。

入院と知って驚いております。働きすぎでどこかの血管が切れたというわけではないんでしょうか。ともあれお見舞い申しあげます。これからはネットが重要な位置を占めるのではないでしょうか。そういう意味で、野次馬さんは必要欠くべからざる存在です。くれぐれもご自愛下さいますよう祈りあげます。

三島の図書館にCDが結構ありますよ。
http://tosyokan.city.mishima.shizuoka.jp/cgi-bin/search
モウ全部借りてあったりしてw。
エバラ焼肉のたれと馬面の王子様と立川の家元の4人でもって四天王といってたそうで。

いやあ、おぢさんの語り口により一層磨きがかかりそうで、楽しみですね。

ついでですが、岩波現代文庫の「笑いと治癒力」(ノーマン・カズンズ著)もお勧めですよ。

志ん朝さんが亡くなられて関西では三枝さんが頑張っておられます。
創作落語は面白いですよ~
ヒマって「心の洗濯」と思うな…臭い!

まさしく、St. James Infirmaryに入院されてる訳ですね。
こちらで、キャブ・キャロウェイの唄うバージョンが
観れます。
http://www.youtube.com/watch?v=DBk3jwNSteo&feature=related

しっかり休んでくださいね。

落語大好きです。

寄席の雰囲気が好きです。
お元気になられたら新宿あたりに聴きにいらっしゃいませんか?

若手でも良い人が出てくる。。かもしれません。。

入院中はメシが楽しみで仕方なくなるんですよね

食器がカチャカチャ鳴る音がしてくるとwktkが止まらない

差し入れ食べまくりの人や
消化器系の病気だとそうでもないかもですけど

>モウ全部借りてあったりしてw。
モウ全部焼いてあったりしてw。

いいチョイスでえ、ちっきしょーめッ。なめてましたが、落語本結構楽しめますね。志ん朝のシナリオは勿論、キャラ設定、演技力ピカイチですよね。一度でいいから生で見たかった。「ぎょうーけぇーでぇ。」

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