2008年9月11日 20時10分更新
津山市の中学校に通う15歳の少年が、下級生の目に針のようなものを近づけて脅迫したり、顔面を殴るなどの暴行を加えたとして、暴力行為などの疑いで11日、逮捕されました。
逮捕されたのは、津山市の公立中学校に通う中学3年生の15歳の少年です。
警察によりますと、15歳の少年は先月20日、津山市内の市営住宅の敷地で同じ中学に通う中学2年生の13歳の少年に対し、顔を殴ったり、針のようなものを目に近づけて「潰しちゃろうか」などと脅したとして、「暴力行為等処罰に関する法律」違反の疑いが持たれています。
さらに先月6日には、中学校の校内で同じ少年に対して、首を掴んで押さえつけるなどの暴力を加えたとして、暴行や脅迫などの疑いがもたれています。
15歳の少年は、自転車の2人乗りを求めたところ、2年生の少年に断られたことなどから暴行を加えたということです。
警察の調べに対して少年は「やったことは間違いないが、叱ったつもりだった」と供述しているということで、警察では動機や当時の状況についてさらに調べを進めることにしています。