2008年9月11日 20時10分更新
出荷の最盛期を迎えている岡山県特産の大粒のブドウ「ピオーネ」の出来栄えを競う品評会が、11日津山市で開かれました。
この品評会は、津山地域で栽培されているピオーネの品質を向上させようと開かれたもので、津山市などの農家から合わせて62点が出品されました。
審査には、農協などの担当者ら28人があたり、ブドウの房の形や粒の大きさ、それに甘さなどについて実際に食べたり器具を使って糖度を調べたりして採点し、出来栄えを審査しました。
津山農業普及指導センターによりますと、ことしは夏場に暑い日が続いた後、今月に入ってから気温が下がったため、色づきもよく甘みものって、粒の大きいブドウに仕上がっているということです。
審査の結果、最優秀賞には美咲町の妹尾照美さんのブドウが選ばれ、12日昼まで、津山市大田の農産物直売所「サンヒルズ」に展示されます。
津山地域のピオーネは現在出荷のピークを迎えていて、来月はじめころまで出荷が続きます。