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のはらしんのすけ儀塾大学 開校記念スペシャル対談
あの2大学長の直接対談が再び実現!
のはらしんのすけ儀塾大学 学長 : 野原しんのすけ
白梅学園大学・白梅学園短期大学 学長 : 汐見稔幸

◆ 学長再会
: しんちゃん!久しぶり〜!東大以来だねぇ。嬉しいよ。
: うーんっ、オラも先生に会いたかったゾ〜。先生すっかりエラくなって、学長になったんだってね。
: そう、昨年から白梅学園大学の学長になったんだよ。そういうしんちゃんこそ!
 今度大学の学長になったんだってね〜??
: うん、オラも学長だゾ〜!先生と一緒だね。
: 驚いたよ!しんちゃんが大学の学長に就任するとはね〜。すごいじゃない!
: いや〜それほどでも〜・・・
: のはらしんのすけ儀塾大学は、ネット上でも話題になっていましたね。学食のカレーライスまで紹介
 されてたし、、、 しんちゃんもすっかり有名人だね!
: いや〜、オラもともと有名人だけど、、、

[ 久しぶりに再会する二人の学長 ]

◆ のはらしんのすけ儀塾大学について語る
: ところで、しんちゃん、いやっ、しんのすけ学長!のはらしんのすけ儀塾大学のこと、僕もニュースで
 見たけど、なかなかしっかりとした考えで設立された立派な学校じゃない!僕は元々野原家の
 ことを取り上げて本も書いてるけど、まさか大学まで作っちゃうなんて、ちょっと一本取られた感じだな。

: オラもなんだかよくわかんないけど、大学には女子大生のおねいさんたちもたくさんいるっていうから、
 行ってみよう〜と思ったんだ。先生の大学にも女子大生のおねいさんたちがたくさんいるんでしょう?
 オラにも紹介して欲しいなぁ〜。

: それはそうだけどね、、、しんのすけ学長!今日はお互い学長就任後初めて会ったのだから、
 学長らしい話しも少しはしましょうよ!
: ほーい! じゃ、女子大生はまた後にして・・・
: のはらしんのすけ儀塾大学の建学の理念の一番目には、「家族を軸にした教育」というのが
 ありますよね?これはとっても素晴らしいところを第一にもってきましたね。
 今、日本では国をあげて教育改革に取り組んでいますが、教育の原点は家庭であり家族に
 あるものです。まずはここがしっかりしないと、学校や地域や国がいくら頑張ってもダメなんです。
 子供にとって最高の先生は親であり、最良の学校は家庭です。この国の教育を見直すうえで、
 まずは家族を基本にすることはとても重要なことです。

: 母ちゃんは便秘でイライラするといつもオラに文句言ったりするけど、父ちゃんと母ちゃんとヒマと
 シロとみんなで一緒にいるのが一番楽しいなぁ。

: テレビでもマンガでも映画でも、いつもしんちゃんはお父さん、お母さんと一緒です。
 大事な場面では、必ず親が登場します。ガミガミ言っても、最後には、子供の優しさに触れてわが
 子を見直すみさえさんは、本音でしんちゃんとつきあうことによって子育てを楽しんでいるのです。
 そこにあるのは、親子がどちらも本気になってつきあっているという姿です。それがたまたま野原家
 なりのスタイルを取っているだけなのです。子供も親も遠慮しないで、本気を出せるような関係が
 できているかどうか、それがしんちゃんと野原家から私たちが学べる最も大事なことだと思います。
: そうそう、母ちゃんのグリグリはいつも本気だからオラ困るんだ〜。
: 建学の理念の二つ目は、天才養成!これも面白いよね。
: オラはすごいぞ〜天才的だぞ〜〜
: ひょっとして、うちの子天才かしら・・・?? 
 親ならば誰もが一度や二度は感じることってありませんか?
: オラ子供だけど感じてるけど・・・
: うちの子天才!というと、単なる親バカ的に聞こえるかも知れませんが、実は心理学の世界では
 「ピグマリオン効果」といって実証されていることなんです。簡単に言うと、子供は他者が本気で信じ、
 期待すれば、それにふさわしくなろうと伸びていこうとするものだ、ということをピグマリオン効果と
 言います。要するに、親たる者は、わが子を信じよう!
 そうすればやがて子供はその期待に応えようとするようになる、と言うことです。
: なるほど、先生の説明はなかなか説得力があるゾ〜
: わが子は天才!という親は、まあ親バカなのですが、そう信じることが子供を育てていくのだという
  ことは真実なのですね。
: ふーん、、、オラじゃなくて、父ちゃん、母ちゃんが親バカというおバカなんだ〜。
: こうして、のはらしんのすけ儀塾大学の理念を見てみると、なかなか素晴らしいことを考えている
 ようですね!野原家を理想のモデルにしているというのも理解できます。これからの展開が益々
 楽しみです。同じ学長として期待してますよ!しんのすけ学長!
: オラ、女子大生のおねいさんに期待してるゾ〜

[ 対談は盛り上がる ]

◆ のはらしんのすけ儀塾大学に期待すること
: ところでしんのすけ学長は、のはらしんのすけ儀塾大学で、
 どんなことを大事にしていこうと考えていますか?
: やっぱり楽しく遊べることが一番!子供はしっかり遊ばないとダメですなぁ〜。
: さすが、しんのすけ学長!教育のツボを心得ている!やっぱり学長になると違うね。
: いやぁ〜、それほどでも〜。
: 幼稚園や保育所では、個別の目標の前に、人間としてのイキの良さ、自主性、意欲、主体性など
 を育てることを優先するようになってきたのです。これを幼稚園や保育所では「生きる力の基礎」を
 育てるといっています。そして、これらを育てるためには、遊びを大胆に取り入れ、ダイナミックな遊びの
 中で人間としての基礎を育てていくようにしています。だから、しんのすけ学長が言うように、
 遊びを積極的に取り入れていくことは、すごく大事なことなんですよ!
: そうとも言う。遊びはとっても大事なことですな。やっぱり先生いいこと言うね〜。
: なぜ遊びが大事かと言うと、遊びは子供が自ら自主的に興味をもって熱中することだからです。
 そういう子供自身の試みを親が温かく見守り、大事にしていくことで、子供の自主性や主体性が
 育っていくのです。子供の自主性や主体性を育てるには、子供の伸びようとする力を信じて、
 子供がその気になるような状況、環境をつくってやること、これが育児の原則です。
: 母ちゃん聞いたぁ?黙って見守る!これが大事なんだゾ〜。

[ 教育について語り合う ]

◆ 汐見先生、のはらしんのすけ儀塾大学の名誉教授に就任!?
: ねぇねぇ先生、やっぱり先生はすごくいいことを言う人なので、
 オラの大学の先生になってくれないかなぁ〜? 
 オラ学長だゾ〜、エライんだゾ〜、だから汐見先生を、のはらしんのすけ儀塾大学の
 名誉教授に任命するゾ!先生、名誉教授になってね!

: しんのすけ学長、ありがとう!僕がのはらしんのすけ儀塾大学の教授になれるなんて、、、
 とっても嬉しいよ!
 光栄です。しんちゃんと野原一家を研究した学者としては、最高の栄誉です。

: じゃ、そういうことで〜、汐見先生は今日からオラの大学の先生だ!
 ところで、女子大生のおねいさんは・・・?


[ 名誉教授就任を依頼 ]

クレヨンしんちゃん
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