「エステは女の風俗」って本当？〜ドキドキ初エステ体験記［前編］

以前から興味はあった。

気持ちが良くて、きれいになれる。女性にとって、まさに楽園のような場所だと想像してしまう。

その名はエステティック、略してエステ。
脱毛・痩身・美肌etc……。

エステと聞くと、「高いローンを組まされる」「ボラれそう」というイメージがあり、興味はあったが踏み込めずにいた。

男性の中には、キャバクラや風俗にはまりこんで借金してでも通う人がいると聞くが、「エステは女性の風俗」と言われるほど気持ちが良いとは、どれほどなんだろう？

あるときデパートでちょっと大きな買い物をしたら、抽選だか特典だかで『エステおためし無料券』をもらった。

これはチャンス!!
お試しだから大してやってもらえないかもしれない&かなり勧誘されることは予測しながらも、券を握り締め、店に予約の電話をかける。

柳原可奈子が扮するデパートの美容部員（化粧品を売る販売員）のような高い猫なで声で「ご予約はいつになさいますか〜？　」と聞かれた。

抑えてはいるがテンションの高い声に戸惑いながらも、翌週の予約をした。

当日。
予約時間5分前に受付へ行ったらキレイなお姉さんがズラリ。ここはモーターショーの会場ですか？　コンパニオンの人みたいだ。そんな女性が3人ほど。

「お待ちしておりました、○○（記者の苗字）さま」

なんて言われると、“こちらこそ、お待たせいたしました”とでも言ってしまいそう。

緊張のあまり、目が泳いでしまう。だってどこもかしこもピッカピカ。壁も床もテーブルも、輝くように磨きこまれている。クラシックが静かに流れる店内。

まずはアンケートシートのようなものを渡され、住所氏名や、体のサイズ、どこを痩せたいか等を記入するようにとの指示を受ける。

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（記者：北苺)


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